「ゲームのプロになります」突然の宣言に教師は唖然「FENNEL HOTELAVA」女性プロプレーヤーromiaの誠実なゲーム愛
FENNEL移籍はラストチャンス。世界を目指し、今後を見据える
――現在は現役プレーヤーですが、これからのキャリアについて考えることはありますか?
romia 少し前までは、やっぱり大学には行っておいたほうが良かったんじゃないかとか、不安を覚えるときもありました。でも今は、GCの大会に出場することで応援してくれたり、配信を観てくれる人が増えたので、期待に応えるためにもこの世界でできるだけ長く生きていきたいと思っています。
――ゲーム業界はプロ選手の年齢が若いところも特徴ですよね。
romia そうですね。20代からプロとしてキャリアをスタートするのはなかなか難しい世界だと感じています。自分も、今回FENNEL HOTELAVAに移籍したタイミングがプレーヤーとして最後のチャンスかもしれないので、後悔がないようにプレーしたいと思っています。
――女性プレーヤーが有利だと感じる点はありますか?
romia プレーヤーの割合的に女性数が少ないので、配信を観てもらえるチャンスは多いのかなと思います。
――逆に不利だと感じる点は?
romia 不利という意味ではないかもしれませんが、男女混合のリーグに女性プレーヤーが少ないから、どういったかたちにしろGC以外で業界に関わるのはハードルが高いように感じます。
――romia選手も以前は男性選手に混ざってプレーしていましたよね。なぜ女性リーグであるGC部門に移ったんでしょうか?
romia 自分自身、男子に混ざって大会に出場するのは現実的に難しいものがあると感じてしまって。違うところで自分を成長させたり、上を目指すことはできないかと思ってVALORANT GC部門に移りました。
――競技性、注目度ともに高いタイトル『VALORANT』に注力している理由は、プロとして結果につなげやすいといった視点からですか?
romia それが一番にあったと思います。LoLからVALORANTにタイトルを移したときに、やるからには結果を残したいと強く感じたので。
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