「ユーモアとシリアスの二枚看板で勝つ」CyberAgent LegitのリーダーTAKUMIが語る、チームの強さと知られざるプライベートについてレギュラーシーズンは残り1戦
執筆者: 音楽家・記者/小池直也
Legitに参加して一番の感動
――チームとしてはイギリスのテレビ番組「Britain’s Got Talent 2024」でゴールデンブザー(最高評価のパフォーマンス)を獲得し、セミファイナルにまで出場しています。そのときの反響はいかがでしたか。
TAKUMI:すごかったです。全員がスタンディングオベーションで「ゴールデンブザー! ゴールデンブザー!」という大合唱。それで審査員のサイモン・コーウェルさんが話している声が聞こえなくなったんですよ(笑)。その観客の熱気に押されて彼がブザーを押したんです。あの光景はLegitで活動していて一番の感動でした。
――海外での活動を踏まえて、日本のシーンはどう見えていますか?
TAKUMI:イギリスはエンタメが根付いた国だなと思いましたが、「ダンスは海外が本場」という感覚はないですね。「違うダンスシーンだな」という程度。
日本は踊りの面でいえば緻密ですよね。「振りを揃える」ということに関して意識が高い。あとはD.LEAGUEの盛り上がりもすごいですし、独自に発展したカルチャーになっていると思います。もっと貢献していきたいです。
――プライベートについても聞きたいと思います。オフの日は何をされますか?
TAKUMI:アウトドア派ですね。とにかく自然が好きなので川や渓谷に行きます。あとは服をまとめて買いに行ったり。友達に聞いたりして、なるべく新しい店で買うことが多いかもしれません。
――ファッションのこだわりは?
TAKUMI:何でも着てみたいので、「自分っぽさ」を作らないようにしています。暗めからカラフルな色、フォーマル、カジュアルなど分け隔てなく着ますね。
――他に趣味などがあれば教えてください。
TAKUMI:スポーツ観戦は大好きで、特にアメリカのメジャーリーグはオタクですね。あと最近は海外サッカーとNBAも観始めました。面白いことに、シーズンを通して打てていた人がポストシーズンで急に調子が悪くなったり、逆にダメダメだった人が打ったりする。
それも偶然じゃないんですよね。彼らのメンタリティは勉強になります。自分の好きな選手が活躍したシーンを思い浮かべて、「自分はそちら側の人間だ」と憑依(ひょうい)させてから試合に臨んだこともありました。
――何でもダンスに通じてしまうんですね。何も考えずに楽しむ趣味などは……?
TAKUMI:動物の動画ですかね(笑)。最初は犬とかレッサーパンダが可愛くて観ていたのですが、だんだんとSNSで上がってくる動物関連のポストの野性味が増してきました。今はサバンナで肉食動物が狩りをする動画で攻防を楽しんでます。
――いよいよレギュラーシーズンを終えて、CHAMPIONSHIP(CS)へと向かっていくわけですが、どう戦っていきますか。
TAKUMI:まずはシーズンをいい形で終われるように、最後の最後まで気を引き締めて頑張ります。CSにいい流れで迎えるようにしたいですね。
CSは過去2回負けているので、今年は絶対獲りたいんですよ。念願の優勝に向けて可能なことは全て尽くしていきたいです。練習は痺れるスケジュールになると思いますが、チームで励ましあって頑張ります。
Profile/TAKUMI
9歳の頃まで野球一筋で、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が始まると、日本、韓国チーム選手全員の打率まで暗記するほど夢中になっていた。2011年の東日本大震災によって、外出自粛の中、屋内でできるスポーツを探したところダンスと出会う。
その後”DANCE ALIVE KIDS FINAL” や”WDC 2on2 KIDS FINAL”優勝などバトル、コンテスト両方で数多くの全国大会優勝経験をを誇り、”NY アポロシアターアマチュアナイト ” では自身の振り付けで月間百点満点優勝をするなど海外でも活躍。
D.LEAGUEでは、「D.LEAGUE 22-23 SEANSON」のCYPHER ROUNDで最高得点を叩き出すなど圧倒的な存在感を出すほか、「D.LEAGUE 22-23 SEASON」、「D.LEAGUE 23-24 SEASON」 二年連続“MVD OF THE YEAR”を受賞。チームを牽引し悲願のCHAMPIONSHIP優勝を狙う。
2023年3 月早稲田大学法学部卒業。LDH 史上最大オーディション「iCONZ 第二章」より結成されたグループ「THE JET BOY BANGERZ」にも所属。
Instagram:@beatelements_takumi
X:@legi_takumi
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この記事を書いた人
音楽家/記者。1987年生まれのゆとり第1世代、山梨出身。明治大学文学部卒で日本近代文学を専攻していた。自らもサックスプレイヤーであることから、音楽を中心としたカルチャー全般の取材に携わる。最も得意とするのはジャズやヒップホップ、R&Bなどのブラックミュージック。00年代のファッション雑誌を愛読していたこともあり、そこに掲載されうる内容の取材はほぼ対応可能です。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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