スマホの手ブレ補正がここまで進化…それでもDJI最新ジンバル「Osmo Mobile 8P」を使う価値はあるのか? 実際に検証してみた
執筆者: フォトグラファー/田中利幸
iPhoneと実際に撮り比べ。正直、差は思ったより小さい
ジンバルを試すうえで、まず気になったのは「歩き撮りでの映像の滑らかさに、手持ち撮影とどれくらいの差があるのか」という点です。
そこで、同じルートを歩きながら、iPhone単体とOsmo Mobile 8Pの両方で撮影し、映像を比較してみました。
撮影している最中の率直な感想は、「あれ、思ったより差がない。」でした。
iPhoneを片手に普通に歩いて撮影しただけでも、映像は十分滑らか。以前ならジンバルでしか撮れなかったようなレベルの映像が、今ではスマホだけでも簡単に撮れてしまいます。もちろん、ある程度気を使って、腕が大きく上下しないように歩くなどの対策は必要ですが、それはジンバルでも同様にある程度意識しなければいけないところです。
ただ、撮影後に2本の映像を並べて見比べると、印象は少し変わりました。細かな上下動や揺れは、やはりジンバルで撮影したほうが少なく、より滑らかな映像となっていました。手持ち撮影の階段のシーンでは、登るときの上下動を拾っています。ジンバルを使用した動画のほうが、全体的に揺れが少なく落ち着いた映像に仕上がっていました。
その差は「並べて比較して初めて分かる」レベルではありますが、それでも「スマホだけで十分」と「より完成度の高い映像」の境界線には、ジンバルの役割が感じられました。けれど、実際に使い込むほどに「このジンバルの価値は歩き撮影を滑らかにすることだけじゃない」と感じるようにもなっていきました。
この記事を書いた人
雑誌・WEB など、人物撮影から物撮りまで幅広く活躍中 。高校時代に PC にハマり、独学でプログラミングを学び簡単なゲームなどのプログラミングをしていた。 仕事での撮影や PC 作業など“効率よく快適に”をモットーに、最高に快適な環境を作るべく、機材やガジェットを日夜探し求めている 。趣味で機材・ガジェットなどの買ったものをレビューするブログ「Tanaka Blog」を運営。
Instagram:@toshiyuki_tanaka_photographer
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
この記事をシェアする
この記事のタグ
関連記事









