「勝った日のサウナは最高の癒し」千葉ロッテ種市篤暉に聞く“プロ野球選手のサウナ活用法”
執筆者：熊谷洋平
ロッテの選手の中で“ガチサウナ―”は誰？気になる球場内のサウナ事情も明らかに
――ロッテには投手陣にサウナ好きが多いと聞きました。
種市 そうですね、東條（大樹）さんだったり、澤村（拓一）さん、益田（直也）さんだったり、あと鈴木（昭汰）も好きだし……。確かに多いっすね！僕とか石川さんが増やしてる、みたいなのもあるんですけどね（笑）。
――じゃあまだこれから連れて行って好きになるっていう選手もいるわけですね。
種市 もちろんっす。なんならロッキー（佐々木朗希）も好きっすよ。好きにさせてるっす！
「ハーフタルサウナ」内の「超冷凍クライオボックス」に入る種市選手
――選手同士で一緒に行くことも？
種市 選手同士で行ったこともあります。去年（2022年）の今の時期に納会があったんですけど、そのときに『サーマルクライムスタジオ富士』っていうところにチームの5人くらいで行きました。
――京セラドームなど、球場によっては選手用のサウナがあるところもあるそうですね。
種市 東京ドームもあります。基本ホーム側のみの設置なので、千葉ロッテ主催の東京ドームでの試合だったら、ホーム側のベンチとサウナが使えて最高なんすよ。僕は入ったことがないんですけど、パ・リーグの某球団の本拠地にあるサウナは結構水風呂がキンキンらしくて。サウナ室も結構良いって聞きます。だから（選手は）、休みの日も街のサウナじゃなくて、球場に行ってサウナに入って帰るらしいです。
有本 えっ！休みの日も球場のサウナが稼働してるんですね。
種市 開けてくれるそうですよ！
――ご自身でサウナグッズをプロデュースしたり、作ってみたいと思ったことはありますか？
種市 できるんだったら、やってみたいです！
有本 今って水着で入るサウナ施設も結構多いじゃないですか。だから、普段も履ける水陸両用のちょっとお洒落な水着とかはどうですか。シンプルな黒のショートパンツなんだけど、そのまま履いてサウナに行ける、みたいな。
種市 いいですね！
――ファンの方々からサウナグッズのプレゼントをもらうことも？
種市 「サウナ好き」と公言したら、サウナハットを7、8個ぐらいいただきました。サウナマットも2、3枚いただきましたね。あとは銀座と六本木にある『KUDOCHI（クドチ）』の回数券もいただいたり。
有本 めっちゃいいじゃないですか！
種市 めっちゃ感謝してます。
サウナ後は店前のベンチで談笑
――種市さんが思う千葉ロッテマリーンズの魅力はどんなところですか？
種市 「応援が日本一」っていうのが僕ら選手の中で浸透していて、やっぱりそれが一番じゃないかなと思います。
――最後に、2024シーズンの抱負をお願いします。
種市 個人タイトルですね！それしか狙ってないです。もちろんチームの優勝も目標にしてますけど、個人が頑張ったら優勝に繋がってくると思うので。そこでタイトルを取ってチームに貢献できるように頑張りたいと思います！あとは、サウナにたくさん入りたいと思います！
有本 いいですね！
種市 （行った場所を）全部メモっていて、今年は40カ所くらい行ったので、2024年は新しく30件は開拓したいですね。
（了）
サウナ後は店前のハンモックに揺られるのも気持ちいいです
Profile／種市篤暉（たねいち・あつき）
1998年9月7日生まれ、青森県出身。八戸工大一高を経て、2016年ドラフト6位で千葉ロッテマリーンズに入団。最速153km/hのストレートと落差が大きく予測のつかないフォークボールを武器とする、パ・リーグを代表する本格派投手。2019年4月29日の楽天戦でプロ初勝利を飾り、同年は8勝2敗、防御率3.24の好成績を残す。2020年9月に右肘の内側側副靭帯再建手術（トミー・ジョン手術）を受け、21、22年はリハビリに費やすも、23年に完全復活。3年ぶりに開幕ローテーション入りを果たし、監督推薦で自身初のオールスターに選出されるなど活躍し、10勝7敗・防御率3.42、136回2/3を投げてリーグ2位の157奪三振を記録。将来的にはメジャーリーグでの活躍を期待される選手の一人。183cm、88kg。右投右打。血液型はAB型。
球団公式ホームページ
種市篤暉インスタグラム：@atsuki_taneichi16
今回訪れたサウナは……麻布十番「TARU SAUNA LABO」
住所：東京都港区東麻布2‐26‐14 VORT麻布イーストⅡ（旧ヘリテージ麻布十番）1F
営業時間：8:00 – 23:00
定休日：不定休（年末年始及びメンテナンス日は休館となります）
料金：（都度利用）シングル（お一人様向けのプラン）60分¥6,800、90分¥9,500、シングル朝サウナ（平日 8:00 – 11:00 入店）60分¥4,700、90分¥6,600、ペア（同性お二人様向けのプラン。ご予約はタルサウナルームのみ）60分¥12,200、90分¥17,100
ホームページ：https://taru-sauna-labo.com/index.php
smart Web連載［smart サウナ部］とは？
サウナに魅了された人たちが、それぞれのサウナ愛を持ち寄るweb連載［smart サウナ部］！ smartサウナ部部長は、“週8サウナ”を自負するスタイリストの有本祐輔さん。今をときめく人気女優やアーティストのスタイリング業をする傍（かたわ）ら、ブランドプロデュース、全国のスナックでのポップアップまでその活動範囲は幅広く、「一体どこにそんなバイタリティが⁉」といつも編集部を驚かせる“コミュニケーションお化け”なのです。部長のサウナ愛を表す言葉のひとつに「サウナは歯磨き」という名言（迷言）があるのですが、要は歯磨きしないと口の中が気持ち悪いのと一緒で、サウナはもはや毎日欠かせない生活習慣のひとつなのだそう。本当は教えたくない、でも教えたい！そんな思いのサウナ探訪記をお伝えします。
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出演＝種市篤暉（千葉ロッテマリーンズ）、有本祐輔（7回の裏）
写真＝竹内裕二（BALLPARK）
聞き手＝熊谷洋平（smart編集部）
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この記事を書いた人
熊谷洋平
スポーツ新聞社、編集プロダクションを経て宝島社に入社。2014年よりsmart編集部に所属し、2022年9月よりsmart Webの専任担当。タレント特集を中心に、ファッション、スニーカー、腕時計、美容などを幅広く担当。3度のメシより野球好きで、幼稚園年長の頃からの熱狂的な東京ヤクルトスワローズファン。最近はサウナにハマっており、smartサウナ部の広報担当も兼務。
Twitter：@yoheihei170
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