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「小規模な結婚式が独身を救う」恋愛コラムニストがそう断言する3つの理由

執筆者: ライター・コラムニスト/久留米あぽろ

「小規模な結婚式が独身を救う!?」挙行数回復するも…機会減りつつある結婚式の“新たなカタチ”

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今年に入って「結婚式が増えた」と感じている人は、意外と少なくないのではないだろうか。コロナ禍を経て結婚式は自由化が進み、家族と行う“小規模婚”が増えたという報道もあったが、自粛ムードがほとんどなくなった2024年は、30〜50人の“小中規模婚”が増えているという。

コロナ前は80〜100人の大規模な結婚式が多かったため、結婚式といえば、独身者にとっては一つの「出会いの場」でもあった。では、小規模婚ではどうだろうか。新郎新婦だけでなく、ゲスト同士の距離が近い小規模な結婚式は、まさに「唯一自分から運命をつかみに行ける」場だと言えるのではないだろうか。

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新郎サイドと新婦サイドのゲストが交流しやすい

「小規模な結婚式が独身を救う!?」挙行数回復するも…機会減りつつある結婚式の“新たなカタチ”

株式会社リクルートのブライダル総研が実施した「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」 によれば、今年の披露宴・ウエディングパーティーの招待客人数の平均は52.0人。統計をさかのぼってみると、2018年の調査では80〜90人を招待した人が一番多く、体感だけでなく数値的にも、結婚式に呼ばれる人数が減っているのが分かる。

実際、筆者も何度か小規模結婚式に招待されているが、大規模な結婚式とはかなり様相が違う。会場が小さいので、着席するテーブル同士の距離が近かったり、長テーブル式で他グループとも会話できる状態だったこともある。

結婚式では地元、大学などグループ単位で席が分けられることも多いが、全体の人数が少なくなれば、各グループで呼ばれる人数もコンパクトになる。1グループではテーブルが埋まらないこともあり、必然的に他のグループと抱き合わせられるパターンもある。

それでも基本的には新郎と新婦の招待客は別サイドに分けられることがほとんどなのだが、実際筆者の友人にはそのルールを破った猛者もいる。新郎の友人だが、長年パートナーがおらず「いい女性がいたら席を近くしてほしい」と頼み、新婦サイドの友人グループと同じテーブルで交流することに成功したのだ。

聞くところによれば、頼まれた新郎新婦サイドも面白がって安請け合いしてくれたのだそう。席順まで近く配置してもらえるかは頼む相手や式場次第といったところもあるかもしれないが、デジタルからの出会いが主流となりつつある現代の若者にとっては、結婚式に呼ばれるほど気心の知れた友人グループから異性を繋いでもらえる機会は貴重だ。

この記事を書いた人

女性向けの恋愛・婚活コラムの執筆、シナリオライターとしても活動。恋バナと青春映画が大好きなゆとり世代のマージナルマン。アニメや音楽が好きだったが、今となってはサブカル崩れ。セクシーな女の子も好き。

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