なんと消防車132台分の消火水に匹敵!超耐熱ファイヤーブランケットが日本初上陸
執筆者: ライター/本間 新
消防機器などを扱うヨネ(京都市)は3月2日、ノルウェーの「Bridgehill AS」と日本企業では初めてとなる代理店契約を締結し、2023年4月1日から同社製のファイヤーブランケットを販売すると発表。
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製品名:CAR PRO X(カープロエックス)
材質:グラファイト(炭素繊維)、シリコンコーティング
大きさ:6×8m
定価:¥700,000
Bridgehill社のファイヤーブランケットは、1,500度の燃焼温度にも耐える炭素系素材グラファイトを採用しています。そのため、ガソリン車火災はもちろん、1,000度を超える高熱を発しながら長時間燃え続けるEV(電気自動車)火災やリチウムイオンバッテリー火災でも十分耐えられます。
このファイヤーブランケットで火災車両を覆うことによって、瞬時に火や煙、有毒ガスを内部に閉じ込め、ガソリン車/ディーゼル車の車両火災であれば、20分ほどで消火に至らせる事が可能。また従来の水・泡消火薬剤による消火方法では、放水中に有害物質を含む煙と消火に要した汚染水が大量に発生しますが、このファイヤーブランケットは水を一切使わず、煙も発生させないため、従来の消火方法と比較して非常に環境にやさしい消火方法となります。
取扱いはとってもシンプル&スピーディー。スマートバッグ(収納袋)からファイヤーブランケットを取出し、広げて、対象物を覆うだけ。あとはファイヤーブランケットを車両と地面に密着させてそのまま火が収まるのを待ちます。ファイヤーブランケットで覆った状態で消火するまで置いておく、または消火隊が到着するまでの火災制御方法として活用するのも一手です。
水や泡消火薬剤以外の消火方法としてプロ消防隊だけでなく、道路管理者や大型駐車場などの自動車関連事業者、またはバッテリーを扱う大型倉庫や工場関係者の皆様に提案・販売予定とのこと。
詳細はヨネ株式会社HPまで。
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この記事を書いた人
スニーカーとアメ車、CODを愛するエディター/ライター。年間約500足のスニーカーを取材し、約400本のスニーカー記事を執筆。
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