「渋谷は梅毒の感染者が少ない」は本当か? 6万人超のデータで見えてきた“性病検査の新常識”と、クラミジア陽性率14%超の現実

執筆者: ライター・エディター/鈴木恵理子

【新常識 2】渋谷院の梅毒陽性率が最も低かった理由

「渋谷は梅毒の感染者が少ない」は本当か? 6万人超のデータで見えてきた“性病検査の新常識”と、クラミジア陽性率14%超の現実

注目したいのは、クリニック別に見た梅毒陽性率だ。渋谷院は1.39%と全院の中で最も低く、一方で札幌院は2.15%という結果になった。

一見すると意外だが、これは「渋谷が安全」という意味ではない。渋谷エリアでは若年層を中心に、症状の有無にかかわらず定期的に検査を受ける人が多く、いわば“検査の日常化”が進んでいることで、統計上の陽性率が低く出ている可能性がある。

「繁華街=感染リスクが高い」というイメージは根強い。しかし今回のデータから見えてくるのは、むしろ都市部ほど予防目的で検査を受ける文化が広がっているということ。数字だけでなく、その背景まで見ることが大切である。

この記事を書いた人

11年間の編集プロダクション勤務を経て、2011年よりフリーランスに。雑誌やムック、ウェブなどで、ヘアやビューティページを中心に活動中。暮らしに役立つ実用系やメンズのビューティ記事の経験も豊富。好物は古物や古道具。

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