注目の現代アーティスト三浦大地、大規模アート展を開催!肩書きに捉われない“DIALETHEISM”な作品群について想いを語る
執筆者: ライター/黒川すい
三浦氏が作品についての想いを語る
入り口周辺の様子。
そして出口周辺の様子。
三浦氏「会場全体で第1~第7までのチャクラを表現しています。入り口あたりには、動物や民族をモチーフにした作品が多く展示されているんです。肉体世界を描きました。会場の奥に進むにつれ、色合いが薄く淡くなっていくのに注目していただきたいです。死や輪廻を表してます」
三浦氏「宗教観を投影した部屋もあります。みんなが知っている絵画をJosieちゃんで描きました。これは、ボッティチェリの『ヴィーナス誕生』をもとにしています。彼は異教家と言われていて、キリストなどの解釈も人とは違っていたようなんです。ほとんどの作品も燃やされてしまったそうなんですが、残ったのがこの作品です。みんなと違う思想や考えを持っている人、マイノリティとマジョリティのボーダーってどうして決められているのか・マイノリティであるとなぜ不利なのか……。そういうことを考えながら、この絵を題材に選びました」
初めて金箔を使用した作品も制作されたそう。石川県の金箔が作品の魅力を際立たせている。
「Josie’s RUNWAY」やクリスタル作品、そのどちらにも属さない抽象画も本展の見どころの一つ。
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
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