【D.LEAGUE観戦レポート】ダンス沼にハマったライターが選んだラウンド12のハイライトとは?
執筆者: ライター/黒川すい
甲乙つけがたい名勝負……両者チームのリーダーが思いを語る
──今回のパフォーマンスの出来栄えについて、感想などあればお聞かせください。
Valuence INFINITIES・NICOLASさん:出来としては本番が一番よくて、120%の力を出し切れたと思います。練習の過程の中でも、ブレイキンってすごく体力を使うものなので、何回も繰り返しで通すことが難しいんです。だけど、そこを敢えてめちゃくちゃ通して、細かいところまで揃えていきました。
KOSÉ 8ROCKS・Ryo-spinさん:僕らも技や個々のスキルなど観せたいものはすべてやり切ったと言えます。勝ち負け関係なく、ヒップホップの原点やブレイキンの魅力を伝える作品を目指していたので、今回の出来にすごく満足しています。
──相手チームのテーマやパフォーマンスについて感じたことがあれば教えてほしいです。
NICOLASさん:KOSÉ さんは合わせがとんでもなく安定してますよね、あとヒップホップのカルチャーを体現したパフォーマンスだなと。
Ryo-spinさん:ジャズの曲に乗せて、ブレイキンを表現するって僕らも挑戦しているんですけど、やっぱりとても難しくて……。だからこそ、今回のパフォーマンスのすごさをより感じられました。特にTSUKKIの個人スキル(ロングスピン)が流石だなぁと。
──今後、チームとして挑戦していきたいことはありますか?
NICOLASさん:僕たちの一番の特徴は、多ジャンルのミックスだと思います。昨シーズンに比べて、その融合が見出せているなと感じているので、残りのラウンドではよりそこを極めていきたいです。全部の良さが100%見えるような融合を目指します!
Ryo-spinさん:王者奪還を掲げてやってきているのはもちろんなんですけど、やっぱり一番大切なのはブレイキンの可能性を広げることだと感じています。僕らを見て、ブレイキンやヒップホップを知ってもらえるような作品を体現していきたいです!
この記事を書いた人
アパレル業界に勤めた後、フリーライターに。ファッションはもちろん、グルメ、エンタメ、お出かけ情報など幅広いジャンルの執筆経験あり。ウェブを中心に活動中。趣味はアートトイの収集や喫茶店巡り、読書。
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