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【モリスレイ インタビュー】歌ってみた”最大級の祭典で2位を獲得!歌い手として成功する秘訣とは?

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歌い手たちが集う最大級の動画投稿祭「歌ってみた Collection(以下、歌コレ)」。そこで活躍している歌い手モリスレイさんがsmartに登場。その歌声の原点を教えてくれた!

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自分の声を武器に、
歌コレ2023秋TOP100での
2位入賞からさらなる高みへ

モリスレイさん

――歌コレ2023秋TOP100で2位入賞おめでとうございます。入賞されたご感想をお聞かせください!

モリス 2位を受賞できたのは、自分にとっての記録更新になりましたし、応援してくれたみなさんのおかげです。すごく嬉しかったのですが、実は今回はもしかしたら1位が狙えるかもと思えたタイミングもあったんですよね。だから、正直悔しい気持ちもありました。いい経験になりましたし、より努力していこうと思いましたね。

――今回はカンザキイオリさんの「文化になっていく」をラップアレンジで歌われています。なぜこの曲を歌おうと思われたのでしょうか。

モリス 僕はあくまで普段二次創作をしている立場ではありますが、今の自分の置かれている立場や取り巻く環境を考えたときに、とても共感できる歌詞で非常に印象に残っていました。それがこの曲を選んだ一番のきっかけでした。今まで歌ったことがないタイプの曲だったのですが、サビと最後のロングトーンで感情を爆発させるように歌いたいと思っていました。ラップアレンジにしたのは、自分の心情をより乗せたいと思ったからです。もともとラップパートのある楽曲なんですが、僭越ながら自分のカラーをもっと出してみようと考えていました。

――モリスレイさんは歌コレのルーキーランキングやTOP100で何度も上位にランキングされています。歌コレという場の魅力は?

モリス 「歌ってみた」発祥の地であるニコニコ動画が主催する唯一無二の公式イベントですよね。多くの方が注目しているイベントなので、「歌ってみた」の歴が長くない自分から見ると、多くの方に知っていただくチャンスだと思っています。自分という存在を多くの人にプレゼンできる場ですね。

――モリスレイさんが「歌ってみた」を初めて投稿されたのは2021年の4月。投稿を始めたきっかけは?

モリス 10年以上前からボカロや「歌ってみた」を聴いていて、いつか自分もやってみたいなとは思っていました。ここ数年で自分自身の環境が変化したことで、改めて挑んでみようという思いがグッと高まって。技術的にド素人でしたが、機材を集め、レコーディングからミックスまで自分ひとりで作り始めました。その後も基本的には一週間に一度、水曜日19時に投稿すると決めて、「歌ってみた」を作り続けています。

――これまでに90曲以上を投稿されていますが、歌う楽曲はどのように決めているのですか?

モリス 普段から「ニコニコ」のランキングをよく見るようにしていたり、SNSで流れてきた楽曲は積極的に聴くようにしていて、その中から選ぶことが多いですね。ただし、人気の曲だから歌うということは、あまりないかもしれませんね。自分は「がなり」を武器のひとつにしているところがあるので、ハイテンポだったり、サビにパンチ力がある曲を歌わせていただくことが多いかもしれません。

――投稿を始めて、どんな手ごたえがありましたか。

モリス まったく知名度のないゼロから投稿を始めたので、誰かが聴いてくださるだけでも嬉しかったです。中には感想をくださったり、褒めてくださる方がいる。そのことが自分にとってはシンプルに後押しになりましたね。

――影響を受けた歌い手さんはいらっしゃいますか。

モリス 普段は曲単位で聴くことが多く、「誰が歌っているか」で聴くことはあまりないんですが、それでも、「この人には敵わない」と思ったのは、あらきさんです。ハイトーンのパワーが特にすごくて、自分にはできない歌唱だなと衝撃を受けました。

――今後の活動の中でやってみたいことはありますか?

モリス 昔、自分がリスナーとして聴いていた、大好きだったボカロ曲を、自分で改めて歌ってみたいなと思いますね。たとえば、僕が初めて音源を買ったボカロ曲はトーマさんのアルバムだったんですが、そのトーマさんの「バビロン」は思い入れもあるので、いつの日か歌わせていただきたい楽曲の一つです。

――今後の目標をお聞かせください。

モリス 歌い手になって、初めて出演したライブの会場が「超パーティー」のさいたまスーパーアリーナだったんです。そのときは歌コレの成績からオファーをいただいてステージを踏むことができたのですが、いつか自分の力であのステージにもう一度立つことができたらなと。それを目標に更に精進していこうと思っています。

この記事を書いた人

ゲームを作ったり、小説を書いたり、本を作るお手伝いなどいろいろ。日々さまざまな制作現場にお邪魔して面白いことを探しております。美味しいカレーと極上のうどんを探し求めつつ。

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