【WATWING・鈴木曉インタビュー前編】下北沢での古着屋、飲食店巡りが最高！自身初の写真集撮影秘話も

“初めて”にたくさん挑んだ写真集。砂漠での撮影や巨大クモ遭遇も？！

――ご自身初の写真集『鈴木曉1st写真集 共鳴』（KADOKAWA）が発売されますね！

鈴木　はい！僕の誕生日である2月15日(木)に発売されます！

――（スタイリストの青木が）撮影に一緒に伺わせていただきました。伊豆半島はいかがでしたか？

鈴木　“島”というものに行ったのが初めてだったんですが、コロコロと変わる天気が印象的でした。いろんな顔を見せてくれる場所だなって思いました。雨が突然降ってきたこともあったんですけど、それも撮影が中止になるほどのザーザー降りじゃなくて、ちょうどいい演出をしてくれるような霧っぽい感じの降り方をしてくれたりして、感謝してます。

――一番印象に残っているシーンはありますか？

鈴木　海の中での撮影ですね。

――確か、初日でしたよね。

鈴木　初日の最後のほうで海の中に入って撮ったんですけど、実は海の中に全身浸かるのは人生で初めてだったんですよ！足まで浸かったことはあったんですけど……。

――海に入るのが初めて……！本当ですか（笑）？！

鈴木　“海水のプール”っていうのには浸かったことがあったんですけど、本当の意味での自然の海に全身で入ったのは初めてで……。ちょっと怖かったのが、砂浜のほうから海に入る時に力を入れてないと足を持っていかれそうになったんですよ！

――波が結構強かったですもんね。

鈴木　そうなんですよ。でも「もっと後ろ！もっと後ろ！」ってスタッフさんに言われて（笑）。怖くて最初は行けなかったんですけど、「いや、ここはせっかくだし、流されてもいいや！」くらいの思いで奥に行って。

――初日から大変でしたね……（笑）。

鈴木　はい（笑）。でも本当に良いショットを撮れたので、初日から気合いを入れた甲斐がありました！

――海での撮影のほかに印象に残った場所はありますか？

鈴木　『裏砂漠』（※国土地理院が発行する地図に日本で唯一「砂漠」と表記された場所）もすごかったですね。砂漠が本当に日本で見られるんだ……って。ここでの撮影は「感情をむき出しにしてくれ」と言われたんですが、スタッフさんがたくさんいて最初はあんまり感情をうまく出せなくて、難しかったです。なので「スタッフのみなさんは先に行っててもらえますか？」ってお願いして……。カメラマンの（横山）マサトさんとアシスタントさんとの3人で撮ってもらって、そこでアシスタントさんが“男”を引き出してくれました。

――撮影以外で、伊豆大島の滞在で印象に残ったことは？

鈴木　ご飯はやっぱり魚がめちゃくちゃ美味しかったですね！『べっこう寿司』っていう、島の醤油に漬け込んだ白身魚のお寿司があるんですけど、味がしみていて本当に美味しかったです。あとは、本当にデカいクモに出会ったことですね。本当にデカかったんですよ！

――ずっとクモの話をされていましたが、他に見た人は誰もいない（笑）。ホントに見たんですか？

鈴木　指くらいの太さのタランチュラを想像してください。それの子供バージョンくらいの大きさです。だから僕にとっては“クモ”っていう感覚じゃなくて、もうハムスターくらい大きな“動物”。でもそういうのも含めて、めちゃくちゃ楽しかったですね。島らしさを感じました！

（了）

カーディガン￥80,300、パーカ￥33,000、デニム￥41,800、スニーカー￥58,300／以上すべてディーゼル（ディーゼル ジャパン☎0120-55-1978）

Information『鈴木曉1st写真集 共鳴』

価格：3520円（10％税込）
発売日：2024年2月15日（木）
仕様：B5正寸／96頁
発売・発行：株式会社KADOKAWA
▼詳細は下記のURLから
https://lit.link/asahi1st

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