ブレイキンの祭典“Red Bull BC One”史上初の快挙!日本勢4名がワールドファイナルに出場…パリ五輪出場HIRO10がこの大会を愛する理由
執筆者: ライター/黒川すい
インタビュー①B-Boy・NORIがワールドファイナルにぶつけるのは……
──ラストチャンスサイファーで勝ち残り、見事本選出場を決められましたが、NORIさんにとって『Red Bull BC One』を一言で表すと何ですか?
NORI “自分の中のオリンピック”です。カルチャーの要素が強いRed Bull BC Oneは、誰でもチャンスがあるのが特徴だと思っています。一番を目指す人数が多ければ多いほど、自分がてっぺんを獲ったときに「やったぜ」と思えます。
──今回のRed Bull BC Oneの参加ダンサーの方々の印象はいかがですか?
NORI それぞれの国で優勝してきている人たちが集まっているだけあって、みんな脂にのっていますよね。みんな勝ちたい気持ちが強いと思うので、その想いが精神的に迫ってくるようなパフォーマンスになって表れていた印象です。
このときのインタビューで、彼にワールドファイナルへの意気込みも聞いていました。“自分の中のオリンピック”という発言からも、彼にとってかなり重要なポジションを占める本大会。果たして彼はどんな想いで、ぶつかるのか……?
「踊りながらストーリーを押さえることを大切にしつつ、観ているみんなが楽しめるようなスタイルを意識しています。ワールドファイナルで目指すのはもちろん優勝。この舞台にチャレンジしてもう16、17年くらいになりますが、だからこそ怨念レベルで、誰よりも勝ちたいと思っている自覚があります。長年の怨念をぶつけます」(NORI)
そうまっすぐに語る姿、声がとても印象的でした。
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
Instagram:@mercredi_7.pm
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
この記事をシェアする
この記事のタグ