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連載フォトグラファー田中利幸のガジェット“ガチ”レビュー

【プロカメラマンも絶賛した画期的な“三脚”】軽量コンパクトな「HEIPI 3-in-1トラベル三脚」でどこでも安定した撮影を

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【プロカメラマンも絶賛した画期的な“三脚”】軽量コンパクトな「HEIPI 3-in-1トラベル三脚」でどこでも安定した撮影を

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最近のカメラやレンズは手ぶれ補正機能の進化がめざましく、三脚を使わずに手持ちで撮影してもどうにかなる場面が増えました。ですが、三脚を使うことでしかできない写真表現があるので、カメラマンにとって三脚はまだまだ必要不可欠な機材の一つです。三脚という機材は、形状や機能など道具としてある程度完成の域に達していて、なかなか画期的なモノというのは出てこないのが現実。連載「色々使ってみなくちゃ気が済まない 〜 フォトグラファー田中利幸のガジェット”ガチ”レビュー 〜」の第21回は、Makuake(マクアケ)にてプロジェクト実施中の“三脚の常識を覆す”、「HEIPI 3-in-1トラベル三脚」をご紹介します!これ、結構画期的です。

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「HEIPI 3-in-1トラベル三脚」はどうすごいのか?

三脚として圧倒的なアドバンテージとなる軽量かつコンパクトな形状

【プロカメラマンも絶賛した画期的な“三脚”】軽量コンパクトな「HEIPI 3-in-1トラベル三脚」でどこでも安定した撮影を

三脚を閉じた状態で長さが約45cm、直径は約7cmとコンパクトです。

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重量は約1.3kgです。

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ピークデザインの小型カメラバッグに取り付けてみました。かなり小さめのバックにも関わらず、三脚がほとんどはみ出さずに収納できます。三脚自体が軽量なので、街歩きも快適です。

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センターポールまでの伸ばしたときの雲台のベースまでの高さが約150cm。一眼レフカメラを取り付けた場合、ファインダーの高さが160cmくらいとなります。軽くコンパクトな三脚ながら、大人の男性(筆者の身長は178cmです)のアイレベルくらいまでの充分な高さが出ます。

高い安定感と優れた自在性。驚きのギミックが満載

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特徴的な点の一つが、センターポール(三脚中心の高さ調整機構)が3本になっているところです。通常のよくある三脚の場合は右の写真のように1本のポールになっているものが多いです。HEIPIの3本足のほうが、センターポールを伸ばした場合の安定感が高いように感じます。

【プロカメラマンも絶賛した画期的な“三脚”】軽量コンパクトな「HEIPI 3-in-1トラベル三脚」でどこでも安定した撮影を

そしてこのセンターポール部分は三脚から外してもう一つの小型三脚として使うことが可能です。この小型三脚は、これ単体で販売されていても良いくらいしっかりとしています。

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脚の開脚角度を変えることができ、ローアングルで使用可能です。

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金属製で、開脚角度を調整するための操作部分など細かいところまできっちり作り込まれています。

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脚には1/4インチネジが切ってあるのでアクセサリー類を取り付けられます。

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雲台は取り外し可能です。取り付け部分は3/8インチの太ネジ仕様です。取り付けた雲台の回転防止用のイモネジもあり、三脚としてしっかりとしています。

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後述する雲台のギミックとして、アダプター無しでスマートフォンを取り付けることが可能なので、簡易的な自撮り棒代わりに。Vlogが捗(はかど)りそうです。

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小型三脚単体では約427g(雲台込み)なので、片手で楽に持てます。

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引き抜いた小型三脚部分は三脚本体に逆付けすることができるので、簡単に地面スレスレのローアングルのセッティングに切り替えられます。

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小型三脚を取り外すことで最大高は約126cmほどになってしまいますが、センターポールレスのより軽量な三脚として使うことも可能です。

【プロカメラマンも絶賛した画期的な“三脚”】軽量コンパクトな「HEIPI 3-in-1トラベル三脚」でどこでも安定した撮影を

小型三脚なしの本体重量は雲台込みで約1.14kgと、かなり軽くなります。最大高を多少犠牲にしてでも軽量さを求める場面などに、一つの三脚で色々な使い方ができる万能さが嬉しいです。

【プロカメラマンも絶賛した画期的な“三脚”】軽量コンパクトな「HEIPI 3-in-1トラベル三脚」でどこでも安定した撮影を

三脚が軽いので安定性に不安がある場合は、カウンターウエイトを装着できます。

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ただ、フックなどではなく紐が付いているだけなので、ウエイトをかけるのにフックやカラビナなどが必要になります。紐は編み込みのしっかりしたものではありますが、重量がかかる部分なので長期間使用した場合の耐久性は少し気になります。

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雲台を2つ用意してあげれば、一台の三脚であっという間に2カメ体制に。センタポール部分が別の三脚になっているという今までに無かった、驚きの機能です。飛び道具的に見えますが、小型三脚も単体で売っていてもおかしくないクオリティで、三脚として本当によく考えられていると思います。

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ちなみに大きい方の三脚側の雲台取付部分も3/8インチの太ネジ仕様です。ただ、こちらはロックノブの分深さがあるので、直径が約5.9cm以下で雲台下部に出っ張りがないものが取り付けられます。

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他の雲台も取り付けることは可能ですが、一体感を考えるとHEIPIの雲台の方が良さそうです。Makuakeのプロジェクトには雲台が2台あるものがあるので、三脚を2台体制で使うことが多そうな方はそちらの応援購入を検討してみて下さい。

この記事を書いた人

雑誌・WEB など、人物撮影から物撮りまで幅広く活躍中 。高校時代に PC にハマり、独学でプログラミングを学び簡単なゲームなどのプログラミングをしていた。 仕事での撮影や PC 作業など“効率よく快適に”をモットーに、最高に快適な環境を作るべく、機材やガジェットを日夜探し求めている 。趣味で機材・ガジェットなどの買ったものをレビューするブログ「Tanaka Blog」を運営。

X:@Tanaka__photo

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Website:https://smartmag.jp/

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