「ヒールで踊るのは当然のこと」Benefit one MONOLIZ・RiNnAが度重なる怪我を乗り越え、ステージに上がり続ける理由オフの日はサウナか温泉へ
執筆者: 音楽家・記者/小池直也
自分に向き合う方法はサウナ
――オフの日はどのように過ごしますか。
RiNnA:オフの日は不定期なんですけど、ひとりでサウナや温泉に行きます。サウナに入っている時間が一番自分に向き合える時間だなと思うんですよ。少しでもデトックスしなきゃとか、気分的に整えたいなと感じたら、リハ終わりに行ったり。実は今日も朝から行ってきました。
それ以外でも友達とカフェやご飯に行ったり、映画を観たりとか。お寺も好きで、穴場の場所に行ったりもします。あと海よりも山派。目に緑が多く映る場所を求めに行くことが多いです。逆に家に引きこもって寝て、Netflixを見まくる休日もあります。その日の気分でインドアにもアウトドアにもなる感じ。
――ファッションのこだわりがあれば教えてください。
RiNnA:明らかに身長や体形的に似合わない服以外で、ブランドとかジャンル関係なく自分が着たいものをTPOに合わせて着ています。だから持っているアイテムが多くなってしまうんですよ。ただ、洋服はショッピングに行くというよりもネットで買うことが多いです。
――SNSはどう活用しています?
RiNnA:ニューヨークに留学していたこともありますし、バトルで実績を出したいと思っていた時期は1カ月に2〜3回、アジアを中心に2〜3カ国に行って大会に出まくっていたので、私のフォロワーさんは海外の方が半分くらい。
だからMONOLIZファンの方に発信しつつ、外国の方に届くような投稿も考えています。チームが提示している世界観は、国外の方がキャッチされやすいと思うので、早く海外でもD.LEAGUEが始まってほしいですね。
――では残り4戦をどう戦っていきますか。
RiNnA:この最後の4戦で、どれだけチームの力を提示できるかが勝負。正直、今の順位の時点でチャンピオンシップに行けるかは厳しいです。ただ、全部SWEEP(完封)勝ちを目指すような戦い方も大事ですが、チームの世界観をアピールするような魅せ方を心がけていければと思います。
Profile/RiNnA
6歳からダンスを始め、様々なジャンルを経験。13歳の時にHALに出会い、本格的にJAZZ HIPHOP・GIRLS HIPHOP・JAZZを学ぶ。
17歳でVOGUEに出会い、18歳からVOGUE BATTLEの「BALL」に出場し始める。その後VOGUEの本場NYにダンス留学し、VOGUEとHEELSを中心に様々なジャンルを学んだ。NY留学中「Vogue Knight」にて2度の優勝経験、国内をはじめアジアを中心にButlerとしての経験を積み台湾や香港、中国、韓国、タイ、NYでの「BALL SCENE」に挑戦し続けている。
Instagram:@1ns1rn7
X:@rinna711
撮影協力/樂煙 -西麻布-
住所:西麻布3丁目24-23 ARUGA8ビル3F
Instagram:@rakuen_nishiazabu
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撮影=西村 満
インタビュー&文=小池直也
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この記事を書いた人
音楽家/記者。1987年生まれのゆとり第1世代、山梨出身。明治大学文学部卒で日本近代文学を専攻していた。自らもサックスプレイヤーであることから、音楽を中心としたカルチャー全般の取材に携わる。最も得意とするのはジャズやヒップホップ、R&Bなどのブラックミュージック。00年代のファッション雑誌を愛読していたこともあり、そこに掲載されうる内容の取材はほぼ対応可能です。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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