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【5代目バチェラー長谷川惠一インタビュー】“選ばれなかった男”だった新バチェラーが『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2後に抱いた想いと覚悟

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『バチェラー・ジャパン』

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Prime Videoが8月3日(木)22時からプライム会員向けに独占配信する大人気恋愛リアリティ番組の最新作『バチェラー・ジャパン』シーズン5。今回の旅の主人公となった長谷川惠一(はせがわ・けいいち)さんは、【名バチェラー】に成長するのか、それとも【迷バチェラー】となるのか―。これまでのバチェラー像とは異なる新バチェラーに、『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2への参加で学んだことと、“選ばれる立場”から“選ぶ立場”へと変わることで抱いた覚悟について、語ってもらった。

密かに抱いていた挑戦願望

『バチェラー・ジャパン』シーズン5長谷川惠一さん

――『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2への参加を経て、今度はご自身がバチェラーになるということを想像したことありましたか。

長谷川惠一(以下、長谷川) 『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2では結果的に選ばれなかったので、当初は心の整理がつかない日々が続きました。その後、日常に戻ると、恋愛に向き合わずに仕事に没頭してしまっている自分がいました。やはりあの環境は恋愛観・結婚観に向き合える環境だったのだなと実感したので、今度はバチェラーとして真の愛を探せられたらと思いました。

――5代目バチェラーに決まったときは、率直にどんな気持ちでしたか

長谷川 そのときは嬉しかったですが、同時に「自分の運命の人は本当に現れるのか」という不安もありました。

『バチェラー・ジャパン』シーズン5長谷川惠一さん

――『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2ではスポーツ選手という肩書きでしたが、今回は実業家として参加されています。仕事や恋愛にどんな変化がありましたか。

長谷川 仕事に関してはバスケを一旦辞めました。もともとパーソナルトレーナーをやっていて、自分のジムをもつことが夢の一つだったので、それを叶えるために起業したのが去年です。そこから仕事に注力してきたので、正直恋愛に関しては動きはほとんどありませんでした。前回の旅で学んだり成長できたりしたことに関してはそのまま引き継いで、自分の中に持っていたつもりでしたが、発揮する場はなかったです。

――『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2で人気が出たと思いますが、恋愛には発展することはなかったんでしょうか。

長谷川 すごく嬉しいんですけど、それは“社交辞令”のような気がします(笑)。あとはやっぱり人の目が気になって、本当に自分が恋愛していいのかっていうことも考えると、勝手に自分で恋愛するのを抑えていたということもありました。

――恋愛観や結婚観に変化があったと感じますか。

長谷川 元々口下手ではあったんですが、相手に気持ちを伝えるのが苦手でしたし、うまく自分を表現してこなかったというのを『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2では痛感させられました。それまでの恋愛でも、自分では伝えているつもりが「愛情表現が下手だ」と言われることがよくあって、それで喧嘩することも多かったんです。でも前回の旅で「今までの自分が違ったんだな」と改めて気づかされましたし、勉強にもなりました。

――前回の旅を客観的に観て「もっとこうしておけばよかった」ということはありましたか。

長谷川 強さや楽しさだけじゃなくて、自分の弱さも含め色々な部分を見せられる“安心感を与えられるような関係”がいいなとは思っていたんですけど、それを作り出すことができていなかったと感じました。バチェロレッテの他の参加者とのデート場面を観るとシリアスなことも色々話していたと思うんですけど、自分のときは“ハッピーだけ”みたいに見えて。楽しい空間は作り出せたしそれはそれで良かったとは思うんですが、もうちょっと深い何かを築けたんじゃないかな……とは思いました。

苦手意識があった言葉選び
バチェラーとしての挑戦と成長

『バチェラー・ジャパン』シーズン5長谷川惠一さん

――これまでの『バチェラー・ジャパン』シリーズをご覧になって“理想のバチェラー像”のようなものはありましたか。

長谷川 「何かを参考にすると自分が出ない」と思ったので、そこは意識せずに行きました。これまでのシーズンを観ていても、歴代バチェラーはそれぞれ全然違うタイプの方たちで、それぞれ違う色が出ていると思います。もちろん全部観ていますけど、理想のようなものは全くありませんでした。

――旅が始まる1日目はどんな心境でしたか。

長谷川 前回旅が始まるときも緊張して胃が痛くなって眠れなかったんですが、今回も同じようなことが起きました。ただ、プレッシャーはこちらのほうが言い表せないほどありましたね。前回はなかった“責任感”をすごく感じました。

――自分のパートナーの座を狙う16人の女性が一堂に会する姿は、どんなふうに目に映るんでしょうか。

長谷川 なかなかあそこに行かないとわからないですよね(笑)。「圧倒」っていう言葉が一番合うと思います。実際にお会いするとすごく素敵な方たちばかりだったので、やっぱり魅了されましたし圧倒もされました。

『バチェラー・ジャパン』シーズン5長谷川惠一さん

―—『バチェラー・ジャパン』シリーズといえば、ドレスアップして集まるカクテルパーティのシーンも見どころの一つですよね。

長谷川 最初のカクテルパーティの挨拶は、はじめて一堂に会するところなのですごく緊張しました。自分が何を言うかで旅のスタートが変わってくると思ったので、言葉の選び方もいろいろ考えましたね。行きの飛行機の中でも、何を喋ったらいいのかずーっと考えていたくらいです。「自分は本当にこの旅に本気だ」と伝えたかったですし、中途半端さは出したくなかったので。

――“選ばれる立場”から“選ぶ立場”に変わったわけですが、どちらのほうがやりやすかったですか。

長谷川 絶対“選ばれるほう”ですね。人を選んでお別れしていくっていうのは本当につらかったです。選ばれるほうは「自分がダメだったらもうダメ」みたいな自分次第なところがありますが、誰かを選ばなきゃいけないっていうのは、悪いところがないのに落とさなきゃいけなくなってくるので、そこがやっぱり大変でした。

――“選ぶ立場”の苦しみは想像以上だった、と?

長谷川 想像以上ですね。めちゃくちゃ苦しかったです。やはり旅する時間を重ねるごとに繋がりが深まっていくのに、誰かしらとお別れしなきゃいけないっていう選択に必ず迫られるので……。「もっと大事にしたい人がいる」という理由があるだけで、その方のことが嫌いとかは全然ないんですよ。「このまま(誰も落とさず旅を)繰り越しさせてほしい」って何回も思ったくらいです(苦笑)。

――お別れする女性の姿を見るのも辛かったでしょうね。

長谷川 そうですね。観ていただいたらわかると思うんですけど……泣いてしまったこともあります。

――『バチェラー・ジャパン』シーズン5のどういった点を期待して観てもらいたいですか。

長谷川 最初のほうは自分でも「まだまだ未熟だな」と感じることもあって、不甲斐なさで迷惑をかけたこともありましたが、女性たちのおかげで気づかされることがたくさんありました。そうして彼女たちと向き合っていく中で、徐々に自分がちゃんとリードできるようになってきて、成長できたと感じました。そうした変化や成長も楽しんでもらえると思っています。

(了)

5代目バチェラー長谷川惠一さん。©2023 Warner Bros. International Television Production Limited

PROFILE/長谷川惠一(はせがわ・けいいち)
1985年5月11日、新潟県生まれ。元3人制プロバスケットボール選手。現在はパーソナルトレーナーの経験を活かし、ウェルネスクリエイターとして、パーソナルジムやフィットネスイベント、スポーツ選手のセカンドキャリアのコンサルタントなど多岐に及ぶ健康・フィットネス関連の会社を経営。『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2参加者。身長190cm。
長谷川惠一公式Instagram:@keiichihasegawa
長谷川惠一公式Twitter:@KEIICHI_HASE

『バチェラー・ジャパン』シーズン 5 予告編

『バチェラー・ジャパン』シーズン5
配信開始日:2023年8月3日(木) 22時よりPrime Videoにて独占配信開始
作品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BZZC8CKV
配信内容・スケジュールは予告なく変更になる場合があります。
話数:本編10話
8 3 日(木)22 1 話~第 3
8 10 日(木)22 4話~第 6
8 17 日(木)22 7 話~第 8
8 24 日(木)22 9 話~第 10
公式Twitter:@BachelorJapan(http://twitter.com/bachelorjapan
公式Facebook:BachelorJapan(http://www.facebook.com/BachelorJapan
公式Instagram:@bachelorjapan(http://www.instagram.com/bachelorjapan

『バチェラー・ジャパン』
©2023 Warner Bros. International Television Production Limited

写真=大村聡志
インタビュー&文=石野志帆

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この記事を書いた人

石野志帆

石野志帆

TV局ディレクターや心理カウンセラーを経て、心を動かす発見を伝えるライター。趣味はリアリティーショー鑑賞や食べ歩き。海外在住経験から、はじめて食べる異国料理を口にすることが喜び。ソロ活好きが高じて、居合わせた人たちの雑談から社会のトレンドをキャッチしている。

Twitter:@heartsilvermist

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