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【配信者・ゆかてふインタビュー】音楽系ユーチューバー、ボカロP、アイドルの楽曲制作……思わず沼る「ゆかてふ」ワールドとは!?

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「吹奏楽あるある」やボカロ楽曲など、さまざまな配信で注目を集めている配信者・ゆかてふさん。2023年に投稿したネタ曲が話題となり、今後の活動が気になる彼女に、ネタ曲の作り方を聞きました!

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「ボカロからアイドルまでみんなが求めてくれる楽曲をこれからも作っていきたい」

ゆかてふ

――ゆかてふさんはYouTuberとして「吹奏楽あるある」を配信されたり、ボカロPとして楽曲を投稿されたりしています。これまでの音楽経験を改めて教えてください!

ゆかてふ 小学生のときにピアノを少しだけ習っていたんですけど、そのときはやる気が全然なくて。その後、中学校で吹奏楽部に入ったら、希望していないコントラバスという楽器を担当することになっちゃったんです。高校ではソフトボール部に入ろうと思って、家で素振りの練習を毎日していたんですけど、すごい強豪校から吹奏楽特待のオファーをいただきまして、そこでコントラバスとして全国大会も出させていただいたんです。その頃に音楽の基本や作曲のときの楽器の重ね方を学びましたね。大学生になってからオモチャ屋さんでバイトをしているときにウクレレを弾いていて、そこでコードを覚えました。それで大学から曲作りを始めました。

――YouTubeの配信を始めたきっかけは?

ゆかてふ 元々カメラマンになりたかったので映像の大学に行っていたんですけど、3年生の頃にコロナ禍になっちゃって、誰にも会えないという時期に入ってしまって。ひとりで制作できる映像を作りたくて、YouTubeを始めました。

――ボカロを使っている楽曲もありますね。

ゆかてふ 私は小学生の頃からボカロの楽曲が好きでいっぱい聴いていたんですね。sasakure.UKさんやMIMIさんとか、ピアノをメインで使っている曲が好きでした。あとはEDM的な楽曲も好きで。私自身は歌に自信があまりないんですけど、どのみちボカロの楽曲は作っていたと思います。

――鏡音リンに歌わせているのは?

ゆかてふ 私の曲って、ボカロに結構喋らせているんですよね。リンちゃんは、喋らせるのに向いているのかなって思って使っているのはあるかもしれない(笑)。リンちゃんは声の圧が強い感じがあって、私の曲にはマッチしているのかなって思います。ボカロPとしてのデビュー作は2023年3 月に投稿した『moonlight』feat.初音ミク」ですね。

――手ごたえはいかがでしたか。

ゆかてふ 実は最初は「ゆかてふ」じゃないアカウントでいくつか曲を投稿していたんです。でも、なかなか聴いてもらえなくて、登録者もひとケタだったんです。だから、もっと聴いてもらえるように「ゆかてふ」のアカウントに紐づけて、ボカロのイベントに投稿したりして工夫をしてみました。なるべくみんなが求めているようなものを投稿したいと思っていて。最近はネタ曲に力を入れるようにしています。

ゆかてふ

――「新幹線でひたすら席蹴られるリンちゃん」「ATMでひたすら待たされるリンちゃん」と日常から生まれるギャグが楽しいです。

ゆかてふ やっぱりお笑いの原点は共感だと思うので、みんなが共感できるネタを日々探しています。「新幹線でひたすら席蹴られるリンちゃん」は後ろの席に座っている子どもが前の席を蹴るリズムとドラムのビートをシンクロさせていて、映像と音楽の両方でおもしろくなればいいなって。この曲を出したときは反響がすごく大きくて、ボカロ曲を普段聴かないような方にも聴いてもらえた感じがあったんです。ネタ曲界隈の奥深さを知りましたね。ちなみに「ATMでひたすら待たされるリンちゃん」は、私がATMでひたすら待たされたときに思いつきました(笑)。

――日常生活からネタが生まれるんですね。

ゆかてふ そうですね。これ曲にしたらウケるかなって、そのときに感じたことをいつもメモしているんです。いつも私は歌詞よりも曲を先に作っていくことが多いんですが、ラップみたいな感じの曲が多いので、ビートに合うようなネタを選んでいく、という感じで。あまり深く考えずに作っている感じですね。

――ゆかてふさんはアイドルに楽曲提供もされているそうですね。

ゆかてふ はい。ローカルな地下アイドルに楽曲を提供しています。ネットに投稿するネタ曲と、アイドルに提供する楽曲では作り方が全然違うんですよ。アイドルってライブで一曲フルで絶対歌うんですよね。だから、構成がすごく大事だし、オタク(アイドルファン)がコールを入れたり歌ったり踊ったりできるような楽曲にしないといけない。アイドルの楽曲ってオタクがいて完成するように作るのが大事だなって。オタク目線に寄り添って作ることがいいんだ
ろうなと思っています。でも、実際にライブでお客さんがコールをいっぱい入れてくれて、叫んでくれるとやりがいがあるなって思います。

――ゆかてふさんはカメラマン、YouTuber、ボカロPと多彩な活動をされていますが、ご自身の中では分けている感じはありますか。

ゆかてふ 完全に分けていますね。リスナーが求めているものがそれぞれ違うので。ただ、配信活動は一貫したテーマとして「笑い、ユーモア」を大事にしたいなと思っています。カメラマンとして勉強したことが、配信の撮影技法に役立っているところはあって、それぞれが別々の活動でありながらも、表現の幅を広げることに役立っているなと思いますね。

――これからの目標はありますか。

ゆかてふ 音楽面では、これからもネタ曲をたくさん作っていくことですね。みんなが求めているものを作っていきたいです。あと、たまに真面目に作った曲もこっそりと投稿しようかなって思っています(笑)。リンちゃんのネタ曲をこれからも作っていって、リンちゃんがちやほやされて、ついでに私もちやほやされたら最高ですね!

この記事を書いた人

志田英邦

志田英邦

ライター、編集者。ゲームを作ったり、小説を書いたり、本を作るお手伝いなどいろいろ。日々さまざまな制作現場にお邪魔して面白いことを探しております。美味しいカレーと極上のうどんを探し求めつつ。

Twitter:@shidaill

Instagram:@hidekunishida

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