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「チームラボプラネッツ」新エリア紹介!2025年初頭に10作品以上追加【“世界で最も来館者の多い美術館”にも認定】

執筆者: ライター/黒川すい

単一アート・グループとして世界で最も来館者が多い美術館として、ギネス世界記録に認定されたチームラボプラネッツ

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皆さんは“世界で最も来館者の多い美術館”がどこにあるかご存知でしょうか。そう、なんと日本にあるんです。東京・豊洲のチームラボプラネッツ TOKYO DMM.com(以下、チームラボプラネッツ)は、2023年4月1日~2024年3月31日の来館者数において、計250万4,264人を記録しました。そして単一アート・グループとして世界で最も来館者が多い美術館「Most visited museum (single art group)」として、ギネス世界記録に認定されたそう。

また、Googleが発表した2023年の年間検索ランキング「Year in Search 2023」においても、「世界で最も人気のある美術館・博物館」 で、ルーヴル美術館(パリ)、大英博物館(ロンドン)、オルセー美術館(パリ)、ロンドン自然史博物館(ロンドン)に次いで、5位にランクインしたほど。もとから知名度の高さは実感してましたが、こういう具体的な結果を知ると驚いてしまいますね……!

さて、そんなチームラボプラネッツですが、来年初頭には大規模な新エリアも誕生するのだとか。新エリアを中心に、今回は魅力をチェックしてみました。

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10作品以上の作品が新たに登場

2025年初頭に登場する新エリアは、「運動の森」、「捕まえて集める森」、「学ぶ!未来の遊園地」といった主に3つで構成されるそう。これらの新エリアの誕生に伴い、10作品以上の作品群が追加されるとのこと。

【1】「運動の森」

チームラボ《あおむしハウスの高速回転跳ね球》チームラボ《あおむしハウスの高速回転跳ね球》Courtesy teamLab Borderless,Jeddah (c) チームラボ

「運動の森」は、「身体で世界を捉え、世界を立体的に考える」をコンセプトに設計されています。空間認識能力を鍛える新しい「創造的運動空間」です。来館者は、複雑で立体的な空間で、強い身体性を伴って、身体ごとインタラクティブな世界に没入することが可能に。

【2】「捕まえて集める森」

チームラボ《捕まえて集める森》チームラボ《捕まえて集める森》Courtesy teamLab Forest, Fukuoka (c) チームラボ

「捕まえ、観察し、解き放つ」をコンセプトとする「捕まえて集める森」は、新しい「学びの空間」。自らの身体で探索し、発見し、捕まえ、そして、自ら捕まえたものをきっかけに興味を広げていくことを主眼としています。まずはスマートフォンのカメラで、空間を歩いている動物を見つける。そのカメラに写っている動物に「観察の矢」を放つと、現実の空間に矢が飛んでいく。矢が当たると空間からその動物は消え、自分のスマートフォンに入り、コレクションされるというのが一連の流れ。ちなみに捕まえた動物をカメラで見えている場所に投げ込むと、リリースされ、その場所に戻っていくそうです。

【3】「学ぶ!未来の遊園地」

「学ぶ!未来の遊園地」は、共同的な創造性=共創(きょうそう)をコンセプトにした教育的なプロジェクト。人々が、他者と共に自ら何かを創ることによって、一つの作品ができていきます。その作品は常に誰かの手で創られ続けるため、世界は延々と変わっていくのがポイント。

靴を脱いで楽しむのが基本のチームラボプラネッツ、童心に戻ってワクワクドキドキ心が動く人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング

今回、ギネス世界記録公式認定証授与式・新エリア発表を受けた後、現在のチームラボプラネッツを改めて体験してみました。この施設は、ふわふわのスポンジの上を進んでいったり、温水プールのような水の中を突き進んでいったり……靴を脱いで楽しむのが基本のため、童心に戻ってワクワクドキドキ心が動く感覚がありますね。まるで冒険しているかのような刺激を求める人は、ぜひ訪れてみてください!

この記事を書いた人

アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。

Instagram:@mercredi_7.pm

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