【パスタづくりで重宝する食材5選】SNSでバズりまくった「“納豆”を使ったやみつきパスタ」のレシピも公開【Ryogoインタビュー】
執筆者: エディター・ライター/相馬香織
インスタグラムやYouTubeで数々のレシピを紹介し、話題を集めている料理愛好家のRyogoさん。なかでも簡単なうえに、見た目もよくて本格的な味わいのおうちパスタレシピが話題になり、本サイトでも連載を務めている。11月17日に初めてのレシピ本『おうちで本格! BINANPASTA流 映えうまパスタレシピ』(宝島社)が発売される。そんなRyogoさんに、なぜパスタをつくるようになったのかやパスタづくりに重宝する食材についてなどお話を伺った。
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おいしいレシピを留めておく場所を。
それがパスタメディアを立ち上げたきっかけ
――Ryogoさんがパスタ料理をつくり始めたきっかけはなんだったんですか?
Ryogo 料理を始めたそもそものきっかけは、一人暮らしをスタートしたことでした。当時は今よりもつくれるレシピの数もレパートリーも少なく、つくる料理の味にもバラつきがありました。
食べたいものをインターネットで検索してつくっていたのですが、パスタ料理は他の料理に比べてもポピュラーで身近な存在ですし、工程がわかりやすくてバリーションも豊富です。でも、いろいろなサイトを検索して調べることがだんだんと「わずらわしい」と思うようになり、自分がおいしいと思ったレシピを備忘録として書き留めておく場所をつくろうと思い、「BINANPASTA」というメディアを立ち上げることにしたんです。
――おいしいパスタをつくるための秘訣はありますか?
Ryogo ソースだけでなく、パスタ自体をていねいにゆでることです。「ソースはちゃんと作っているのに、パスタを適当な塩加減でゆでている」とよく耳にしますが、いくらソースをおいしく作っても、適当にゆでたパスタと組み合わせてしまうと、最終的な仕上がりはイマイチになってしまいます。僕が紹介しているレシピでは、パスタをゆでるときの目安の塩分濃度を紹介していますが、自分の舌に合う塩加減を探すということも、おいしいおうちパスタをつくるうえでは、大切なことのひとつだと思います。
Ryogo 日常生活のなかでつねにアンテナを張るようにしているので、目にしたり、耳にしたりしたことの蓄積からレシピをつくっています。例えば、旬の食材やスーパーのレイアウトを参考にしたり、調味料やグーグルの検索データなどを参考にしながら、ベースとなる食材に対し、どんなものを掛け合わせるかを考え、最終的に一つのレシピをつくっています。
韓国風キムチクリームパスタ『おうちで本格! BINANPASTA流 映えうまパスタレシピ』(小社刊)より
――今までパスタ料理で失敗したレシピや食材はありますか?
Ryogo 味つけにおいては、味の濃さや深み、コクなどが一発で決まらないこともありますが、食材で失敗したことはありません。僕のレシピは、使いにくい食材や手に入りにくいおのを組み合わせたようなものではなく、一般的な食材の組み合わせでつくるものを紹介しています。僕のサイトだけでなく、YouTubeやインスタなどで多くの人に見てもらうことも大切なため、バスタレシピとして需要のある食材しか選ばないので、失敗することがないんです。
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この記事を書いた人
映画配給会社を経て、出版社で企画立ち上げ、海外取材などを数々こなし編集長に就任。現在はベトナム・ハノイを拠点に、日本、韓国を飛び回りフリーランスの編集者として活動中。趣味はアクセサリー製作。インスタではベトナム情報をメインに発信中。
Instagram:@_kaori.soma
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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