「握りすぎ」に心当たりある?遅漏・腟内射精障害のリスクも…“自分は普通”と思い込む前に見直したいセルフプレジャーの刺激
執筆者: ライター・エディター/鈴木恵理子
#02 男性の63.8%が“握りすぎ”。「強グリップ」が性機能に影響する可能性とは
まず、ちょっと驚くデータから。調査によると、男性の63.8%。つまり3人に2人が、マスターベーション時に「強グリップ」に該当することがわかった。「強グリップ」とは、男性器を過度に強く握って刺激する行為のこと。


気になるのは、その多くが「自分のやり方は適切」と考えていること。強い刺激に慣れることで、実際の性行為では射精しにくくなる「遅漏」や「腟内射精障害」につながる可能性があると医療の現場では指摘されている。本人はなかなか気づきにくいのも特徴。
つまり、「まさか自分が」と思っている人の中にも、知らないうちに強い刺激に慣れているケースがあるということ。自分は大丈夫だろうと思わず、自分の握る強さを一度見直してみよう。

福元メンズヘルスクリニック院長の福元和彦先生はこう指摘する。
「性機能の悩みは潜在化しやすく、強い握り込みや不自然な体勢でのマスターベーション、刺激の強いコンテンツの多用などは、感覚を麻痺させ悪循環に陥るリスクがあります。デリケートな領域ゆえに自身の状態に気づけない人が多い中で、約2万人規模の実態データが示される意義は大きい」
なお、性交経験のある男性における遅漏の有病率は約5.16%(※)とされており、約20人に1人が抱える身近な課題ともいわれている。「自分は大丈夫」と思っていても、一度自分のセルフプレジャーを振り返ってみる。この数字を、そんなきっかけとして知っておきたい。
※日本性機能学会(2025)「射精遅延の有病率と関連要因:日本における男性の性的機能障害に関する全国規模のインターネットベースの横断的調査からの洞察」
この記事を書いた人
11年間の編集プロダクション勤務を経て、2011年よりフリーランスに。雑誌やムック、ウェブなどで、ヘアやビューティページを中心に活動中。暮らしに役立つ実用系やメンズのビューティ記事の経験も豊富。好物は古物や古道具。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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