【『おむすび』出演が決定！】浅川梨奈が“完璧な悪いコ”を経て朝ドラ初出演…仕事とプライベートとディズニーな日々を語る

舞台では初のお着物での演技にチャレンジ！

――そして、来年の出演作も発表になっています。まずは3月から始まる舞台『きたやじ・オン・ザ・ロード〜いざ、出立!!篇〜』にヒロインとして出演が決定しています。

「まだお稽古は始まっていなくて、今は台本を読ませていただいている最中なのですが、コメディーチックな作品で結構スピード感のあるストーリー展開だなと感じています。今回、お着物を着てのお芝居が初めてなので楽しみにしています」

――今まで時代劇などへの出演はなかったのですか？

「昭和顔なので、お着物はたぶん似合うと思うのですが（笑）、今まで時代劇はやったことがなくて今回が初めてになります。先日も、衣装を着てポスタービジュアル用の撮影をしたのですが、そのときも鏡の中の自分を見て“悪くないな”と思いました（笑）」

――似合うと思います！

「亡くなった私の祖母が日本舞踊をやっていたり、うちが日本の芸事や文化に触れてきた家系なんです。なので、実家にも古いお着物があったり、日本の伝統に触れて育っているので、お着物でのお芝居は今回楽しみにしていることのひとつです。その反面、祖母が日本の伝統を大切にしていた思いをしっかり受け止めなくちゃいけないな、と背筋を正す思いもあって。和装ならではの所作などにもしっかり気を配って演技ができたらと思っています。それに加えて、今回は歌もあるそうなんです」

――ミュージカル的な？

「はい。プロデューサーの浅生（博一）さんに『歌っていただききますよ』と言われまして。音楽劇みたいな雰囲気になるのかなと思っているのですが、それも私にとっては初挑戦なので、来年はチャレンジ三昧の幕開けになるという感じです」

――まだ、お稽古は始まっていないとのことですが、すでに準備を始めていることはありますか？

「私は喉があまり強くないので声を枯らさないように、発声の仕方を練習したり、声が出なくなったときの対処法を調べたり、漢方などを取り寄せたりなど、今から喉のケアをしています」

――舞台で声が出なくなるということもあるんですね。

「去年、コロナの後遺症もあって2、3回声が出なくなったことがあったので、来年はそういうことがないように。喉のケアはもちろん体調管理というのも来年の課題でもあります」

――乾燥する季節ですが、smart読者も実践できる喉や風邪対策があったら教えてほしいです。

「加湿器は欠かせないです。そんなに乾燥する家ではないのですが、とりあえず湿度は75％程度を保つように心がけています。あとは、バスタイムには必ず湯船に浸かるようにしていますし、漢方なんかも取り入れています。私は鼻炎持ちだったりもするので、その対策も含め病院でいただいた漢方を常備薬として持っています。漢方に関しては体質や体調などで必要なものは人それぞれなので、まずはお医者さんで自分に合ったものを処方してもらうのがいいと思います」