ロンブー田村亮は年1回以上のクルマの乗り換えで、気持ちインテグラ!原動力は「出会えないことで後悔したくない」
全部は無理でも、なるべく純正パーツがいい
服部 次に乗り換える車に目星はついているんですか?
亮 まったくですね。もちろん感覚的には「あれに乗りたい」というのはあるけど、どんな車が市場に出るかによって動き方も変わってくるから。求めている車種でもカスタムされて味がつきすぎている場合だってあるし。
服部 純正がいいってことですよね。俺も同じくです。
亮 全部とまでは言わないけど、できるだけ。けっこういじられている車って、自分のじゃなくて人の車を借りているような感覚に近いというか。最悪、カスタムされた車を買って純正にすぐ近づけられればいいけど、今ってその部品が出てこないでしょう。
服部 パーツがないとか高すぎるっていうのはこの連載でもしょっちゅう話題になりますね。
亮 結局全部戻すまでに1年半かかりましたみたいなのは嫌やし、俺がやりたかったことと違うなって。だから常に「ノーマルに近くて、いい車体が出てこい」と願うように探しています(笑)。
服部 パーツ問題もそうだし、旧車はとにかくトラブルが多い。今日も本当にすみませんでした……。
※取材当日、服部氏はサバンナRX-7で現場に向かう途中でトラブルが発生。急遽240Zに乗り換えることになり、現場入りが遅れてしまったことについて詫びています。
亮 全然ええよ(笑)。ロータリーエンジン(※)の車って、やっぱりややこしい感じ?
※ロータリーエンジン…ローターを回転させることで駆動力を得るエンジン。マツダのRXシリーズに搭載されていたことでも有名。現在、エンジンの主流はピストンの往復運動を駆動力に変換するレシプロエンジン。詳しくはこちらを。
服部 俺のだけかもしれませんけど、不調のほとんどはエンジン回りが中心ですね。運転自体は他の車と同様に慣れてしまえばって感じで、クラッチにちょっとクセがあるぐらい。インテグラはどうですか?
亮 今のところは調子いい感じやし、乗っていてとにかく気持ちいい!あとはVTECを堪能するためにマフラーを変えるかが悩みどころ。といってもなかなかいいのが見つからなくて。
服部 結局そういう話になる(笑)。
亮 前に乗っていたスズキ・カルタスGTiは故障してもパーツがないとか言われたし、三菱・ランサーEXターボのときも都内を走っていたら突然止まっちゃうとか。正直キリがない。
服部 止まっちゃったらJAFのお世話になるしかないっす。
亮 古い車はどうしてもね。でもランタボが止まったとき、JAFに頼らずに自分でなんとかできて。もちろん素人の付け焼き刃みたいなもんやけど、ちゃんと家まで帰れたときは嬉しかったな。YouTubeのコメントはめっちゃ荒れましたけど(笑)。
服部 視聴者さんたち、亮さんに厳しいですよね(笑)。
亮 観てくれるのは本当に嬉しいけど、「これ買え、あれ買え」とか、そうじゃないと怒られたり、まるで俺のことをコントローラーで操れるゲームの登場人物のように思っている人もいてます(笑)。これは俺の趣味なんだからいいの!ってね。
服部 インテグラともいつかお別れするんですよね。
亮 はい。短期間で乗り換えていく人になろうと決めたので。
服部 思い入れがある車を手放すわけだから、さみしくなったりは?
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