なぜSEGA SAMMY LUXだけが“初期メンバー”で戦い続けられるのか?CanDoo×RIMOWAが語る「LUX愛」の正体【D.LEAGUE】
執筆者: 音楽家・記者/小池直也

プロダンスリーグ・D.LEAGUE 25-26のレギュラーシーズンが終わった。BLOCK VIBEを6位で終えたSEGA SAMMY LUX。リーグが発足した6年前から参加する9チームのなかで、ROUNDを戦う8名を初期メンバーのみで構成できているのは彼らだけだ。
結果の浮き沈みを経ながらもオリジナルメンバーが残っている理由を、ディレクターを務めたこともあるCanDooは「LUX愛」だと語る。一方でチームメイトのRIMOWAも、そんな先輩たちに憧れて合流したという。
22歳差のベテランと若手。互いに違う角度からチームを見ているふたりに、今シーズンを振り返ってもらった。
ディレクターは大変な仕事

――まずお互いの印象を聞かせてください。
CanDoo:優しいキャラなんですけど、しっかり強い部分も出せる人。それはダンスも人間性も同じですね。あとは、めちゃくちゃオシャレ。自分の見せ方がわかってるというか。
RIMOWA:CanDooさんのことは、レジェンドダンサーとして知ってたんですけど、実際に会うとトークが面白い(笑)。ダンス以外の面でも明るくて、個性のある方だなと思ってます。
――RIMOWAさんは幅広い年齢層のチームをどう感じていますか?
RIMOWA:大変さはあまり感じないですね。ショーケースを作り始めるときに音楽のリファレンス(既存曲)をみんなで出し合うのですが、年長のメンバーの方ほどダンスの情報量が深いので、新しい考え方を教えてもらえるんですよ。とても勉強になります。
――CanDooさんはLUXのなかで最年長ですが、年下のメンバーとはどのように関わっているのでしょう?
CanDoo:「俺に合わせて」というスタンスではなく、こちらから合わせにいくような感じ。ダンスは年齢に関係ない部分も大きいので、お互いにできる部分も、できない部分も受け入れながら頑張っています。
例えば、リーダー・TAKIは華がある。人を引っ張るポジションに向いていますね。「自分がリーダーとして言ったからにはやらないと」という責任感を自分に課すんですよ。
RIMOWA:TAKI君は同い年なんですけど、それでリーダーをやっているのがすごい。たぶん、彼にしかできないんじゃないかな。
あのテンション感と話し方だから成立するのだと思います。何かあったときは「みんなはどう思う?」と言ってくれるので、メンバーで話し合う機会も持てています。
CanDoo:あとは、HINATAも突然とてつもない発想が出てきたりする。頭が柔らかいというか、その発想がそのまま演目に活かされることがあるので、面白いです。
——CanDooさん自身も過去にディレクター経験がありますが、そのときはいかがでした?
CanDoo:難しかったですね。自分はずっとプレイヤーとして踊ってきた人間ですし、チームをまとめていくことに戸惑いがありました。それよりも踊りで背中を見せるほうが得意だなと。
ミーティングでもそこまで意見するタイプじゃないですし、今はディレクター・U-GEさんが締めるところでバシッと言ってくれるので、ありがたいですね。
——またやりたいですか?
CanDoo:いやあ……(笑)。責任感が半端ないので無理ですね。だからU-GEさんは本当に尊敬でしかないです。
この記事を書いた人
音楽家/記者。1987年生まれのゆとり第1世代、山梨出身。明治大学文学部卒で日本近代文学を専攻していた。自らもサックスプレイヤーであることから、音楽を中心としたカルチャー全般の取材に携わる。最も得意とするのはジャズやヒップホップ、R&Bなどのブラックミュージック。00年代のファッション雑誌を愛読していたこともあり、そこに掲載されうる内容の取材はほぼ対応可能です。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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