連載スタイリストが推薦!コスパに優れた名品

無印良品の「ベタつかない」最新夏服3選!麻より涼しい!? プレスルームで驚いた“天然のハイテク素材”が最強すぎた

執筆者: スタイリスト/牧田悟志

1.この夏のムジラボ注目素材は日本らしい和紙混素材!!!

和紙混ドビー織り 半袖シャツ

和紙混ドビー織り 半袖シャツ¥7,990

和紙と言えば和室にある障子に昔から使われてきた素材で、障子と言ってもピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、木の格子に白い紙を貼った扉のようなアレです。和紙は吸湿速乾性や通気性に優れた高機能素材で、湿気の多い日本の気候に適していたことも、昔から長らく使われてきた理由の一つ。なので、日本で着る服に用いるにしても元来相性がいいはず。

そんな素材選びも、やはり日本のモノづくりや、日本ならではにフォーカスしている無印良品やMUJI Laboらしいセレクト。

和紙は理解したとしても次にドビー織りってなんだ?となる方も多いはず。

和紙混ドビー織り 半袖シャツ 素材寄り画像

ドビー織りとは、小さな模様や凹凸のある柄を生地を織る工程で出す、シャツでよく見かける織り方のことで、画像を拡大してみると細かな凹凸があるのが分かるかと思います。和紙を使った生地だと、どうしてもツルっとした表情で終わってしまうため、ドビー織りにして立体感を加えたかったそうです。日本らしい和紙を使うだけでは飽き足らず、さらにもうひと工夫加えるあたりがMUJI Laboらしい実験的な試み。

以前の記事でも説明させてもらいましたが、鹿の子素材やシアサッカーなども同様で生地表面に凹凸があると汗を吸収した生地がべとっと肌に張り付きにくく肌離れが良くなります。こちらのドビー織りはそれらよりも凹凸加減は控えめですが、そういう面も幾分期待できそう。

遠目で見ると滑らかそうな素材感なのですが、実は細かな織柄が入る。そもそも和紙を素材に組み込んでいると思えない見た目もクールで、単純ではない趣深い一着です。

この記事を書いた人

メンズファッション誌、モノ誌を中心に活動するスタイリスト。機能性やリアルクロージングを意識したスタイリング、モノ選びを担当することが多い。プライベートではヴィンテージからレギュラーまでの幅広い古着を愛する。休日は“グッドレギュラー”を発掘すべく、古着をディグる日々を過ごす。

Website:https://smartmag.jp/

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