柄本佑が語る“スマホ時代の家族の距離感”。主演映画『メモリィズ』に込めた思い
執筆者: ライター・エディター/佐藤玲美
何気ない日常を描いた作品からさまざまな解釈を楽しんでほしい
熊谷「今回は僕のブランドGDCとDickiesのコラボアイテムのセットアップを着こなしていただきました」
柄本「今回穿いたパンツは細身のシルエットなのですが、見た目以上にゆったりしていて動きやすかったです。僕は普段からDickiesはよく着ているんです。874シリーズのワークパンツをはじめ、たくさん持っています」
熊谷「お洋服が好きなんですね?」
柄本「好きですが、10代の頃から現場に入っているので、すぐに役の衣装に着替えることになるから、こだわってもそんなに楽しめる時間があるわけではないんですけどね」
熊谷「服を選ぶこだわりは?」
柄本「心地よさですかね。ゆったりした服が多いです。あとは、オンラインショップでなぜかずっと売れ残っているようなものを見つけると愛着が湧いて、自分が引き取ろうと思ったりすることも……。ちょっと、心に引っかかるようなものに惹かれますね」
熊谷「smartは10代、20代のおしゃれ好きなメンズに向けたファッション誌なのですが、今回の作品の楽しみ方をご提案いただきたいです」
柄本「基本的には、自由に楽しんでいただきたい。観てくれた方がそれぞれに解釈をしてくれればいいと思います。今の時代って、映画に限らず、何をするにも“答えを見つけに行っている”感覚があると思うんです。例えば、ほしい本があれば、ほしいと思った瞬間にネットで買えてしまうというように、結果に行き着くまでが早いんですよね。それはとても便利だけれど、僕はネットで買うよりも、実店舗に行って本を探すまでの時間を楽しみたいタイプなんです。そんな時代だからこそ、“ただ日常を切り取っただけだけど、そこにもこんなドラマがあるんだな”という結果に行き着くまでの過程を、新鮮に感じてもらえるんじゃないかと思うので、ぜひsmart世代に観ていただきたいなと思います」
Profile/柄本佑(えもと・たすく)
東京都出身。2003年の映画『美しい夏 キリシマ』で主演デビューを果たして以来、映画やドラマで幅広く活躍。近年では、映画『木挽町のあだ討ち』の主演を務める。今後は黑沢清監督の『黒牢城』や廣瀬奈々子監督の『このごにおよんで愛など』、村川透監督の『最後の遊戯 LAST DANCE』などの作品の公開が控えている。
Profile/熊谷隆志(くまがい・たかし)
1994年スタイリストとして活動を開始。1998年フォトグラファーとしての活動もスタート。 広告・雑誌等で活動するかたわら、様々なファッションブランドのブランディングやショップ内装、植栽のディレクションなど、幅広い分野で活動。
公式Instagram@takashikumagai_official
この記事を書いた人
東京在住のライター・エディター。『smart』『sweet』『steady.』『InRed』など、ウィメンズ、メンズを問わず様々なファッション誌やファッション関連のwebでライター&編集者として活動中。写真集やスタイルブック、料理本、恋愛心理、インテリア関連、メンタル&ヘルスケアなどの本の編集にも携わる。独身。ネコ好き。得意ジャンルはファッション、ビューティー、インテリア、サブカル、音楽、ペット、料理、お酒、カフェ、旅、暮らし、雑貨など。
Instagram:@remisatoh
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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