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【体験談】1対1の相席居酒屋「THE SINGLE(ザ・シングル)」に1人で行ってみたら、2人と連絡先を交換できた!

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逆に、女性から「ここ来たことあります?」と聞かれたら、男性は多少行き慣れている感じを出すのがコツらしい。例えば「月に1回ぐらい来ていて~」とか、「他にも街コンとかに行っていて~」などと、ある程度婚活をしている印象を相手に与えたほうが、相手にも真剣さが伝わって好感度が高くなりやすいそうだ。

一般的な相席屋だと「チャラい」「婚活に本気すぎて引く」という印象を持たれることもあるらしいが、『THE SINGLE』であれば女性側も真剣な人が多い。ワンツーマンなら女性側も緊張している人が多いはずなので、男性側が慣れているほうが相手も警戒心を解きやすいのだろう。

無難な話題は早く切り上げたほうが良い

会話の進め方に慣れてきて痛感したのが、20分という相席時間の短さだ。お互いの仕事や趣味の話で場が温まり、ようやく相手が脈アリかどうか踏み込んだ話をしようと思ったあたりで、相席時間の20分に到達してしまうケースが多かった。

きっと女性からすれば、仕事や趣味の話は聞かれ慣れているだろうし、いちいち同じように答えるのも面倒なはず。お互いに良い相手を見つけにきているのは自明なので、無難な質問は5分ほどで切り上げて、恋愛系の話に持ち込んだほうがいいかもしれない。

ただ、いきなり「好きな異性のタイプ」や「過去の恋人の話」を聞くのも飛躍しすぎている気がする……。自然な会話の流れを装いながらも、恋愛系の話題になるような話題はなんだろうか。アレコレ考えた結果、こう聞くのが最適解な気がした。

「これまで相席屋で良い感じの男性いました?」

「相席して微妙な男性ってどんな人ですか?参考程度までに知りたくて(笑)」

こんな感じで、ここで会った男性の話なんか振ってみると、意外と話してくれる女性が多かった。

好感が持てる人の年齢や雰囲気とか、どんな会話をしたのかとか聞いていくと、そこから「どんな男性がタイプなのか?」と相手に突っ込んだ質問もしやすい。相手に恋愛観を語ってもらえば、自分が話題を振る必要もないし、とりあえず相槌や共感をしておけば悪い印象は与えないはずだ。

逆に、脈ナシのタイプを聞いても面白いかもしれない。「『2軒目行こうよ』としつこく誘ってくる人」「年齢が離れているのに若作りしてる人」「興味ない仕事の話ばっかりしてくる人」など、お互いの愚痴で盛り上がれば、恋愛観を探りながら、距離を縮めやすいような気もした。

筆者がこの流れで話題を振ったところ、「結構人見知りで男性経験が少なくて……」と自分語りする女性や、「どちらかというと尽くしてあげたいし嫉妬するタイプ」と好みを打ち明ける人、「合コンとかよく行くけどここ(THE SINGLE)のほうが打率は高い」と婚活事情を教えてくれる人など、反応は様々だが会話はそれなりに深くなった印象だ。

この記事を書いた人

佐藤隼秀

佐藤隼秀

1995年生まれ。大学卒業後、競馬関係の編集部に勤め、その後2021年頃から本格的にフリーライターに。Webメディアを中心に、マネー、芸能、ノンフィクションなどを執筆。趣味は飲み歩き、競馬、読書。好きなお酒はキンミヤのソーダ割り。

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