「バチェラー・ジャパン」シリーズの人気はなぜ？恋愛リアリティ番組で“別格”な魅力を恋愛ライターたちが考察

“シニア版バチェラー”に“同窓会”……
これからのバチェラーシリーズに
ファンとして期待すること

『バチェラー・ジャパン』シリーズの魅力を語るライターたち

――これからの『バチェラー・ジャパン』や『バチェロレッテ・ジャパン』シリーズに期待したいことは何ですか？

石野　本場のアメリカでやっているシニア版のバチェラー『ゴールデン・バチェラー』は日本でもぜひやってほしいです！紆余曲折あった人たちが出ると、ドラマがすごく進むだろうなっていう。

やまとなでし子　一般的なバチェラーシリーズだと、自分たちと年代が近いぶん想像ができますけど、シニアの恋愛の仕方って想像つかないですよね。

ミクニ　お年を召されてるお金持ちの方の資産レベルって、バチェラーと比べてもレべルが違う可能性があるじゃないですか。どういう女になればパトロンみたいになってもらえるのかっていうのが気になります。

やまとなでし子　でも、一番若い女の子を選んだら「結局年齢か！」ってネットで叩かれそう……（苦笑）。

石野　確かに伴侶として本当に心が温まる関係を築いていったら応援されるだろうけど、あからさまに若い女の子とくっついたら賛否ありそうですね。

やまとなでし子　でもいろんなタイプのバチェラーが増えるのはいいかもしれないですね。

――参加者が引き継がれて、次のシリーズに出るという選定についてはどう思いますか？

やまとなでし子　その人がちゃんと“バチェラー”で財力もあるんだったら、いいと思います。誰しもが憧れるスペックが全部揃っての“バチェラー”っていう定義なのかなと思います。

石野　やっぱりスペックの憧れ性みたいなのは捨てがたい？

やまとなでし子　欲しいですね！経営者じゃなくても、（『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン１の）杉ちゃんだったら、才能も魅力もあってファンもいっぱいいるしすごく面白いバチェラーになりそうです。でも次のバチェラーは、本当に“新しいピカピカの人”を連れてきてほしいです。「こんな人が存在したんだ……！」っていうピカピカの人を（笑）！

ミクニ　私は“身内ノリ”みたいな感じでバチェラーが決まっていくこと自体は結構好きなので、どんどんやってほしいなと思います。今回『バチェラー・ジャパン』シーズン5で長谷川さんが見せてくれたように、“主人公がどんどん強くなって成長していく”というのが、ストーリーとして見どころになると思いました。そういった意味では、主人公はそんなに完璧すぎない人のほうが意外と楽しかったりするので、『バチェロレッテ・ジャパン』にもそのパターンがあると面白そうです！本編では明かされなかったけど「実は、実家がお金持ちで……」っていうパターンも期待したいです。

©2023 Warner Bros. International Television Production Limited

――バチェラーシリーズのファンとして「こんな企画を観てみたい！」というものはありますか？

ミクニ　今までのシーズンに関わってきた人のつながりを断たないように“バチェラーの輪”っていうものを楽しませていただけるような企画を観てみたいですね。

やまとなでし子　確かに！Netflixの『ラブ・イズ・ブラインド』海外版で、終了後1年くらいしてから“アフターパーティ”をやってるんですけど、そういうのを観てみたいですね。本編で落ちてしまったけど、その後の恋愛観がどう変わったとか、知りたいです。

石野　アメリカのバチェラーでは、過去シリーズの参加者男女を集めてローズを渡し合うスピンオフをやっているらしいですよ。バチェラーファンとしてはぜひいつか日本でも観てみたい企画ですね。

（了）

Profile／やまとなでし子
大和撫子とは対極にいるアラサーJK（女子会社員）。バチェラーを始めとした恋愛リアリティ番組、ドラマ、合コン、婚活、過去出会った世にも不思議な男性たちや日常についての備忘録をTwitterとブログで綴っている。 X：@yamatonadeshi5

Profile／ミクニシオリ
1992年生まれ。2017年にライター・編集として独立。芸能人やインフルエンサー、起業家など、主に女性に対するインタビューを多数執筆。恋バナと恋愛考察も得意ジャンル。X：@oohrin

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