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「2番大谷翔平」派vs「3番大谷翔平」派が大激論!ベッツ、フリーマンとの“MVPトリオ”爆誕で夢の最強打線なるか

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大谷翔平はなぜロサンゼルス・ドジャースを選んだのか?スポーツ界における史上最高額契約となった驚愕(きょうがく)の「1015億円」契約の意味とは?2024年シーズンの大谷翔平は打者専念でどんな記録が期待できる?2度目の右ひじ手術を経て、二刀流の復活は本当に可能か?福島良一、村田洋輔、DJケチャップという、メジャーリーグを愛する事情通の3人がそれらについて語り尽くした『ドジャース大谷翔平を徹底解剖!MLBを100倍楽しむ本 2024年版』(宝島社)から4回に分けて抜粋記事を制作。第2回の今日は、大谷翔平の加入で注目されるドジャースの“夢の最強打線”の行方を占う。

「2番大谷翔平」派vs「3番大谷翔平」派が大激論!ベッツ、フリーマンとの“MVPトリオ”爆誕で夢の最強打線なるか

『ドジャース大谷翔平を徹底解剖!MLBを100倍楽しむ本 2024年版』(宝島社)¥1,320

大谷の打順は2番が有力か。福島氏は3番推し

村田洋輔(以下、村田) 大谷選手の打順はおそらく2番。ベッツとフリーマンの間に入ると思います。

DJケチャップ(以下、ケチャップ) 僕も2番だと思います。大谷選手は走力がありますから、3番にする必要はないでしょう。

福島良一(以下、福島) いやいや、最初は1番・ベッツ、2番・フリーマンだと思いますよ。ベッツは球界屈指のリードオフマンで、2018年レッドソックス時代に「30本塁打・30盗塁」を達成。ア・リーグ首位打者、MVPにも輝き、チームの世界一に貢献しました。2020年ドジャース移籍後も、いきなりチームに世界一をもたらし、昨年はナ・リーグMVP投票2位でしたが、自己最多の39本塁打をマークしています。守備でも、ゴールドグラブ賞に6度も輝いていて、外野以外に二塁、遊撃も守れる。まさに大谷選手も憧れるほどのオールラウンドプレーヤーです。

フリーマンは、パワーと走塁術を兼備する超一流の左打者。2020年はナ・リーグMVPに輝き、翌2021年にはブレーブスの世界一に貢献。昨年はドジャースで2番打者として打率3割3分1厘、球団新記録の59二塁打をマークしました。この2人はメジャー最強の1・2番コンビです。だから、まずは「3番・大谷」にして、エンゼルス時代のように四球で歩かされることが多くなってきたときに、ベッツとフリーマンの間に入れるんじゃないかな。いずれにしても、メジャー最強の1・2・3番。全員がMVP受賞歴のある選手ですから。

「2番大谷翔平」派vs「3番大谷翔平」派が大激論!ベッツ、フリーマンとの“MVPトリオ”爆誕で夢の最強打線なるか

村田 3番を打つとしたら、出塁率の高いベッツとフリーマンが前にいますからね。2番だったとしても、打点は余裕で100を超えるでしょう。

福島 2023年のドジャースには、球団史上初の「100打点カルテット」が誕生したでしょう? だから、大谷選手もキャリアハイの打点(※1)は十分可能だと思いますよ。

※1……大谷の自己最多打点は2021年の100打点

村田 僕は、1番・ベッツ、2番・大谷、3番・フリーマンと予想しているので、後ろにフリーマンがいることによって、大谷選手への四球は格段に減る。そうすると、塁上にベッツを置いて、大谷選手が打つという場面が増えるでしょう。

ケチャップ やっぱり2番ですよ。フリーマンはギャップヒッター(※2)だから、二塁打をよく打つ。フリーマンが打席にいるときに、一塁走者に大谷選手がいれば、二塁打1本でホームに還ってくるもん(笑)。

※2……外野手の間(ギャップ)を抜く長打を放つ選手。本塁打の数と比較し、二塁打以上の安打数が多い

福島 いやあ、でも、やっぱりベッツとフリーマンの1・2番コンビはいいんだよなあ。打率的にいいんですよ。ベッツは2018年に3割4分6厘で首位打者に輝き、昨年だって3割7厘。フリーマンはここ8シーズンのうち7シーズンが3割超えで、昨年は3割3分1厘ですよ。

ケチャップ 打率のスタッツでいえば、まだ大谷選手はフリーマンの打率には及ばないかあ。

福島 加えてフリーマンは昨年、左投手に対し打率3割3分5厘、長打率6割9厘。大谷選手は多少、左投手に対しては長打力が落ちるんです。

ケチャップ じゃあ、投手の左右を気にしないフリーマンが3番でいいじゃないですか(一同笑)。

福島 いや、フリーマンには走塁も並外れた巧さがあるんですよ。大谷選手はスピードがありますが、フリーマンは昨季23盗塁して失敗は1つだけでした。

村田 足は全然速くないけれど、昨季のフリーマンは走塁のテクニックが上手でした。高確率でセーフになるシチュエーションを選んで走るタイプの走者ですね。

「2番大谷翔平」派vs「3番大谷翔平」派が大激論!ベッツ、フリーマンとの“MVPトリオ”爆誕で夢の最強打線なるか

大谷の新たな盟友となるベッツ(左)とフリーマン

福島 やっぱり1番・ベッツ、2番・フリーマン、そして大谷選手の3ランで勝つ、というのが2024年のドジャースだと思いますよ。メジャーでは過去に、チームにMVP4選手が居並ぶ「MVPカルテット」が誕生したことがありました。たとえば、ドジャースでは2021年にプホルスが加入した際は、左の長距離砲で2019年MVPのコディ・ベリンジャー(※3)(カブスFA)、エースのカーショウ(ドジャースFA)らとともに4人のMVP選手がいました。

※3……2022年にドジャースから放出されたが、昨季はカブスで打率3割7厘、26本塁打、97打点。選手間投票のカムバック賞を受賞

プホルスが古巣カージナルスへ移籍した2022年にはフリーマンが加入して「カルテット」を形成しています。しかし、今回のベッツ、フリーマン、大谷のように、前年にそれぞれア・リーグ、ナ・リーグのMVP投票で全員が3位以内(※4)に入った3選手が、同じチームで不動の1、2、3番を務めるなんて、前代未
聞ですよ。

※4……ア・リーグでは大谷がMVPを獲得。ナ・リーグではアクーニャJr.がMVPを獲得し、2位がベッツ、3位がフリーマン

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