SUPER★DRAGON池田彪馬、休日の美術鑑賞で得た「いろんな視点からひとつのことを見る」ことの大切さ

音楽活動と俳優業の両立へ向けて

――では、次はインプットしたものをどのようにアウトプットに役立てているのかをお伺いしていきましょうか。

池田　グループの中で楽曲の制作にも携わらせてもらってるんですけど、そこで自分の想いを発揮するのに役立っていますね。自分にしかないオリジナリティな部分を反映させられるのが一番だと思っているんですけど、誰かと被ってしまうのが間違いだとは思わないんです。むしろ、それで被りたくないから自分に嘘をついてしまうのが怖いというか。様々なものの見方があるのだから、そのときの正直な自分をアウトプットしていきたいなと。

――役者としてはどうですか？『95』（1995年の東京・渋谷を舞台に、大人のつくった社会に抗う青年たちの青春を生々しく描いた物語）では、普段の印象とはガラリと違う暴走族の幹部を演じられていますが。

池田　もう、普段のグループ活動とは全然違っていて。役者としての池田彪馬のときは我を出しすぎないで、監督が持つビジョンに応えていく必要性があるのではないかと思います。これも先ほどの話じゃないですけど、ひとつのテーマに対して、様々な角度からの見方があるじゃないですか。自分の答えがすべてじゃないと思うので、そこは過信しないように気をつけていますね。

――まったく違う2つの活動を両立させるのは大変だと思います。 誰かに相談したりはしますか？

池田　します、します。グループ内には以前から俳優業をやっていたメンバーもいるので。テンションの切り替え方だったり、いろいろと聞いたりしています。もう9年もグループを続けてきてるので、本当に仲がよくて。

――本当に仲がよい印象です。青春をともに過ごした仲間的なものがありますね。グループとしての今後の目標はどんな感じですか？

池田　日本武道館での公演は目標として掲げています。でも、直近だと6月29日から大阪を皮切りにツアーが始まるので、それの成功ですね。

――頑張ってください、応援しています。

池田　ありがとうございます！

（了）

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Profile／池田彪馬（いけだ・ひょうま）
9人組進化系ミクスチャーユニットSUPER★DRAGONのメンバーとして活動中。6月29日からは「SUPER★DRAGON Spring tour 2024」を開催する。また、俳優としても活躍中。最新作に、テレビ東京「95」灰原役（第6話～）、MBS ドラマ特区「過保護な若旦那様の甘やかし婚」和山裕樹役がある。
池田彪馬Instagram：@00_hyoma_0602_

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