【気鋭のボカロP『Project Lumina』とは?】詩的で美しい言葉がやみつきに!「明日を生きる人々に救いとなれる音楽を」
執筆者: 編集者・ライター/志田英邦
――Project Luminaとしての音楽はどのように作っているんですか。
hotal 2023年に作った「Leon」という曲まではバンド時代のベーシストと一緒に作っていたのですが、彼が今回は参加することが難しいということで、今回の「空に咲らう」では、のあさんというアーティストとやり取りをして楽曲を作っていきました。まず僕がたくさんの夏曲を聴いて、その中から300曲ぐらいリストアップして、どこのフレーズがよいとか、どういう展開がいいかを、のあさんにお伝えするんです。そうすると、のあさんが曲を書いてくれて、そこからさらにやり取りをするという感じですね。ボーカロイドの「初音ミク」も「重音テト」も調声が得意な方にお願いしていて、実際のボーカルに歌を依頼するような感覚で作業を進めています。
――今後、どんな活動をしていきたいですか。
hotal 僕は毎回、これができなかったら辞めてもいいくらいの命懸けの覚悟で曲を作っています。次の曲はまた新しいことをしてみたい。これからも今できることを一生懸命こなしていくことで、自分のレベルをもっと上げていきたいし、他の人にもっと届く音楽を作っていきたいと思っています。
Project Luminaによる
その他の楽曲
Leon
7曲目。ボカコレ2023春ルーキー17位入賞曲。新しい音楽が波及していくことを目指した。
ユメハミ
6曲目。AI歌唱ソフト「VoiSona」の提供により制作された楽曲。
一輪の詩
5作目。ボカコレ2022秋ルーキー6位入賞曲。Project Luminaのスタイルが固まった。
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Interview & Text_HIDEKUNI SHIDA
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この記事を書いた人
ゲームを作ったり、小説を書いたり、本を作るお手伝いなどいろいろ。日々さまざまな制作現場にお邪魔して面白いことを探しております。美味しいカレーと極上のうどんを探し求めつつ。
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