「トヨタRAV4が若者の間で一番人気のあるクルマ」20代自動車ライターがそう断言する3つの理由
執筆者: 自動車ジャーナリスト/西川昇吾
走りもバッチリ悪路に強い!
さて、そんな「見た目は悪路に強そう」なRAV4ですが、しっかりと悪路に強いメカニズムになっているのも魅力的なポイントです。まず、4輪駆動ありきのマーケティングとなっている部分からそれは感じられます。グレード展開を見ても、ほとんどが4輪駆動となっていて、中古車を探してもほとんど4駆。中古車で「間違えて2駆を駆っちゃった」なんて失敗も少ないでしょう。
そんなRAV4の4輪駆動システムは統合制御されていて、エンジンやモーター(ハイブリッド車)からの駆動力はもちろん、ブレーキやステアリングとの連携で制御されています。好みによって走行モードを選ぶことが可能で、選ばれた走行モードと実際の路面の状況に合わせて最適な制御をしてくれます。これにより、舗装された路面での快適な街乗りや高速道路走行はもちろん、悪路での頼もしい走りも実現してくれます。
また、ガソリンエンジンモデルには世界初採用となった「ダイナミックトルクベクタリングAWD」が採用されています。前後の駆動力配分に加えて、後輪の左右の駆動力も独立して制御し、これにより燃費走行とより高い悪路性能の両立を実現しています。燃費を考えればハイブリッドも魅力的ですが、冬にウィンタースポーツを楽しんでガンガン雪道を走る人にはガソリンエンジンモデルも魅力的と言えます。
インテリアも嬉しいポイントがたくさん!
そしてRAV4はインテリアも見逃せません。まず、RAV4のインテリアを見てみると、他のクルマに比べてダイヤルやグリップが大きくなっていると感じませんか?実は冬場にグローブをしたままでも操作できるように、エアコンのダイヤルやドアグリップはあえて大きく設計されていて、滑りにくいラバーグリップが使われているんです。
トランクスペースもアウトドアで役立ちそうな配慮がされています。デッキボードを裏返すと樹脂製になっていて、汚れが落としやすい作りになっています。アウトドアで濡れたものをガンガン積んで、後で水で洗い流す。そんなタフな使い方にも応えてくれるんです。トランクスペースもクラストップレベルの580Lという容量を確保しています。
また、日本では比較的大きいクルマでありながら視界が広くて、死角も少なくなっています。シートやハンドルの調整幅も大きくて、色んな人が運転しやすいと感じるSUVです。この点も多くの若者に支持を受けている理由と言えるでしょう。
見た目ヨシ、悪路も走ってヨシ、ガンガン使ってヨシ、運転もしやすい。そんなRAV4は今、日本で一番若者に人気なクルマなのです。
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写真:トヨタ自動車株式会社
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この記事を書いた人
老け顔が目印の若手自動車ジャーナリスト(1997年式)。WEB媒体から老舗自動車雑誌まで、あらゆるメディアで自動車に関する記事を執筆している。新車情報はもちろん、自動車に関するアイテムや文化、イベントの取材記事も手掛けるほか、車両紹介動画でMCを務めることも。自身でレースにも挑戦していて、運転技術の鍛錬も忘れない。「書けて、喋れて、走れる自動車ジャーナリスト」目指して奮闘中。
Instagram:@s.nishikawa_1997
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