池袋でのサンシャイン水族館デートってどうよ?代官山カフェデートは好評!?20代PRプランナーが考えたデートプランをZ世代女子が辛口評価
執筆者: ライター/山本康士朗
年末年始の人肌恋しい時期になると、男女問わず恋人が欲しくなるのは同じ。しかしこの時期を逃して年末や正月を迎えてしまうと、実は彼女ができにくくなってしまったり……なんてことも言われていたりもします。そこで今回は、年末年始を一人で過ごすことを避けるために、彼女を作るための戦略的デートプランをご紹介します!
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PR会社アンティルの現役PRプランナーが考える、「彼女を作るためのデートプラン」を取り上げる本企画では、同社のZ世代女子に忖度なしの“鬼辛口”で赤ペン先生(添削)をしてもらいます。男性目線でのデートプランに対する、Z世代女子からの忌憚(きたん)なきご意見を、ぜひ今後の参考にしてもらえたらと思います!
今回は第2回ということで、前回記事のペルソナ像は基本的に踏襲(とうしゅう)しつつ、オールシーズン使える万能初回デートをプランニングしてもらいました。それではどうぞ!
デートに誘う相手は25歳のジュエリーブランド勤務女子
今回の企画でデートに誘う相手(ペルソナ像)はこちらの通り。このペルソナ像に近い4名のアンティルZ世代女性社員が辛辣に評価。赤ペン先生になりきって添削をしてもらいました。
読者の皆さんも「自分ならどんなプランで行くか?」ということをぜひとも考えながら読んでみてください。Z世代女子からのリアルなデート批評は大変貴重なので、この意見を参考にデート偏差値を上げていきましょう!
カジュアルにふたりの距離を縮める作戦。大阪出身の新卒3年目R君の池袋満喫プラン!
大阪出身の新卒3年目、社会人としての恋愛を適度に経験してきたR君(26)によるデートプランです。大阪という、ペルソナとの共通点を活かしたデートプランを発揮できるのでしょうか?期待です!
R君のデート戦略
表参道のジュエリーブランドで働き、好きなエリアは表参道や代官山、Instagramはサウナとファッションに溢れているため、女子力が高く、周囲の男性からモテて、丁重に扱われてきたことは予想できる。なぜならば、プロフィールに隙がなさすぎる。だが、川崎市生まれで4人家族、大学はわざわざ地元を飛び出すタイプは、本当はありのままの自分でいられる、対等な関係を望んでいるのではないか?モテる女性は雑に扱ってくる男性に惹かれるとも聞いたことがある。
相手は同い年の25歳。僕の地元は大阪なので、関西の大学に進学している彼女とは地元トークもできるため、今回は友達感覚で接近する作戦で決定。場所は大学時代に住んでいた池袋。表参道とは程遠い、寝巻でも歩けるような街をカジュアルに案内しつつ、距離を縮めていく。
R君のデートプラン
11:00 待ち合わせ
池袋駅東口で待ち合わせ。
あえてパーカーにカーゴパンツ、キャップのラフなスタイルで現れ、「うす」と一言あいさつ。地元で久しぶりに会う友達感を醸し出す。その一言に彼女も「えっ!?私ってツレなの!?」と不安を感じつつも、大学卒業後は肩ひじ張った男女関係しか知らなかった彼女は、素の自分でも許してくれそうな僕にどこか安心感を覚えるはず。
11:00~12:30 お洒落なランチ@HEARTH SMOKED GRILL&GALETTE
住み慣れた街で、一通りのご飯屋は知っているため、一応「ご飯どうする?気分とかある?」と聞いてみる。おそらく「あなたの好きなところで」と言ってくるので、池袋駅近くの「HEARTH SMOKED GRILL&GALETTE」でランチ。
初めて二人があった飲み会の話などで盛り上がりながら、お洒落な店内で人気のガレットを楽しむ。ラフすぎる登場とは打って変わって、意外とお洒落なお店を選んでくれたことに少しびっくりするはず。「今日はやっぱりデートだったんだよね……」と改めて僕がただの友達ではないことを意識させます。
参考URL:https://www.instagram.com/hearth.s.g/
13:00~15:00 王道の水族館デート@サンシャイン水族館
ペンギンショーの時間に合わせてサンシャイン水族館へ。魚やペンギンなどに癒されながら、王道の水族館デートを楽しむ。彼女は生き物が好きなので、水族館では無邪気にはしゃぎます。最初は「この人大丈夫?」と思っていたかもしれないが、少年のような目で魚を眺める僕に、「この人は私のことを特別扱いしない、飾らない人なんだ」と惹かれていくはず。
参考URL:https://sunshinecity.jp/aquarium/
15:30~16:00 人気のガシャ活@ガシャポンのデパート
サンシャインシティ「バンダイナムコ Cross Store 東京」の中にある、世界最大級のカプセルトイストア「ガシャポンのデパート」を訪問。色んなカプセルトイを眺めながら、「絶対にこれ欲しい!」とか「これ欲しい人いるの(笑)?」と盛り上がる。また、意外と好きなキャラクターが被ったり、共通の趣味が発覚するなど、距離も縮まる。カプセルトイを前にはしゃぐ僕を見せて、ダメ押しの「飾らない感」を演出。また、固いカプセルケースを開けてあげることで、男らしさもアピールします。
参考URL:https://bandainamco-am.co.jp/others/capsule-toy-store/
16:30~17:30 カフェで休憩@カクルル
「サンシャイン水族館」に「ガシャポンのデパート」など、ひと通り池袋ではしゃぎ回ったので、一度、僕の一押しお洒落カフェ「カクルル」で休憩。ケーキのようなブラジルプリンとカフェオレを楽しみながら、ガシャポンの戦利品などを見せ合う。そのやり取りを続けているうちに、「え!?表参道でジュエリーを売っている私が、池袋のガシャポンに胸を躍らせてる!?」と新たな自分を発見。僕となら自分が知らない自分に出会えるかもしれないと、心が奪われていくはず。
参考URL:https://www.instagram.com/kakululu/?hl=ja
18:00~20:00 少し早めのディナーで解散@バールパノーラマ
グランドシネマサンシャイン池袋12階にある、花火が見られるお店で話題の「バールパノーラマ」でディナー。プロジェクションマッピングの花火と池袋の夜景を望み、好きなお酒を楽しむ。ご飯とお酒を充分に楽しんだら、次の約束をして解散。
季節外れの花火にテンションが上がってしまい、自然と2ショットで自撮り。大きな花火の音でふと我に返ると、僕との距離が近くなっていたことに気がついて、鼓動が早くなっているはず。帰り際、エレベーターに揺られながら、夏祭りの帰り道のような寂しさを感じる彼女の中で、僕への想いが確信へと変わります。
参考URL:https://www.instagram.com/bar_panorama1/
PR会社アンティルで働くZ世代女子による赤字添削
【Z世代女性社員からのコメント】
・池袋はイヤかも。(ペルソナから考えると、)川崎から遠いし。2回目で寝巻感覚……?カジュアルすぎて「うーん」という感じ。
・シンプルに彼女が好きな場所に誘ったほうが良い、代官山とか表参道とか。深読みしすぎ。
・挨拶の一言「うす」……?池袋でデート前に「うす」と言われたら、帰りたくなります。
・ランチ(「HEARTH SMOKED GRILL&GALETTE」)、お店はオシャレで綺麗!◎
・池袋デート、予想通りのサンシャイン水族館。水族館行くなら、シャチショーとか見られる大きなところに行きたい。
・水族館で童心にかえるのは良いけど限度があるから、はしゃぎすぎは注意。カエル化現象起こる可能性大です(笑)。
・ガシャポンは皆大好き。絶対喜ぶと思う!◎
・カフェ「カクルル」が最高!店選び抜群
・付き合う前にツーショット写真は絶対取りたくない。ていうか勝手に撮ったら、写真消させて帰ります(経験あり)。
・池袋で夜景、というイメージが湧かない
【総評】
カジュアルに距離を縮めていく戦略だったこちらのデート。「池袋というローカルすぎるエリアは2回目のデートには合わないのでは⁉」という声がチラホラ上がっていましたが、選ばれたお店の評価はどれも抜群でした!この店選びはぜひ参考にしていただきたい。男性の皆さんはマップにマストで保存をお願いします。
また、個人差はありそうですが、「付き合う前にツーショット写真を撮る」のはやめたほうが無難そうです。「勝手に写真撮られたら帰るし、実際帰ったことがある」というなかなかハードな経験のあるZ世代女子も多いようです(今回ヒアリングした女子全員に経験ありでした……!)。
カジュアルに攻めるといっても、エリアや方向性によってはネガティブに捉えられる可能性がありそうですね……。勉強になりますね!
この記事を書いた人
PR会社アンティル所属。静岡県出身。2022年3月に大学卒業。大学時代からアンティルにて4年間インターンをし、PR領域に更に注力したい思いから、新卒でアンティルに入社。外食チェーン、自動車、ホテル、フィンテック企業などのPRを担当。自然が好きで、趣味は登山、スノーボード、海沿いドライブ。
Instagram:@kochan1017
Website:https://vectorinc.co.jp/business/pr/antil
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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