「木村昴が過去の恋愛を“詳しく”ぶっちゃける」ドラマ『クラスメイトの女子、全員好きでした』主演が決まったときの心境も改めて振り返って……
執筆者: ライター/黒川すい
初めての恋人とのエピソードを深堀り……恋に落ちたきっかけは○○!?
──ここからは、木村さんの恋愛についても教えていただきたいです。以前、テレビで語られたことも多々あるかと思いますが……。
木村 そうですね、今までで一通り喋っちゃった……(笑)。
──初出しがあるか分からないんですけど、特に思い出深い恋愛エピソードがあれば……(笑)。
木村 初出しはないな……(笑)。あまり隠すことでもないかなと思っているし、今まで悪い恋愛をしてきたつもりはないから、全部話したかもな。
──全部いい思い出?
木村 今思えばですけどね。あ、でもやっぱり高校1年生のときに初めてできた彼女・コトミちゃんは印象深いです。生まれて初めて告白をした相手なので。
──では、コトミちゃんとのエピソードをいろいろと伺いたいです。
木村 僕が3組、コトミちゃんが2組でした。同じクラスの友人から「2組のコトミちゃんが“昴かっこいい”って言ってたよ」って聞いたんですよ。それをきっかけに、コトミちゃんを紹介してもらったのが始まりです。そこから話すようになったんですけど、あるとき1枚の写真をコトミちゃんからもらったんですね。
──写真ですか?
木村 入学してすぐに体育祭があったんですけど、なぜかそのときに僕が走っているところを撮ってくれていたみたいで。その写真をどうやら焼き増ししてくれたらしいんですよ。いや、もらってもな~って感じだったんですけど、なんかその行動をやけに可愛く感じちゃった(笑)。
──恋に落ちたタイミング、そこですか?
木村 はい、そこでーす!完全にその写真です!(笑)
──ちなみに同じクラスじゃない中で、ほかに接点はあったんですか?
木村 部活かな。僕、本当はダンス部に入りたかったんですけど、当時、部員が全員女子で気まずいかなって。そこで結局、剣道部に入部したんです。なんで剣道かというと、ダンス部の隣(体育館のコートを半分に仕切っていた)で活動していたから。なんとなくダンス部とも繋がりが感じられるかなって。で、例のコトミちゃんですが……。
──もしかして……?
木村 そう、コトミちゃんはダンス部。部活に行くたびによく顔を合わせるんですよ。これは運命だ……!とか思っちゃったんですよね。で、遂にある日、「放課後に教室で待っててくれない?」って、告白に向けて動き出したんです。
──告白!ちゃんと「好き」っていうタイプですか?それとも遠回しに伝えましたか?
木村 いや、そこなんですよ、問題は。放課後、教室に残ってくれたコトミちゃんを誘い出した僕は、一緒にエレベーターホール前に向かいました。ただね、もうめちゃくちゃ告白前にビビっちゃって、1時間くらい他愛のない世間話をしちゃったんです(笑)。最終的に、コトミちゃんが「で、結局何の用なの?」って話題を振ってくれたから、意を決して「好きです」と伝えられました。
──そのあと無事にお付き合いできたわけですね。
木村 はい。でもここでもいろいろと問題があって……(笑)。高1の“キムスバ”は、いざ付き合った後に何をしたらいいのかまったく分からなかった(笑)。部活終わりに一緒に駅まで歩く、そして朝また駅で待ち合わせて登校する。これを繰り返して、3カ月くらいで振られちゃいましたね。
──デートはなかったんですか?
木村 1回だけありました!これも部活帰りなんですけど、そのままお祭りに行ったくらいです。あの当時は勇気が出なくて、手も全く繋げなくて。情けない話ですけど、告白のときも含めて、女の子からアクションを起こしてもらわないと、なかなか動けませんでした。
──今の自分が当時に戻れるなら、どうしたいですか?
木村 告白して「いいよ」って返事をもらった瞬間にキスします。
──今までの恋愛を通して、今は積極的になられたんですね。
木村 いや、分かんない(笑)。結局、根っこは変わってないから、なんかパスをもらわないとやっぱり踏み込めないかもしれないです。
──やっぱり今でもシャイな部分は残っている、と。
木村 そうですね。でももう大人ですから。腹を決めたら、やるしかねぇ!って気合入れていきます。あの頃よりは、たぶん成長してるはずです(笑)。1時間の世間話は挟むかもしれませんが。
──世間話からの告白してキス!(笑)
木村 そうです。急にね(笑)。
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
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