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「これは、おにぎり…なのか…?」ローソンのデカ盛りおにぎりを食べたら、デカい=偉いということが分かった大盛系男子が4つのデカ盛りおにぎりを実食レポ

執筆者: ライター/窪田 怜

商品の価格はそのままで約47%増量する 「盛り過ぎチャレンジ」など、何かと大盛な商品が目立つローソン。そう、ローソンは久しぶりに帰省したおばあちゃんの家が如く、なんでも大盛にしてくれる大盛系男子の味方なのです。そんな「ローソン」のおにぎりコーナーを見てみると、およそおにぎりとは言い難い米俵のような巨体が多数陳列。その中でもひときわ目立つデカ盛りおにぎり4つを食レポします。

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①具が詰まりすぎて握れてないじゃん!のり弁の高い再現度と明太子のアクセントがクセになる「具!おにぎり まるで明太のり弁」

具!おにぎり まるで明太のり弁

ローソン「具!おにぎり まるで明太のり弁」322円(税込)

のり弁の中身がそのままおにぎりの具として詰め込まれており、数多のデカ盛りが並ぶローソンの食品たちの中でも、異様な存在感を放っていました。「まるで明太のり弁のようなおにぎり」ではなく「まるで明太のり弁」と名付けているあたりが、「これは、おにぎり……なのか……?」と自問する開発者の苦悩をはかり知ることができます。

具!おにぎり まるで明太のり弁の中身

いざ中身を開けてみると、とにかく具がめちゃくちゃ詰まっています。本来、具がはみ出さないように固く握られているはずの米は、具を詰めすぎたためにまったく握られておらず、包装を開けた瞬間に「おにぎり」と名乗らなかった開発者が正しかったことを思い知らされます。

いざ実食してみると、めちゃくちゃ美味しい。ほんのり醤油がかかった海苔ご飯が、タルタルソースのかかった白身魚フライにマッチし、口の中でのり弁当における最高の一口が完成します。また、真ん中のほうに紛れ込んでいる明太子が味変の役割を担っていて、おにぎりを覆っているおかかの味に飽きた頃に、明太子の新鮮な味わいを楽しむことができます。

卵焼きやちくわの磯辺揚げなども入っており、具材のバリエーションが限られているのり弁特有の、普段おかずにしないような具材でご飯を掻き込む味がとてもリアルに再現されているのもポイントが高いです。

②産地なんかよりも“デカい”ことが一番安心する!最初から最後まで鮭たっぷりの「金しゃり 大きな焼さけ」

金しゃり 大きな焼さけ

ローソン「金しゃり 大きな焼さけ」297円(税込)

実にシンプルなネーミングではありますが、包装にデカデカと「大きな」と書かれたこの商品は、大盛系男子の心を瞬時に射止めました。コンビニの鮭おにぎりといえば「~産の鮭使用」や「炭火で炙った」など、各社が様々な付加価値をつける中、こいつは「デカい」という特徴を主張し、ただそれだけで商品棚に鎮座していました。

美食家でもない僕にとって、鮭の産地や焼き方など誤差でしかなく、どこの鮭が美味しいのかも正直よく分かりませんが、大きい鮭と小さい鮭の区別ぐらいはつきます。まさに食のユニバーサルデザイン。それゆえに「大きいこと」は立派なアイデンティティだと理解できます。余談ですが、ローソンのおにぎりはとにかくデカいため、机に置くと自立します(笑)。

いざ包装を開けてみると、そこにはすでに鮭が待機しています。

金しゃり 大きな焼さけの上部

やはりローソンのおにぎりは握りきれていません。ちなみに横にも鮭が飛び出していました。

おそらく、ローソンの商品開発部はデカい=偉いと思っているのでしょう。しかし、最近1日5食を食べるようになった僕にとって、それは正しい考えのように思えます。

ちなみに、底にも鮭の気配が。

金しゃり 大きな焼さけの底面

最後の一口まで鮭がいてくれるという確信は、15年来の友人のような安心感を提供してくれ、「米と海苔だけが残らないように角から食べたほうがいいのかな」という鮭おにぎり特有の不安から解き放ってくれます。鮭もほどよく脂がのっていて、鮭の周りの脂でくたくたになった米がとても美味しかったです。

この記事を書いた人

PR会社アンティル所属。大阪出身。新卒でベクトルグループに入社。最近はガジェットやIT企業のPRを担当。趣味はアニメ鑑賞とVtuberで、推しは「兎田ぺこら」です。暇なときは一日中、スマホで動画を見ています。ダイエットのモチベーションは高いですが、お酒と二郎が好物です。

Website:https://vectorinc.co.jp/business/pr/antil

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