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「僕たちとENGENEの関係はFATE(運命)」 ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE PLUS’ IN JAPAN@さいたまスーパーアリーナ初日をレポート

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K-POP第4世代の代表格として注目を集める7人組グローバルグループ・ENHYPEN(エンハイプン)。彼らが2023年7月から行ったワールドツアー『ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE’』は大熱狂の中、幕を閉じたが、それをさらにパワーアップさせた日本公演『ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE PLUS’ IN JAPAN』が6月11日にさいたまスーパーアリーナにてスタートを切った。約3時間にわたってENGENE(エンジン:ファンの愛称)を熱狂させた、初日の様子をレポート。

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6月11日にさいたまスーパーアリーナにてスタートを切ったENHYPENの日本公演『ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE PLUS’ IN JAPAN』

オープニングを飾ったのはMV再生1億回超えの代表曲

スクリーンに「FATE」の文字が映ると、会場を埋め尽くしたENGENEからは割れんばかりの歓声が起こった。赤い封筒を持ったJAKE(ジェイク)、続いてJAY(ジェイ)、NI-KI(ニキ)が現れ、NI-KIが指を鳴らすとJUNGWON(ジョンウォン)、HEESEUNG(ヒスン)、SUNGHOON(ソンフン)、SUNOO(ソヌ)も続々とモニターに映し出される。ネイビー地にシルバーの装飾を施した皇帝風の衣装が赤い照明に映し出され、オープニングを飾ったのは「Drunk-Dazed [Japanese Ver.]」。同曲の韓国語 Ver.は、MV再生1億回を突破したENHYPENの代表曲だ。曲に続けてダンスブレイクが差し込まれ、彼らの真骨頂であるダンスの技術を見せつけると早くも会場のボルテージは最高潮に。2曲目に強烈なNI-KIのラップで始まる「Blockbuster」を披露し、最初の挨拶へ。

「久しぶりだな!」(HEESEUNG)、「会いたかったです!」(JUNGWON)と、口々に久しぶりの日本単独公演に喜びを表現すると、「みなさんの星! みなさんの希望! JAYです!」と笑いを誘うメンバーも。ついさっきまで曲の世界に没入し、怪しく幻想的なオーラで会場を圧倒していたとは思えないほど、屈託のない笑顔と等身大の姿に思わず面食らう。全身全霊でパフォーマンスしながらも、この公演を楽しもうとワクワクしていることが伝わってきた。彼らは前回の日本ツアー以降、多くの海外や韓国での公演と1度のカムバックを経験しているが、この期間にとてつもなくレベルアップしているのでは? そんな期待を感じさせるオープニングだった。

次のセクションはHEESEUNGの振り向きウインクがキリングポイントの「Let Me In(20 CUBE) [Japanese Ver.]」から幕を開けた。大人っぽいサウンドにアレンジされた「Flicker」、吐息のようなボーカルやセクシーな振り付けが人気の「FEVER」、〝彼女〟を渇望する自分を怪物になぞらえた「Still Monster」まで、葛藤を抱える少年を表現する姿が届けられる。青く凍てついた心臓が曲が進むにつれて鼓動を取り戻し、赤い血が通っていく様がスクリーンに映し出され、4曲目では鼓動を封じ込めるように鎖にとらわれてしまう。冷血な怪物であった彼らが愛を知り、情熱を取り戻しながらも、運命という鎖にしばられていく。そんなストーリーを思わせる。

6月11日にさいたまスーパーアリーナにてスタートを切ったENHYPENの日本公演『ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE PLUS’ IN JAPAN』

カジュアルな白の衣装にチェンジすると、アップテンポな「Future Perfect (Pass the MIC) [Japanese Ver.]」と「Blessed-Cursed [Japanese Ver.]」で会場の雰囲気を一変。ENGENEの掛け声も大きく響き、それに応えるようにメンバーのボーカルやダンスもより情熱的に。VCRをはさみ衣装をよりストリートなスタイルに変えると、ロック調の「Attention, please!」がスタート。「ParadoXXX Invasion」ではグルーヴィーなダンスで仲のよさを見せ、夏らしい爽やかなサウンドの「Tamed-Dashed [Japanese Ver.]」ではサイン入りのラグビーボールをHEESEUNGが蹴り上げる演出で会場を沸かせた。リラックスした笑顔でパフォーマンスする彼らからは公演を心から楽しんでいる感情が伝わり、会場との一体感も最高潮に。

6月11日にさいたまスーパーアリーナにてスタートを切ったENHYPENの日本公演『ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE PLUS’ IN JAPAN』

客席へのサインボールの代わりは“愛嬌”!?

MCでは、サインボールを受け取れなかったENGENEのために「ボールの代わりにJAYさんが愛嬌を用意したみたいです」とNI-KIに振られ、JAYとJAKEがハートポーズを披露。「ENGENE同士でこんばんは!と挨拶してみましょう!」とSUNOOが無茶振りをしたり、SUNGHOONが「ENHYPEN! ENGENE! ずっと! 一緒! 大好き!」とコール&レスポンスをしたりと会場を巻き込んでコミュニケーション。

次のユニットステージのためにJAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOOが舞台裏にはけると「日本公演のために、JAYさんがギターを特別にアレンジしたみたいです。……あっ、言っちゃった」とNI-KIが思わずネタバレ発言。続いて「次のステージの準備ができているかを確認してみましょうか?」(JUNGWON)、「みんなで歌ってみますか?」(NI-KI)の言葉で、日本オリジナルのバラード曲「BLOSSOM」を合唱することに。HEESEUNGのリードに合わせて客席が見事に歌い上げると「みなさん歌詞を全部覚えてるんですね?」と驚いた様子のJUNGWONに「もちろん!」とNI-KIが誇らしそうに答え、会場があたたかな雰囲気に包まれた。

JAYのギターイントロで「TFW(That Feeling When)」のアコースティックバージョンが始まり、制服姿に着替えたJAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOOがしっとりと歌唱。続いての「Just A Little Bit」ではHEESEUNGのロマンチックなピアノに会場はうっとり。JUNGWONとNI-KIが加わり、切ないボーカルに聞き入ってしまう。コンサートソングとして定番の「Polaroid Love」では、メンバーが客席に降りるうれしいサプライズが! ENGENEとハイタッチしながら一緒に「Polaroid Love」を歌う時間は何よりのプレゼントになったはず。

日本オリジナル曲の「Forget Me Not」を爽やかに歌い上げたら、「ポケットモンスター」の音楽プロジェクトソング「One and Only」をスペシャルゲストのピカチュウと一緒に披露。冒頭で「ENGENE、君に決めた!」とさとしポーズを決め、最後に「100万ボルト!」と叫んで笑いを誘うなど、公演を通してJAYが日本語で活躍する場面が多く、忙しい合間を縫って日本語を勉強してくれていることに日本ENGENEへの愛情を感じた。そしてJAKEが作詞に参加した「SHOUT OUT」へと続き、リアルな感情をぶつけるようなボーカルに胸を打たれる。一緒に声をあげるENGENEを大切そうに、感慨深そうに見つめるメンバーが印象的だった。

ここで、各日1人のメンバーが自分が準備したステージを見せる特別コーナーへ。6月11日公演では韓国でも流行した冨岡愛の人気曲「グッバイバイ」をSUNOOがカバー。「片思いについて歌っている曲ですが、僕がENGENEに片思いしているという意味で準備しました」と語ると、すかさずJAYが「両思いだと思うけど……」と突っ込む場面も。透明感のあるSUNOOの高音が美しく響き、メンバーも絶賛。この日しか見られない、貴重なステージとなった。

この記事を書いた人

西野暁代

西野暁代

女性誌編集部にて8年間勤務後、フリーの編集者・ライターに転身。現在は主にメイク、ヘアアレンジ、ティーンカルチャーなどの記事を担当。得意なジャンルはインタビュー、美容、コスメ、音楽(とくにK-POP)。ジャンルを問わず、足を運ぶライブは年間30本ほど。

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