「愛すべきパーティグルーヴァーたち」躍進を遂げたDYM MESSENGERSのKeitric&Takuyaが語る“孤高のストリート精神”【D.LEAGUE】
執筆者: 音楽家・記者/小池直也
試合よりも打ち上げのDJが楽しみ

――おふたりのプライベートについても教えてください。オフの日は何をしてますか?
Keitric:音楽を聴くのはもちろん、ピアノを弾くのが好きなんです。家に電子ピアノを置いているのですが、ちゃんと生ピアノを弾きたいときはスタジオに行きますね。あとは自然に行ってリフレッシュしたり。水が流れてる場所がいいですね。川辺とか湖。東京だったら石神井公園とか。
Takuya:俺は寝てるか、掃除してるか、散歩してるか、パーティーに行ってるか、酒飲んでるかですね。そのどれかだと思います。土日休みが本当にありがたい。
――DYMはメンバーそれぞれのファッションも注目されていると思いますが、服のこだわりは?
Keitric:最近は柔らかい生地で楽に動けるけど、割とフォーマルなアイテムを着てます。アースカラーのシャツやジャケットとか。いつでも踊れるくらいの格好のほうが好きですね。
Takuya:その時の気分で着てるだけですよ。気分に合わないと、遅刻していても家を出られません。最近は黒を避けがちかもしれません。一番多いのは古着ですね。あとは友達が作った服とか友達が働いてる店で買うことも多い。あとセカンドストリート。DYMに協賛してくれないかな(笑)。
――セカンドストリートを挙げた人は初めてかもしれません。
Takuya:みんな見栄張ってるだけですよ。絶対に行ってるはず。ダンサーならセカスト、トレファク、ブックオフ。これがベストです。
—―恋人にしてほしいファッションも聞いていいですか?
Keitric:赤いワンピース。赤はちょっと極端ですけど、ワンピースがいいかも。女性にしか着られないし、ミニマルさというか情報量の少なさというか、1枚で全身ひらひらみたいな感じが好き。
Takuya:俺はグレーとネイビーでちょっとまとめられた、上品な高校の制服みたいな格好をしてほしいかな。ちょっとシスター系みたいな(笑)。そんな感じで現れたらグッときますね。

――おふたりが普段聴く音楽も気になります。
Takuya:家ではアンビエントを聴きます。めっちゃ静かなやつ。最近はCOLA RENというアーティストをよく聴いてます。音がすごくよくて。
Keitric:自分は聴くのも踊るのもジャズが多いですね。でもTakuya君のDJでダブをかけていて、最近好きです。Takuya君は自分も好きなカネコアヤノやGEZANのライブに行ったり、チェックする音楽の幅が広いんです。
Takuya: 要チェックやね。
――DYM MESSENGERはカルチャーの匂いがするのも特徴ですよね。
Keitric:僕はそれに憧れて入りました。ダンスがカルチャーの一部みたいな感じ。
Takuya:みんな音楽や服も好きだし、ジャンルレスにその場の音楽を楽しめるから、自然とパーティーになるというか。
Keitric:もう自然とパーティーが始まるみたいな感じ。 リハやラウンド後もみんなでDJをやって打ち上げるんですよ。ラウンドに打ち上げでかけるレコードを持って行きます。
Takuya:意識が終わったあとに向かい過ぎてる(笑)。そこでサイファーになるとヤバいですよ。試合よりもかましてる。あれが一番練習になるからね(笑)。やっぱりDリーガーではあるけど、「単純に音に乗る」というダンスの根本を楽しんでいる人ばかり。みんな本当にパーティーグルーヴァーなんです。
Profile/Takuya(たくや)
静岡県浜松市出身。長身を活かした唯一無二なシルエットと独特な空気感で抜群な存在感とバイヴスを放ち、DANCE@LIVE、JAPAN DANCE DELIGHTなど国内のバトル、コンテストで数々の優勝と入賞を繰り返す。現在、最注目ヒップホップダンサーと言っても過言ではない。
Instagram:@knew______
Profile/Keitric(けいとりっく)
京都出身。ブレイキンを軸にビバップやコンテンポラリー、トリッキングなど様々な身体表現を融合させた独自のスタイルで存在感を放ち、JAPAN DANCE DELIGHTなど様々なビッグコンペティションにて数々の賞を獲得。
また、コンペティション以外でも様々なミュージシャンとの共演、ファッションブランドのモデルも果たすなどオルタナティブなカルチャーの活動にも精通している。
Instagram:@keitric_
関連する人気記事をチェック!
写真=西村満
取材&文=小池直也
この記事の画像一覧
この記事を書いた人
音楽家/記者。1987年生まれのゆとり第1世代、山梨出身。明治大学文学部卒で日本近代文学を専攻していた。自らもサックスプレイヤーであることから、音楽を中心としたカルチャー全般の取材に携わる。最も得意とするのはジャズやヒップホップ、R&Bなどのブラックミュージック。00年代のファッション雑誌を愛読していたこともあり、そこに掲載されうる内容の取材はほぼ対応可能です。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
この記事をシェアする
この記事のタグ
関連記事




















