【プロカメラマンも絶賛した画期的な“三脚”】軽量コンパクトな「HEIPI 3-in-1トラベル三脚」でどこでも安定した撮影を
執筆者: フォトグラファー/田中利幸
三脚・雲台の基本的な性能も高いです
三脚の軽さの秘密はカーボン製の脚部。カーボンは高級な三脚などによく使われている素材で、アルミに比べ、軽量で振動減衰性に優れています。一番太い脚が直径26cmで、一番細い脚が直径14cmです。
筆者が愛用しているGITZO GT3542と比較するとやや華奢な印象を受けますが、軽さと安定性のバランスが考えられた良いバランスだと思います。
三脚のセンターポールを伸ばした状態、カウンターウェイト無しで屋外での長時間露光撮影を試してみました。多少の風がある日でしたが、25秒の露光時間でも気になるようなブレはなく安定して撮影できました。
脚部のロックはレバー式です。レバーをまとめて開けば一気に脚を伸ばすことができます。閉じた状態のコンパクトさのためだと思いますが、レバーが独特な形状になっていて少し操作しづらいです。
石突にスパイクが内蔵されています。トラベル三脚なので、屋外のあらゆる環境に対応するようになっています。
付属の雲台も使いやすいです。直径50mmの大型ボール雲台は操作性・安定感が高いです。三脚との組み合わせの耐荷重は25kgとのことです。
25kgには全然足りませんが、実際にリアルに撮影で使うようなEOS R5 (バッテリーグリップ付き)+EF70-200mm F2.8 L II の組み合わせ、約2.8kgのカメラは余裕で保持できました。
雲台へのカメラの取り付けはアルカスイス互換のクイックリリース方式です。正方形の小型のクイックリリースプレートが付属します。付属のプレートを使えば何の問題もありませんが、他のアルカスイス互換のプレート使いたい場合はこの雲台には少し癖があります。
まず、雲台のベース部分に脱落防止用のネジがあります。このネジが標準的なアルカスイスタイプのプレートの場合に干渉してしまうことが多いので、取り外す必要があります。
次にプレート側に脱落防止ネジがある場合も、雲台にはそのネジを避けるスペースがないので干渉します。プレート側のネジも取ってしまえば問題なく装着可能ですが、意外と脱落防止ネジに助けられる場面があるので、別のプレートを使う場合はその安心感とはトレードオフになると思います。
ちなみにベース部分の長さは約6cmなので、それよりもプレート側の脱落防止ネジの幅が広い場合は干渉しません。
雲台とプレートの両方のネジを取ってしまえば、手持ちのアルカスイス互換プレートはすべて取り付け可能だったので、たいていのプレートは大丈夫そうです(必ずしもすべてのプレートの装着を保証するものではありません)。
付属のベースプレートは正方形で、約3.8cmのコンパクトサイズです。ネジはアーレンキーだけでなくコインでも締められるようになっています。
雲台のギミックとしてアダプター無しでスマートフォンが取付可能です。余計なアダプターなどなしで、手軽にスマートフォンを三脚に取り付けられるのは意外と便利で、活躍する場面が多そうです。
iPhone12ProMaxもしっかりと取り付けられました。
専用のキャリアケースが付属します。ジップは防水性に配慮されたもののようです。生地もしっかりとしています。細かい部分も手を抜かずにしっかりと作ってあるのは非常に好感が持てます。
まとめ:驚きの機能とプロ仕様のパフォーマンス
HEIPI 3-in-1トラベル三脚は、今までになかった驚きの機能とプロ仕様の性能を融合した画期的な三脚です。軽量でコンパクト、安定感のある3本のセンターポール、分離可能な多機能小型三脚、大型ボール雲台など、洗練されたデザインとしっかりとした機能性が両立しています。プロカメラマンも認める、柔軟性と信頼性を兼ね備えたトラベル三脚です。Makuakeにて2024年1月30日までプロジェクト実施中です!気になった方はぜひMakuakeを確認してみて下さい。
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この記事を書いた人
雑誌・WEB など、人物撮影から物撮りまで幅広く活躍中 。高校時代に PC にハマり、独学でプログラミングを学び簡単なゲームなどのプログラミングをしていた。 仕事での撮影や PC 作業など“効率よく快適に”をモットーに、最高に快適な環境を作るべく、機材やガジェットを日夜探し求めている 。趣味で機材・ガジェットなどの買ったものをレビューするブログ「Tanaka Blog」を運営。
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