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2024年の最注目グループRIIZEが初の日本単独公演!倍率20倍超えの“超プレミア”ファンコンサートをレポート

執筆者: 編集者・ライター/西野暁代

クライマックスとなる最後のライブパートへ

2024年の最注目グループRIIZEが初の日本単独公演!倍率20倍超えの“超プレミア”ファンコンサートをレポート

VCRを挟み、最後のライブパートに突入。R&Bナンバーである「Honestly」が始まると、会場は一気にしっとりとしたムードに。ミラーボールに反射した光が会場を照らす幻想的な雰囲気の中、愛を失った心境をつづる歌詞が切なくも温かく響く。そこから「Talk Saxy」の激しいサックスのイントロが会場の空気を一転させ、力強いダンスで盛り上げながらデビュー曲「Get A Guitar」へ。ここでもBRIIZEとメンバーとの息はぴったりで、サビでは大きな掛け声が響き最高の一体感が。ショウタロウも「歌ってくれてる声、めっちゃ聞こえてました!」と特大の笑顔を見せ、ウォンビンは「めっちゃ暑いですね!」と羽織っていたシャツを脱ぎ捨ててタンクトップになり、BRIIZEからは悲鳴に近い歓声が巻き起こった。

2024年の最注目グループRIIZEが初の日本単独公演!倍率20倍超えの“超プレミア”ファンコンサートをレポート

さらに、RIIZEというグループが生まれるきっかけとなったダンスナンバーの「Joy」を披露。デビュー以前の準備期間につくられたこの振り付けはショウタロウとウォンビンが手掛けており、BRIIZEにとっても特別なステージ。彼ら自身の楽曲とはまた違った魅力をアピールし、会場を引き込んだ。続いて「9 Days」、難易度の高いハウスダンスが話題の「Impossible」へと駆け抜ける。どちらもこのファンコンで日本初披露となる曲だが、最新のカムバック曲である「Impossible」ではBRIIZEも完ぺきなコールで愛を示し、最後までメンバーとともにステージを作り上げた。

アンコールではRIIZE初のファンソングとなる「One Kiss」を歌唱し、ペンライトを使った振り付けをBRIIZEと一緒に楽しむメンバーたち。リラックスした様子で歌うメンバーに、温かな空気が会場を包む。そしてメンバーからのラストコメントへ。

2024年の最注目グループRIIZEが初の日本単独公演!倍率20倍超えの“超プレミア”ファンコンサートをレポート

ソンチャン「こうして2日目を終えたんですが、今日も本当に熱気がすごかったです。みなさん何かおいしいものを食べてきた感じがしますね? 楽しく公演できて本当にうれしいですし、幸せです。これから行われるホールツアーも一生懸命準備をして、みなさんと日本語で触れ合っていけたらうれしいです。日本デビューもたくさん期待していてください!」

ショウタロウ「今日は泣かないです(笑)。最後までみなさんが応援してくれて心が温かくなったのと、日本で公演できてすごく楽しかったです。ホールツアーも怪我しないようにがんばります。これからも日本でたくさん活動したいので、ずっと応援してくれたらうれしいです」

ウンソク「2日間の公演をして感じたのが、日本のBRIIZEが本当に幸せそうな表情で僕たちのことを見てくれたので、ステージをしながら励みになりましたし、みなさんから支えられていると感じて感謝の気持ちでいっぱいになりました。次の公演がますます楽しみになるような公演でした」

ウォンビン「みなさんがずっと立ち上がった状態で応援してくださって、一緒にジャンプもできるし、たくさんのエネルギーを受け取ることができました。みなさんのお陰で僕たちも全力でステージができたと思います。いつか僕たちがもっと成長してまたこの代々木に帰ってきたときは、感慨深い思いになると思います。そのときもこの瞬間のようにみなさんと素敵な思い出をつくれたらいいです。(日本語で)今日もBRIIZEのおかげで幸せでした。ありがとうございます!」

ソヒ「日本で公演をしたこの2日間、本当に楽しかったです! 何人いらっしゃるかわからないほどたくさんの方々が僕たちを応援してくださり、本当に感動しました。楽しい気持ちで公演することができました。また、ずっとBRIIZEのみなさんが最後まで僕と目を合わせてくれたので、それがありがたかったです。(日本語で)愛してる〜! また会いましょう!」

アントン「昨日僕がなぜ泣いたのかというと……こんなにも多くのみなさんが、僕たちは好きなことをしているだけなのに、その姿を愛してくださっているのを感じてすごく熱いものがこみ上げてきたんです。あそこの遠くの方までみなさんが僕たちの名前を持ってくださっています。ずっとその状態で、携帯も持たずに僕たちと目を合わせてくださっていることにすごく感動しました。最後の日なので寂しいですけど、またすぐ戻ってくるのでそのときにまたお会いしましょう」

最後は「最後は僕たちにとっても特別な思い出がある曲です。みなさんも、今日を僕たちとメモリーに残せるように盛り上がりましょう!」(ショウタロウ)と「Memories」をパフォーマンス。疾走感のある爽やかなポップソングで初の日本ファンコンを締めくくった。

ホールツアーに加えて最大級の夏フェスへの主演も発表され、この夏、本格的な日本活動をスタートさせるRIIZE。メンバーの言葉通り「成長して、夢を実現させていく」これからの彼らから目が離せそうにない。

この記事を書いた人

女性誌編集部にて8年間勤務後、フリーの編集者・ライターに転身。現在は主にメイク、ヘアアレンジ、ティーンカルチャーなどの記事を担当。得意なジャンルはインタビュー、美容、コスメ、音楽(とくにK-POP)。ジャンルを問わず、足を運ぶライブは年間30本ほど。

Website:https://smartmag.jp/

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