「史上初!?ご飯のお供が小説に」小説家・山口恵以子×ご飯のお供専門家・長船クニヒコ対談「家でのんびり楽しめるご飯のお供は酒の肴としても最高!」
執筆者: エディター・ライター/相馬香織
山口さん・長船さんが好きな小説に登場するご飯のお供
①まぜちゃい菜
長船クニヒコさん「滋賀県の漬物メーカー・丸長食品が作る創作漬物。滋賀県を代表する伝統野菜・日野菜の葉を主体に、日野菜の根・きゅうり・青トマト・青唐辛子・青しその葉を細かく刻み、仕上げにごまを合わせています。
一般的には日野菜漬として食べられていますが、根がメインのため葉の部分が余ってしまい、『余った葉を有効活用できないだろうか?』と考案したがの日野菜の葉を軸にした本品です。
味はほのかな酸味と青唐辛子の爽やかな辛みで、5種類の野菜が奏でる味覚とシャキシャキ食感が楽しめす。その名の通りご飯に“のせる”だけでなく、ご飯と“まぜる”ことにより、美味しさが引き立ちます。お漬物日本一を決める大会でグランプリに選ばれたこともある商品です」
②ぶっかけコンビーフ
長船クニヒコさん「静岡県下田市で、特選黒毛和牛牝専門 焼肉Uを運営する株式会社UKAIが手がけるコンビーフ。一般的には、肩肉・もも肉やそでの切り端など肉肉しい部位を使用しますが、本品は黒毛和牛の牝牛のテールを使用。コクが強く、ほどよい甘みがあるのが特徴です。
コンビーフで重要となる塩は、自家製天然塩を使用。せっかく目の前に綺麗な下田の海があるのなら、ということで本を読んだりYouTubeを参考にしながら研究を重ねた結果、さらさらで風味の良い塩が完成したんだとか。また、忙しい現代人のために手軽にパパっと食べられるよう味にインパクトをつけるためににんにくが入っています。ぶっかけコンビーフを使ったアレンジレシピとして、チャーハンがおすすめです」
『山口恵以子のめしのせ食堂
こころとお腹を満たす物語と「ご飯のおとも」』
食堂と酒をテーマにした『食堂のおばちゃん』『婚活食堂』『ゆうれい居酒屋』シリーズが累計で100万部を突破した小説家の山口恵以子さん。このたび、「ご飯のおとも」が登場する10編の新作を書き上げました。東京の片隅で夜だけ営業する「めしのせ食堂」。今宵も元デパート勤務の女将が用意するアツアツのご飯に味噌汁、そして全国から取り寄せた自慢の「ご飯のおとも」を目当てにお腹と心を満たそうとさまざまな客が訪れます。小説に登場する40品は「ご飯のおとも」専門家の長船クニヒコさんが取り寄せも含めて詳しく紹介しています。
Profile/山口恵以子さん(めしのせ小説)
1958年、東京生まれ。都立両国高校、早稲田大学第二文学部卒業。松竹シナリオ研究所で学び、ドラマ脚本のプロット作成を手がける。その後、食堂の調理スタッフとして就職(丸の内新聞事業協同組合の社員食堂) 。食堂に勤務しながら2007年、『邪剣始末』で小説家としてデビュー。2013年に『月下上海』で第20回松本清張賞を受買。以米、執筆業に専念し現在に至る。シリーズ小説に『食堂のおばちゃん』『婚活食堂』『ゆうれい居酒屋』がある。ほかに母を介護し看取ったエッセイなど多数。
Profile/長船クニヒコさん(めしのせ案内)
1984年、大阪生まれ。近畿大学卒業後、東京の食品メーカーに就職し、16年ほど勤務。東京暮らしをきっかけに日本全国の「食」に興味を持ち、2013年ごろに〈ご飯のおとも〉を紹介するプログを開設。2021年に〈ご飯のおとも専門家〉として独立。2022年に福岡市に移住し「おかわりJAPAN株式会社」を設立。知られざる〈ご飯のおとも〉を見つけ出し、魅力を伝えながら自社で販売する。テレビやラジオの情報番組などのメディアヘの出演多数。ご飯のお供専門ECサイトやリアルイベントの運営・企画を行う。
長船クニヒコX(旧Twitter)
長船クニヒコInstagram
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この記事を書いた人
映画配給会社を経て、出版社で企画立ち上げ、海外取材などを数々こなし編集長に就任。現在はベトナム・ハノイを拠点に、日本、韓国を飛び回りフリーランスの編集者として活動中。趣味はアクセサリー製作。インスタではベトナム情報をメインに発信中。
Instagram:@_kaori.soma
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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