「南沙良の“おうち時間”の相棒は?」胸に刻む“恩人”の言葉、今年中にしたいことも語る【NHK大河ドラマ『光る君へ』で好演】
執筆者: ライター・エディター/佐藤玲美
免許を取って愛犬とドライブに行きたい!
熊谷「役を演じる上で心がけていることは?」
南「映画監督の三島(有紀子)さんにいただいた言葉ですね。女優として最初に出演させていただいた『幼子我らに生まれ』(2017)という作品の監督で、撮影中に『お芝居をしようとしなくていいんだよ』と言葉をかけてくださったんです。『もらったものに対して素直に思ったことを返せばいいだけ』と言ってくださったのがとても印象に残っていて、それ以来その言葉を自分の演技の軸にしている気がします。先日は、久しぶりに三島さんにお会いする機会があったんです」
熊谷「また、作品でご一緒されるんですか?」
南「三島さんの長編作品10作目となる『1月の声に喜びを刻め』が今年公開になり、その上映会の舞台挨拶に呼んでいただいたんです。そこで久しぶりに三島さんとお話させていただきました。ご一緒させていただいた作品の制作は私が中学生の頃だったので、記憶がちょっと曖昧になってしまって。『なんて言ったか覚えてる?』って話を振られても、全然覚えていなくて三島さんも笑っていました(笑)」
熊谷「そこで思い出話が盛り上がれば、感動的なエピソードになったんですけどね(笑)。でも、そこから様々な作品に参加しているので、なかなか細部まで覚えているのは難しそうです。僕も学生時代に自分が言ったことなんて、覚えていないと思います」
南「でも、お会いしてお話する機会があってよかったです」
熊谷「現在、放送中の大河ドラマ『光る君へ』での演技が話題の南さん。今年は様々な作品への出演が注目を集めましたが、すでに撮影済で来年公開される作品もいろいろ控えているとお伺いしました。今年もかなりの数の作品に出演されている印象ですが、仕事を受けるときは、作品に集中できるように1本ずつスケジュールを入れているんですか? それとも同時進行のものもあるんですか?」
南「基本は1本ずつですけど、スケジュール次第でかけもちになることもあります。今年は大河ドラマがあったので、どうしても重なってしまうことがありましたね」
熊谷「忙しい毎日の中、演じている役と自分自身の切り替えも大変なのではないかと思うのですが、仕事とプライベートの切り替えはどのようにしていますか?」
南「あまり切り替えているという感覚はないですね。仕事が終わると自然に自分に戻っているのかもしれないですね」
熊谷「文章を書くのもお好きだとお伺いしました」
南「一時期、雑誌でエッセイの連載をしていたことがあったんです。それまでは文章を書いたことがなかったのですが、その連載をきっかけに、今はエッセイや短編の小説を書いたりしています。ただ、書くお仕事だったり、書かなければいけない状況にならないとなかなか進まないんですけどね(笑)」
熊谷「2024年もそろそろ終わりに近づいていますが、今年中にこれだけはやっておきたいということはありますか?」
南「ずっと言っていることなんですが、免許を取りに行きたいんです。今年中は難しいとは思うのですが、なるべく早く取りたいなと思っています」
熊谷「それは仕事のためですか? ワンちゃんのため?」
南「ワンコたちと一緒にどこかに行けたらと思っています。毎日お散歩は2時間程度。ドッグランなどにも連れて行っているのですが、ドライブがてらどこかに一緒にお出かけしたいなと思っています」
熊谷「ワンコたちは今、何歳なんですか?」
南「1歳なので、まだ子犬気分なんです。犬が疲れて寝ると、やっと私のプライベートな時間が楽しめるのですが、いつも元気いっぱいなんです。なので、疲れてぐっすり寝られるくらい思い切り遊ばせてあげたいなと思っています」
熊谷「愛犬達との毎日も楽しそうですね。来年の活躍も注目しています」
この記事を書いた人
東京在住のライター・エディター。『smart』『sweet』『steady.』『InRed』など、ウィメンズ、メンズを問わず様々なファッション誌やファッション関連のwebでライター&編集者として活動中。写真集やスタイルブック、料理本、恋愛心理、インテリア関連、メンタル&ヘルスケアなどの本の編集にも携わる。独身。ネコ好き。得意ジャンルはファッション、ビューティー、インテリア、サブカル、音楽、ペット、料理、お酒、カフェ、旅、暮らし、雑貨など。
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