「プロダンスリーグ“Dリーグ”見始めるなら今!」新しいこと尽くしのDリーグの新チーム、新ルールを徹底解説
執筆者: ライター/黒川すい
今年開催されたパリオリンピックに新種目として登場したブレイキン。その流れもあり、ブレイキンはもちろん、ダンスシーン全体への注目度が上がっている今日この頃です。昨シーズンから追いかけている、日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE(以下、Dリーグ)」も今月から新たなシーズンが幕を開けるということで、気になっている人も多いのではないでしょうか。ということでこの記事では、24-25シーズンからの新ルールや、新体制となったチームのお披露目の様子などをクローズアップしました。新しいこと尽くしのDリーグ、応援するなら“いま”がおすすめです。
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Dリーグのルールがより分かりやすくなった!
改めて、Dリーグとは世界最高峰のプロダンスリーグのこと。全チーム総当たりで、約半年間のレギュラーシーズンが行われます。約半年の中で開催されるラウンドは全14回。各ラウンド7つのマッチで構成され、それぞれの勝敗が決まるという仕組みです。そしてレギュラーシーズンを勝ち抜いた上位6チームは、チャンピオンシップに進出。トーナメント形式で戦い抜くというルールになっています。
……ざっくりとDリーグのあらましをお伝えしましたが、勝敗を決める審査を果たしてどのように行われるのでしょうか。そのあたりも解説していきましょう。ちなみに今シーズンでは、ジャッジ項目も増えているということで、すでにルールをご存じの人もチェックしてみてくださいね。
<ジャッジ項目>
①オーディエンスジャッジ:パフォーマンスの総合的な評価をオーディエンスの投票によって判断する項目
②テクニック:技術力を評価する項目
③コレオグラフィー:振付全般を評価する項目
④ステージング:演出や完成度などダンス以外の要素を評価する項目
⑤シンクロパフォーマンス:出場する8名全員のダンスが揃っていたかを評価する項目
⑥エースパフォーマンス:各チームが選出するエースによるパフォーマンス(ソロパート)を評価する項目
これら6つがジャッジの基準となる項目の一覧です。⑤と⑥が今シーズンから新設されたもの。
<エースパフォーマンスルール>
・ほかのダンサーがエースに触れることは禁止
・1名のダンサーをエースとして起用できる回数は、レギュラーシーズンのラウンド数の半分の回数まで(最大7回)
・チャンピオンシップについては別カウント。制限はなく全マッチに1名のダンサーをエースとして起用可能
・SPダンサー(=特定のラウンドのみに出場し、チームに貢献するダンサー)については、エースに起用できない
<シンクロパフォーマンスルール>
・8名全員の動き(振り・リズム・シルエットなど全ての動き)がピタっと揃うことをシンクロとして評価する
・ジャッジの評価では、どれだけピタッと揃ってシンクロしていたかが最も重視され最優先される
・シンクロ度合が拮抗している場合は、ダンスとしての難易度や表現力の評価が加味される
・シンクロパフォーマンスとして成立しているかはマッチコミッショナーが判断する
この項目の追加によって、パフォーマンスの色が一層豊かになりそうですよね!一体どんなショーケースに出会えるのか、今からドキドキしてしまいます。また、各チームの評価点を今までよりも分かりやすくするため、ポイントの換算方法も変更されるそう。上記6項目のうち、獲得した項目が多いチームが勝利になるとのこと。サイトと合わせて、ラウンド1が開幕する前にしっかりルールを予習しておきたいところです。
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
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