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連載スタイリスト服部昌孝のマシン沼。

【RADWIMPS武田祐介の意外な愛車】実はスポーツカー好きでギャップ萌え!?独特なマシンフェティシズムに迫る

執筆者: インタビュアー・ライター・編集者/本田圭佑

いつか2人でサーキット!子どものような、大人の約束

【RADWIMPS武田祐介の意外な愛車】実はスポーツカー好きでギャップ萌え!?独特なマシンフェティシズムに迫る

武田 最近はファミリカーをどうしようかと思って。この間、2人目が生まれたからさ。

服部 え!?いつ?知らなかった!

武田 ごめんごめん、会って伝えようと思ってたから。5月に生まれたんだよ。

服部 早くない?2人目。

武田 そうかな?1人目からもう4年経ってるよ。

服部 もう4年も経つのか。早いなあ……とにかくおめでとう!そうか、それでファミリーカーね。

武田 ありがとう。そうなんだよ。今3台あるうちの2台が2シーターで、1台が4人乗りだからさ。もうちょっと大きい車に乗り換えが必要かなって。

服部 たしかに。でも武田がデカい車に乗ってるところは想像つかない。

武田 だよね(笑)。

服部 車に関してのフェチとかってある?

武田 俺はね、ブレーキが好きなんです。

服部 どういうこと?(笑)。

武田 ブレーキキャリパーがデカいとテンションが上がる。たぶん造形物として好きなんだよね。アウディ・RS 5 スポーツバックにはカーボンブレーキを入れてるし、コペンも何気に対向式ポットに変えてる。普段使いする分には必要ないスペックだし、ほとんど気づかれないんだけど(笑)。

【RADWIMPS武田祐介の意外な愛車】実はスポーツカー好きでギャップ萌え!?独特なマシンフェティシズムに迫る

服部 そこにお金をかけるの?みたいなところだね(笑)。ブレーキは俺が全然気にしてない部分だったわ。むしろブレーキが強い車はちょっと苦手かも。

武田 でもさ、サーキットを走る車とかのブレーキってゴツいじゃん。そうやって見ると興味出てこない?

服部 たしかに。なんならサーキットで走りたい!いつか一緒に行きたいね。でもこうやって話してると、好きなものが子どもみたいだなってつくづく思う。

武田 イイね!なんかわかる気がするな。うちの長男が今4歳なんだけど、遊んでるおもちゃの車とか見てテンション上がるもんね。

服部 俺も。子どもと一緒に映画『カーズ』を観たときなんか、「あいつのベースはワーゲンだな」とか考えたりしてさ。マシンにハマってからはいろんなものの見方が変わって新鮮だけど、その分そっちばっかりに目がいっちゃって内容が頭に入らなくなってるかも(笑)。

【RADWIMPS武田祐介の意外な愛車】実はスポーツカー好きでギャップ萌え!?独特なマシンフェティシズムに迫る

武田 はははっ(笑)。今後、新しいマシンが増える予定は?

服部 今はね、車よりバイクに意識が向いてる時期かも。納車はまだ先の話だけど、カスタムバイクに着手しだしたところでさ。

武田 カスタムバイクか。どれぐらいで完成するものなの?

服部 2台組む予定があって、違うビルダーにそれぞれ頼んでるんだけど、どっちもビルダー次第なところがあっていつになるのか正直わからない(笑)。

武田 何それ(笑)。すごいな。カスタムバイクってそんな世界なんだ。

服部 かなりメジャーな方にお願いしてるっていうのもあるから。

武田 所有しているマシンはレンタルもしてるんだよね?

服部 車もバイクもオファーがあれば劇用車として貸してるよ。そういえば、秋冬シーズンからバイクウェアのブランドも始まるって言ったっけ?

武田 そうなんだ。自分のブランドってこと?

服部 「SHIDEN(紫電)」っていうんだけど、「NEPENTHES(ネペンテス)」代表の清水慶三さんとネペンテスでディレクターを務める青柳徳郎さんとタッグを組んだブランドで、俺はディレクターとして関わってる。実は、カスタムバイクのうち1台はSHIDEN用に作ろうと思って。

武田 いいなあ、楽しそう。 全部つながってるじゃん。趣味が仕事になるってこういうことなんだな。

服部 地道に頑張っております(笑)。今日は来てくれて本当にありがとうね。また今度、ゆっくり話そう!

武田 こちらこそありがとう!

【RADWIMPS武田祐介の意外な愛車】実はスポーツカー好きでギャップ萌え!?独特なマシンフェティシズムに迫るProfile/武田祐介(たけだ・ゆうすけ
2001年に結成されたRADWIMPSに2004年加入。2005年11月にメジャー・デビュー。デビュー直後から大きな話題を集め、日本のロックバンドとして確固たる地位を確立。また、新海誠監督による映画『君の名は。』(2016年)、『天気の子』(2019年)、『すずめの戸締り』(2022年)の音楽を担当し、それぞれ日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞。2023年から北米、ヨーロッパ、アジア、中南米など各国を巡るツアーを実施し、ワールドワイドに活動する。
武田祐介公式インスタグラム:@yusuke_takeda_
RADWIMPS公式HP

【RADWIMPS武田祐介の意外な愛車】実はスポーツカー好きでギャップ萌え!?独特なマシンフェティシズムに迫る
Profile/服部昌孝(はっとり・まさたか)
1985年、静岡県浜松市生まれ。2012年に独立。人気アーティストや有名俳優のスタイリングをはじめ、エディトリアルディレクションやテレビCM、ミュージックビデオ制作など多岐に渡り活動を展開。2020年に制作プロダクション「株式会社服部プロ」を発足。2024年秋冬シーズンからモーターサイクルカルチャーを軸にしたブランド「SHIDEN(紫電)」のディレクターとして始動。
服部昌孝インスタグラム:@masataka_hattori
服部のマシン愛インスタグラム:@hattori__motor_machine
SHIDENインスタグラム:@shiden_beyond_the_speed

企画・インタビュアー=服部昌孝
写真=宇佐美直人
構成・文=本田圭佑
編集=熊谷洋平

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  • RADWIMPSのベーシスト武田祐介とスタイリストの服部昌孝
  • マシン談義に花が咲く二人
  • ともに1985年生まれの同い年の二人
  • 自身の愛車を写真に収める武田祐介
  • 武田祐介の愛車の美シルエット
  • 服部昌孝の愛車に試乗する武田祐介
  • 服部のレクチャーに耳を傾ける武田
  • 武田のフェチズムを接写
  • 対談予定時間を大幅に上回る盛り上がりに
  • 武田祐介と愛車

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