なぜSEGA SAMMY LUXだけが“初期メンバー”で戦い続けられるのか?CanDoo×RIMOWAが語る「LUX愛」の正体【D.LEAGUE】
執筆者: 音楽家・記者/小池直也
初期メンバーで戦える、唯一のチームである理由

――では6位で終えた今季を振り返っていかがですか?
CanDoo:今シーズンは「NEO CREATOR SQUAD」というテーマで、それぞれが得意な部分をクリエイトしながら団結して勝ちにいく作戦でした。
常に進化していかないとダメだなと感じるので、トライは多かったです。新メンバーのSHUTO君とTAKARA君という新しいエッセンスも入れましたね。新しい人が入ったことで活気が出たと思いますね。
RIMOWA:あと審査がパーセンテージ方式になったのは、シビアだなと感じました。ただ作品ひとつひとつに対して「この項目を取りに行こう」と意思統一できるようになったのは個人的によかったです。
――毎回、狙いにいった項目はありますか?
RIMOWA:LUXで圧倒的に高い項目はオーディエンスです。他の項目については対戦相手によりますが、シンクロパフォーマンスは得意なので重点的に磨きました。
オフシーズンからシンクロの振りをみんなで作って、それを反復。エースの出し方もいつも考えていますね。
――2ブロック制になったのも大きな変化でした。
CanDoo:ROUNDが1カ月に1回の開催に変わり、演目作りに集中できました。ただ試行錯誤が増えると「やっぱり最初のほうがよかったね」と迷うこともあって。新しい発見もいろいろと見えましたね。
RIMOWA:別ブロックの試合を観戦できる時間は楽しいです。以前から試合終わりにYouTubeで全ROUNDを見るのが習慣でしたが、カメラで観るのと生で観るのとでは全然迫力が違う。
CanDoo:確かに。バイブスは全然違うね。
RIMOWA:他のDリーガーさんから刺激をもらえるので、いつも「自分も頑張らなきゃ!」と思ってます。
――今シーズンで印象に残っているショーケースは?
RIMOWA:自分は出ていないんですけど、ROUND.1「零」ですね。開幕ということもあって、気合が入っていたのを覚えています。自分も振りを作りましたし、あの練習自体が思い出。
CanDoo:自分も印象に残っています。初めてSHUTO君が出場して、Breakingのパワフルさを改めて感じた試合でした。
RIMOWA:あとは結果には結びつかなかったんですけど、自分とKANAU君がメインで作ったROUND.2「Reflection」も大事なショーケースです。
CanDoo:個人的にはオリジナルメンバーと踊ったROUND.7「Original」もいろいろな思いが詰まっているので印象的ですね。
――D.LEAGUE発足から参加しているチームで、LUXだけが今も唯一オリジナルメンバー8人が在籍しています。それはなぜでしょう?
CanDoo:やっぱり、それぞれにLUX愛があるからじゃないですか。もちろん今の成績に納得がいってない部分も心の底ではあるだろうし、「絶対に結果を出すぞ!」という気持ちもあるのかもしれません。
チームもそうですが、いちダンサーとして次のことを考える人もいるはずなので、オリジナルメンバーが揃わなくなる日もいつかは来ると思うんです。だから、ROUND.7で勝てたのは本当によかったですね。勝つと負けるとでは気持ちが全然違いますから。
RIMOWA:もともとのスタイルで過去を上回る作品になっていて感動しました。「戻ってきたな」という感覚でしたね。
この記事を書いた人
音楽家/記者。1987年生まれのゆとり第1世代、山梨出身。明治大学文学部卒で日本近代文学を専攻していた。自らもサックスプレイヤーであることから、音楽を中心としたカルチャー全般の取材に携わる。最も得意とするのはジャズやヒップホップ、R&Bなどのブラックミュージック。00年代のファッション雑誌を愛読していたこともあり、そこに掲載されうる内容の取材はほぼ対応可能です。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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