ヤングタイマー車=ちょっと古い車が若者の間で流行に!旧車好きが集う「SIT ON TOKYO supported by U-POHS」@世田谷エリアに行ってみた
執筆者: ライター/菊地紗瑛
今、巷(ちまた)で話題の“ヤングタイマー車”。特に感度の高い若い人たちの間で流行っている印象で、SNS上ではヤングタイマー車好きが集うコミュニティもちらほら見られます。ヤングタイマー車とは、わかりやすく表現すると「ちょっと古い車」。正確で公式な定義があるわけではないですが、戦前のクラシックカーや、1970年代以前のかなりクラシカルなクルマのことをまとめて「オールドタイマー」と呼ぶのに対して、1980年代から90年代頃の「クラシックカーと呼ぶほどではないクルマ」が「ヤングタイマー」と呼ばれています。
「若者の車離れ」なんてよく耳にしますが、ファッションやライフスタイルの一部としてヤングタイマー車を楽しむ方たちが増えている模様。中でも、多くのファンを持ち、業界をリードするtokyo basic car club (トーキョーベーシックカークラブ)が「車好きの溜まり場」をコンセプトに店舗をオープンさせるというので、取材に行ってきました!
目次
「表参道ヒルズのクリスマスツリーが圧巻すぎた」レンズを“4万枚”使用した“8.4m”のクリスマスツリーにうっとり♡
tokyo basic car clubとは?
YouTubeやInstagramなどSNS上でカーメディアを運営し、若者を中心に人気を集めているtokyo basic car club。“SNS発のクルマ屋”とも言われ、中古車の個人売買の仲介やオリジナルアパレル商品の企画販売、ヤングタイマー車に特化した広告、MV、映画などへの車両提供のような“クルマ版キャスティング”のような事業も行っています。
グッズも可愛くて人気があり、最近は人気セレクトショップのフリークスストアとのコラボもしています。
そんなtokyo basic car clubが2024年2月から繰り出す新店舗に潜入 。なんとその店舗は車好きが集うにふさわしい飲食店なんです!
さっそく店舗に潜入してみましょう!
お店の名前は「SIT ON TOKYO supported by U-POHS(以下SIT ON TOKYO)」。三軒茶屋、駒沢大学、学芸大学という感度高めなエリアを結んだ三角形のちょうど真ん中に位置し、その3駅からそれぞれ歩いて15分程度です。
車好きが集まれるよう店先には駐車場も3台。ガラス張りの窓から愛車を眺めながら、食事を楽しむこともできます。
「車好きの溜まり場」をコンセプトにした和食ダイニングバーで、こだわりの和のおばんざいをナチュールワインやジャパニーズウィスキーと楽しむことができます。
推しメニューは、
- おにぎり(お隣の安斎精米店のコシヒカリ使用)250円
- 自家製シバ漬タルタルの唐揚げ 700円
- 牛蒡と人参のきんぴら 500円
- レーズンとキャロットのラペ 500円
- ナチュールワイン 800円
- ジャパニーズウィスキー(ハイボールに合うBASICなジャパニーズウィスキー各種)700円〜
なんだとか!
どれも美味しそうです!そして、店内はNURO 光の高速Wifi+全席コンセント完備とのこと!お食事や飲みはもちろん、ちょっとした仕事をするにもよさそうです。
tokyo basic car clubの代表兼SIT ON TOKYO店長の南部翔也さんにお話を聞いてみた
――なぜこのお店を作ったのですか?
「TBCC(tokyo basic car clubの略称)は以前から、20代の車好きを増やす活動をしてきました。最近ようやく少しずつこのカルチャーが盛り上がってきたことを感じるものの、今まで“車好きの溜まり場”と言えば、大黒ふ頭や郊外の駐車場などしかなかったんです。だから、車という共通の趣味を持つ人間がゆっくり語らい、このカルチャーの中心になるような場所を都内に作りたいと思っていました。そして、そのコンセプトに共感してくれたのが、大阪の大手中古車買取業者であるユーポスさんです。『若者のカーカルチャーのさらなる発展が自動車産業の未来を作る』という思いを持っている会社さんで、今回の出店をサポートしてくれました。」
――実際どんなお店なのでしょうか?
「おにぎりや和風おばんざいをはじめとする和食ダイニングバーで、ナチュールワインやジャパニーズウィスキーのようなアルコールはもちろん、車を運転する人もいるので、ドリップコーヒーや本格エスプレッソマシンで1杯ずついれるカフェラテなど、ソフトドリンクも充実させています。」
――「車好きの溜まり場」ということですが、どんなシーンで使用してほしいですか?
「とにかく気軽に、自由に、遊びにきてほしいんです。昼間はカフェやランチ利用、作業をしに来てもらったり、夜は飲んでも飲まなくても。居酒屋とかだと『飲まないと……』という気持ちになってしまったり、ご飯屋さんだと『食べないと……』と感じてしまうこともあると思うんですけど、“みんなが集まれる場所”というのが一番の理想とするところですね」
――仕事をするにもいい場所ですね。
「ヤングタイマー車を好きな人の中にはクリエイティブな仕事をしている人なども多いですし、そもそも僕も作業したりするので。(笑)NURO 光の高速Wifi+全席コンセント完備なので、作業もしやすいと思います。」
――それはすごい!私も居座っちゃいそうです……(笑)。
「ランチが12時~16時と夕方までやっているので、近隣のテレワーカーが遅めのランチを食べに来て、そのまま作業して、さらにはそこで出会った人と意気投合して飲んで行っちゃう、みたいな1日を過ごしてほしいですね。ここの場所が皆さんにとって出会いや何かのきっかけになればと思っています。」
――まさに“カルチャーの中心”という感じがしますね!でも、車好きでないと来てはだめですか……?
「そんなことは全くないです!TBCCを好きでいてくれてる人は“車好きな人”だけでなく、ヤングタイマー車の周りにあるカルチャー、そしてTBCCの周りにあるカルチャーや雰囲気を好きでいてくれる人も多いです。ぜひ、気軽に遊びに来て欲しいです!」
内装のコンセプトやこだわりは?デザイナーからコメントが到着
「車好きが都内で集まり交流する場所」というシーンを意識し、レストランを作るのではなく、気さくに人が集まれる、ガレージのようなオープンでラフな空間に落とし込みました。荒いスケルトンの空間にキッチンや客席などの場所を配置することで、機能的で使いやすくカスタマイズされるガレージのように、無駄のない最低限の動線を生み出す。シンプルで抜け感のある空間のため、メインとなるオープンキッチンとカウンター席はファサードに対して斜めにすることで、外からでも店内の人気を感じられる。空間全体に対する余白を残すことで、物販やイベントなどにも対応でき、使う人が好きにカスタマイズできる自由度の高い空間となりました」(HYBE Design Team Misato Nakamura)
――最後に南部さん、一言お願いします!
「三軒茶屋駅/駒沢大学駅/学芸大学駅の真ん中であり、駒沢公園と世田谷公園の真ん中。環七から一本入り、三宿を通り中目黒に抜ける裏道沿いという素晴らしい立地です。高校に入学した15歳の春からちょうど15年、今年30歳なのでぴったり人生の半分を過ごしてきた世田谷エリア。この場所でお店を出せることを心から嬉しく思ってます。クルマを持っていても持っていなくても、飲んでも飲まなくても、同じ空気感の人がフラッと立ち寄って仲良くなれるそんな“溜まり場“を作りたかったんです(こんな時代だからこそ、SNSじゃなくてリアルで溜まろうぜって話)。この場所がこれからのカーカルチャーの発信地になることを祈って、美味しいご飯とお酒(ドライバーにはもちろんノンアルコール)を用意してお待ちしてます」(株式会社tokyo basic car club 代表 南部翔也)
■概要
店名:SIT ON TOKYO supported by U-POHS
住所:東京都世田谷区野沢3-39-10 ピアコート廣田
営業時間:12:00-24:00 不定休
店前に無料駐車場3台完備
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この記事を書いた人
PRコンサルタント。オーストラリアでのワーホリを経て、新卒でNo.1PR会社ベクトルグループに入社。現在アンティルに所属。美容・ファッション・ラグジュアリーなどtoCからお堅めのtoBまで幅広くPRを担当。海外経験から、グローバル企業のPRを担当する機会も多い。趣味はサーフィンと週末のパーティ。座右の銘はwork hard play hard。YouTube【SAEチャンネル!】
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