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【親愛なる僕へ殺意をこめて】での快演が話題!浅川梨奈がハマる「女優のお仕事」の魅力【熊谷隆志連載「Tokyo Fashion Tribe」】

フォトグラファー・スタイリスト・ブランドディレクター・ガーデナーなど、様々なシーンで活躍する熊谷隆志氏の連載「Tokyo Fashion Tribe」。smartの創刊当初から続く、数多くあるファッション誌の中で連載期間ナンバーワンの記録を更新し続けています。今回は本誌1月号でゲストとして出演していただいた女優・浅川梨奈(あさかわ・なな)さんを迎えて撮影の“合間TALK”を特別収録。この冬、大きな話題を呼んだテレビドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系)に出演している彼女の本音に迫ります!

※この記事は2023年smart1月号に掲載した記事を再編集したもので、記載した情報もその時点のものです。

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自分ではない誰かを演じること。
それが女優というお仕事の魅力

熊谷隆志(以下、熊谷) smartはメンズファッション誌なのですが、どんなイメージですか?

浅川梨奈(以下、浅川) 10代から30代の方まで幅広い層に人気がある雑誌だなと思います。以前、smart webで取材していただいたときに読んでいたんですが、女性である私が見ても欲しいアイテムがたくさん掲載されているし、読み物のページもとても面白かったです。女性のファッションでは、メンズライクな服がトレンドなので、女性も楽しめる情報がいっぱいありました。

熊谷 今回の撮影ではWIND AND SEA(ウィンダンシー)の服を着こなしていただきましたが、いかがでしたか?

浅川 他の撮影では、あまり着る機会のないテイストの服だったのでとても新鮮でした。個人的にはルーズなサイズ感のスウェットなどストリートっぽい雰囲気の着こなしも、めちゃくちゃ好き。母やマネージャーさんにも「似合うと思うよ」っておすすめされるし、自分でも着てみたいのですが、サイズ感とかがわからなくて、なかなか自分ではチャレンジできないジャンルなんですよね。なので、今回、この企画で着られたことがとても嬉しいです。

熊谷 現在、テレビドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』にご出演中の浅川梨奈さん。浅川さんが演じている畑 葉子は、物語の重要な役割を担(にな)っている役です。畑 葉子とは、どんな人物でしたか?

浅川 初回から死体で登場していました(笑)。そこから、生前の葉子が描かれていくのですが。今回のドラマでは監督から、山田(涼介)さん演じるエイジや川栄(李奈)さん演じるナミにとって、葉子は太陽のような存在でいて欲しいと言われたんです。いろいろ抱えていながらも、常に笑顔で皆を包み込むような存在でいて欲しいと言われたので、今回はそこを意識して演じていました。

熊谷 川栄さんとは撮影の合間にどんな話をされたんですか?

浅川 同じ事務所なのですが、今までお話する機会もあまりなかったので、最初にお会いしたときはとても緊張していたのですが、常に笑顔で接してくださる方なのですぐに打ち解けられました。川栄さんはお芝居が始まった瞬間に役にガッと入っていく方。さっき(休憩中に)話していた人と同じ人格なのかっていうくらい、役に入り込む方なのですが、撮影の合間では、赤ちゃんみたいにずっと笑っていらっしゃる可愛い方でした。撮影の後半は、一緒にクイズゲームをやったりしながら和気あいあいと過ごさせていただきました。

熊谷 川栄さんはどんなタイプの女優さんだと思いますか?

浅川 個人的に感じたのは、気遣(づか)いを自然にできる方。だからこそ相手に気を遣わせない心地よい関係を築くことができるんじゃないかなと。お芝居が素晴らしいのはもちろんなのですが、それ以前に、人としての現場での在り方も学ばせていただきました。

熊谷 女優として沢山の作品に出演されてきた浅川さんですが、女優というお仕事の魅力とは?

浅川 自分ではない誰か演じるという部分が魅力でありプレッシャーでもあり。今回の作品のように原作があるものの実写化だと、原作者の方が生み出したキャラクターで、言い換えれば(原作者にとっては)子供のような存在だと思うんです。だからこそ、原作者の方の思いや原作ファンの方々の想いを受け止めつつ、そこに自分のオリジナリティを足していく作業があって。その塩梅(あんばい)をどうしようと考えている時間も楽しくて。私自身、演技プランを考えてから現場に行くタイプではなくて、現場で全体の流れを見たあとに、リハーサルで実際に相手の方とお芝居を合わせながら、役を作っていくタイプなんです。自分の頭の中で決めすぎていってしまうと、現場で温度差が生じることもあるんです。お芝居って相手ありきのものなので、現場ごとに演じ方も変わってくるし、自分の中から湧き上がってくる役に対しての思いも違うのですが、それが醍醐味(だいごみ)でもあって。監督やお相手の方たちと現場ですり合わせをしていくうちに、自分では考えつかなかったり、自分だけでは生まれなかったお芝居ができ上がっていくのがとても素敵だなと感じています。

熊谷 女優というお仕事を楽しんでいる感じが伝わってきます。

浅川 皆で協力して作り上げた作品をたくさんの人に届けられる瞬間は、いつもとても嬉しい。そういう瞬間を積み重ねていきたいなと思っています。

(Vol.2に続く)
※Vol.2の公開は、2023年1月上旬予定です。

(浅川さんの衣装)スウェット¥26,400/WIND AND SEA(franky☎03-5708-5757)、 ワンピース、靴/スタイリスト私物

Profile/浅川梨奈
あさかわ・なな●1999年4月3日生まれ。埼玉県出身。身長160㎝。映画『14の夜』で長編映画デビュー後、数々の映画・ドラマに出演。映画初主演作『人狼ゲーム マッドランド』や『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』シリーズ、ドラマ『女子高生の無駄づかい』、『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!』、『ハレ婚。』、『ワンナイト・モーニング』など多数のドラマや映画に出演。放送中のドラマ『親愛なる僕へ殺意を込めて』にレギュラー出演。
浅川梨奈Instagram
浅川梨奈Twitter

Profile/熊谷隆志
1994年スタイリストとして活動を開始。1998年フォトグラファーとしての活動もスタート。 広告・雑誌等で活動するかたわら、様々なファッションブランドのブランディングやショップ内装、植栽のディレクションなど、幅広い分野で活動。
熊谷隆志Instagram

写真&スタイリング=熊谷隆志
ヘアメイク=石川ユウキ[Three PEACE]

佐藤玲美

佐藤玲美

東京在住のライター・エディター。『smart』『sweet』『steady.』『InRed』など、ウィメンズ、メンズを問わず様々なファッション誌やファッション関連のwebでライター&編集者として活動中。写真集やスタイルブック、料理本、恋愛心理、インテリア関連、メンタル&ヘルスケアなどの本の編集にも携わる。独身。ネコ好き。得意ジャンルはファッション、ビューティー、インテリア、サブカル、音楽、ペット、料理、お酒、カフェ、旅、暮らし、雑貨など。

Instagram:@remisatoh

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