「“無印”らしさが詰まった新店舗“無印良品 代官山”に潜入」MUJI Laboの新作おすすめ5点についても聞いてみた
執筆者: ライター/黒川すい
無印良品のベーシックな衣服づくりを追求する実験室として、日本国内およびグローバルの大型店を中心に展開している「MUJI Labo」。本シリーズは、シンプルで洗練されたデザインの商品を数多く取り揃えているのが特徴です。自然や素材の持つ力を最大限引き出すべく、細部にまでこだわった丁寧なものづくりも、ポイントの一つと言えるでしょう。
さて、そんなMUJI Laboですが、10月11日(金)より新たに秋冬アイテムが登場しています。しかも今回のシーズンから、商品構成や素材への考え方がより一層進化しているそう。このリニューアルにともない、代官山で新店舗のオープンもあったということなので、ここではMUJI Laboに関する話題をたっぷり取り上げてみました。
目次
無印良品で売れてる超快適“コラボ”スニーカー、スニーカー通が欲しがる復刻モデル3選ほか【スニーカーの人気記事ランキング】(2024年8月版)
MUJI Laboの世界観を再現した「無印良品 代官山」
MUJI Laboの秋冬アイテムが登場した10月11日(金)に、時を同じくしてオープンしたのが「無印良品 代官山」です。この新店舗は、MUJI Laboの世界観を表現しているのが面白いところ。衣料品の取り扱いも、本シリーズのみとなっているそうです。店頭に並ぶアイテムのほか、一体どのようにしてシリーズの世界観を表現しているのか。早速、内観のポイントをピックアップしていきたいと思います。
入店した瞬間に感じたのは、曲線的なやわらかさ。私たちがアイテムと落ち着いて向き合うことを意識して、ナチュラルで丸みを帯びた空間に仕上げているそう。
頭上を見上げても、丸がたくさん配置されていたのが印象的ですね。あたたかさあふれる雰囲気。高さも十分にあって、のびのびと開放的な気持ちになっちゃいます。
全体を通して、商品が主役になるような空間作りが徹底されていることが伝わってくるようです。什器(じゅうき)やインテリアが前面に出すぎることがないので、商品の本質にすっと入り込むことができるのが嬉しい。
衣服になる前の状態の素材感を感じさせるオブジェも空間のアクセントになっています。素材の持つ力に注目しているMUJI Laboらしい演出だなと思いました。
ちなみに文章ではなかなか伝わらない点になりますが、BGMにもこだわりがあるそうで……。水の滴る音や、機織り(はたおり)機のリズムなどに、クラシックを掛け合わせた表現を取り入れているそうです。視覚表現はもちろん、音作りの面でもほっとリラックスできる要素が詰まっています。
なお、今回は衣料品エリアのご紹介をしていますが、11月15日(金)からは、スキンケアを中心とした生活雑貨エリアもオープン予定とのこと。こちらも併せてチェックしておきたいですね。
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
Instagram:@mercredi_7.pm
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
この記事をシェアする
この記事のタグ