ブレイキンの祭典“Red Bull BC One”史上初の快挙!日本勢4名がワールドファイナルに出場…パリ五輪出場HIRO10がこの大会を愛する理由
執筆者: ライター/黒川すい
2024年12月7日、ブラジル・リオデジャネイロのファーマシーアリーナにて開催された「Red Bull BC Oneワールドファイナル」。「Red Bull BC Oneワールドファイナル」とは、2024年パリ五輪でも話題になったブレイキンの世界レベルの 1 on 1 バトル。この大会には、37の都市で開催された90以上の予選イベントを通じて選ばれたブレイカーたちが集い、ハイレベルなブレイキンスキルを競い合いました。頂点を決めるべく熱いバトルが繰り広げられたことは、まだまだ記憶に新しいです。smart WebもそんなRed Bull BC Oneワールドファイナルを間近で追うべく、現地取材を決行!複数回に分けて、現地の様子を振り返っていきます。
この記事では、ワールドファイナルに出場する日本勢ダンサーたちにインタビューを行いました。 WILD CARD(ワイルドカード)=招待ダンサーとしてこの本戦に参加したB-Boy・HIRO10さん、そしてLast Chance Cypher(ラストチャンスサイファー)=最終予選で見事に本戦への切符を掴み取った B-Boy・NORIさん、B-Girl・MiMzさんを突撃。改めてワールドファイナル当日のバトルでの様子も交えながら、振り返っていきましょう。
目次
【新作最速レビュー】人気No.1のスイーツキャンペーン「ファミマのいちご狩り®」が今年も到来!全21種のラインナップが圧巻すぎる……
ラストチャンスサイファーで日本勢2名が勝ち上がる
前回の記事でもお伝えした通り、Red Bull BC Oneワールドファイナルの数日前から「CAMP」が行われていました。様々なコンテンツがある中、ひと際大きな盛り上がりを見せたのが、ラストチャンスサイファー。これは、ワールドファイナルの切符をかけた最終予選を指しています。最終予選……そう聞くと盛り上がった理由が自(おの)ずと理解できますね。
現地時間の12月5日(木)に開催されたこのラストチャンスサイファー、なんと世界中から集まった約 70名以上のブレイカーたちが ワールドファイナルへの出場権をかけて戦いました。日本からは「Red Bull BC One Cypher Japan 2024(日本予選)」を勝ち上がった B-Boy・NORI、 B-Girl・MiMzが出場。
NORIは茨城県小美玉市の文化施設の職員だったという異色の経歴を持ち、日本予選では過去6回の優勝を誇る日本シーンのレジェンド。そしてMiMzは1児の母としての顔を持ち、6年ぶりにバトルの舞台に復帰したのだとか。ここでは日本勢を中心にご紹介していますが、それぞれの参加者たちの背景を見ていくと、本当に個性豊かで面白い。性別や年齢、国籍、その他もろもろの要素を超えて、ブレイキンが幅広い層に愛されていることを実感します。
見事、両ダンサーともこの最終予選を勝ち上がり、ワールドファイナルへの切符をゲット。日本の B-BoyとB-Girlがどちらも ワールドファイナルに勝ち上がったのは初の快挙らしいです。ラストチャンスサイファーから一夜明け、お二人に現地でインタビューをしていたのでご紹介します。
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
Instagram:@mercredi_7.pm
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
この記事をシェアする
この記事のタグ