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連載フォトグラファー田中利幸のガジェット“ガチ”レビュー

【徹底比較】Anker Soundcore「AeroFit」vs「AeroFit Pro」使用レビュー。自分にぴったりのオープンイヤー型イヤホンを見つけよう

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それぞれに個性が!2機種を徹底比較

【徹底比較】Anker Soundcore「AeroFit」vs「AeroFit Pro」使用レビュー。自分にぴったりのオープンイヤー型イヤホンを見つけよう

それでは、2機種を比較しながら見ていきたいと思います。まず、AeroFit Pro・AeroFitという名称なので、Proのほうが上位機種のように思われるかもしれません。Proのほうが性能が良い部分はもちろんあるのですが、どちらの機種にも特徴があり、用途や好みによって使い分けが可能です。

まずはイヤホンとして肝心の音質がどうなのかというところから。

「AeroFit」、「AeroFit Pro」それぞれの音質は?

【徹底比較】Anker Soundcore「AeroFit」vs「AeroFit Pro」使用レビュー。自分にぴったりのオープンイヤー型イヤホンを見つけよう

イヤーピースがなく、耳の穴を塞がないので音質的には不利に働くかと思いましたが、良い意味で裏切られました。どちらのイヤホンも想像していたよりも音質が良く、リスニング目的としても十分に使えます。特にAeroFit Proのほうは、カナル型に比べて不利になりがちな低音も、大型のドライバーを採用しているため迫力があり、静かな場所で音量を上げ気味にすると十分に音楽を楽しめます。

一方でAeroFitはProと比較してしまうと、最初は低音に物足りなさを感じました。ただ、その程よい低音の感じと、クリアでスッキリとした音質のため長時間の使用でもストレスが少ないので、“ながら聞き”に向いていると思いました。

どちらのイヤホンにも共通していますが、電車内や車通りの多い大通り沿いを歩いているときなどは、音楽がちゃんと聞こえるような音量にすると、正直なところ会話をするのは難しいです。音楽を楽しむというよりも、ポッドキャストや動画視聴、BGM的な用途が向いていると感じました。BGM的な音量で聞いているときは、外の音が良く聞こえます。

耳の穴を塞ぐカナル型のイヤホンの場合、外音取り込み機能が付いていてるものがあります。その機能を使えば、イヤホンを装着したまま話し声などを聞くことは可能です。ただ、イヤホンを耳の穴に挿れていると、自分の発する声が変に聞こえてしまうので違和感を感じることが多いです。AeroFitシリーズの場合は、自分の話し声が何も付けていないときと同じように自然に聞こえます。

重さはケース込みで20g以上の差が

重さに関しては、AeroFit Proがケース込みで約89g、AeroFitは約65gと20g以上の差があります。より日常使いに適したAeroFitのほうはケースも含めて軽量になっているので、日常的に持ち歩いて使うのにピッタリです。

この記事を書いた人

田中利幸

田中利幸

本業はフォトグラファー。雑誌・WEB など、人物撮影から物撮りまで幅広く活躍中 。高校時代に PC にハマり、独学でプログラミングを学び簡単なゲームなどのプログラミングをしていた。 仕事での撮影や PC 作業など“効率よく快適に”をモットーに、最高に快適な環境を作るべく、機材やガジェットを日夜探し求めている 。趣味で機材・ガジェットなどの買ったものをレビューするブログ「Tanaka Blog」を運営。

Twitter:@Tanaka__photo

Instagram:@toshiyuki_tanaka_photographer

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