春の門出に必ず喜ばれる“手土産お菓子”5選!元看護師がつくる絶品どら焼きから濃厚うに味せんべいまで
執筆者: エディター・ライター/相馬香織
春は別れや出会いの季節。入学や転勤などで新生活を迎えるという人も多く、初めましての人とあいさつをする機会が増える時期でもあります。初めての人とのコミュニケーションツールとして役立つのがちょっとした手みやげおかし。ひとつあるだけで、お互いに緊張もほぐれ会話が弾むことも。本記事では、年間300種類以上のお菓子を食す「お菓子マニア」のアンリさんに、新生活のあいさつにおすすめしたいおかしを紹介していただきます。
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①常陸風月堂「万羊羹 笠間」
茨城県日立に店舗を構える和菓子屋・常陸風月堂の栗入りようかん。日本一の栗の産地である茨城の「笠間栗」をごろっと使用していて、甘さ控えめな北海道産小豆が栗の食感を引き立ててくれます。栗は栗農家から直接仕入れ、ひとつひとつ手で剥き、あっさりとした味わいの特徴を生かす味付けに。年代を問わず喜ばれるおかしです。
アンリさん「1本3,240円と少し高級なおかしですが、新生活のあいさつや新しい場所での最初の一歩として、手みやげにおすすめしたい商品です。栗がゴロゴロと入っていて、パッケージを開けたときのインパクトも大!会話のネタにもなりそうです。賞味期限が1カ月なので、日持ちするところも喜ばれるポイントです」
②どらやき⊕みならい「どらやきみならい」
後継者のいない大分県豊後高田市の美味しいどら焼きの味を守りたいと、当時看護師をしていた「どらやき ㊉ みならい」のまなみさんが仕事を辞めて弟子入り。クラウドファンディングで資金を集めて作り出した商品。あんにも生地にもこだわって作られるどら焼きは絶品です。
アンリさん「ひとつひとつ丁寧に作られているふっくらと分厚いどら焼きは、師匠の味に感銘を受けたご夫婦が伝承していて、生地もあんもこだわりぬかれています。5個で1,700円とお安くはないですが、和紙で個包装されていて高級感があり、手みやげにもぴったり。中の粒あんは甘さ控えめなので、甘いものが苦手という人でも食べやすいと思います」
③ガトーフェスタハラダ「グーテ・デ・ロワ」
群馬県高崎市に本店を構え、全国の有名百貨店にも出店している人気のガトーラスク。地元の製粉会社と共同開発により生み出された小麦粉を使用し、毎日3万本以上のフランスパンを製造。そのフランスパンに上質なバターを加え、丁寧に作り上げたラスクはサクサクの食感で、バターの香りが口いっぱいに広がります。
アンリさん「サクサクっとした軽い食感で、小麦の味にバターや砂糖の甘みがマッチして、シンプルで食べやすいラスクです。全国の有名百貨店でも取り扱われているので、急に手みやげが必要になったときでも買い求めやすいというのもポイントです。クセがなく万人受けするおかしなので、初めて会う人にも渡しやすいおかしだと思います」
④江戸越屋「ありが東京プレミアム 濃厚うに あげせんべい」
和風のギフト菓子を手掛ける江戸越屋の中でも人気の高いあげせんべい「ありが東京」。いくつか味の異なる商品がラインナップされていますが、この「濃厚うに味」は、濃厚な練りうにをふんだんに使った特製だれで味付けをしていて、お米の自然な甘さとうにの旨味が凝縮している逸品。おやつとしてだけでなく、おつまみにもぴったりで、手みやげやギフトにもおすすめ。
アンリさん「『東京から日本の社会をもっと明るく』をテーマに、茶袋を手がける会社が開発したおかし。濃厚うに味はお酒のおつまみとしてもおすすめで、上司へのギフトや仲のいい取引先の方への手みやげにもおすすめです。小分けになっているので配りやすいというところもポイントです」
⑤五感「ええもん」
米粉や小麦粉、ハチミツ、バターなど素材にとことんこだわって作られている黒豆入りのマドレーヌ。商品名「ええもん」の由来は、いいもの、価値のあるもの、上等なものという西日本で使われる言葉で、舞妓や芸妓が話す祇園言葉では「おやつ」を意味するとも言われているのだそう。素朴でやさしい味わいなので、誰にでも喜ばれること間違いなし。
アンリさん「ハチミツのやさしい甘みが感じられるほわほわの生地に、しっとりとした黒豆が混ぜ込まれているマドレーヌです。5個入りで1,000円程度のお値段なので購入しやすく、気軽に渡すことができます。パッケージもおかしもシンプルなので、シーンを選ばずに活躍してくれそうなおかしです」
購入サイト【五感オンラインショップ】
※高病原性鳥インフルエンザ発生の影響で鶏卵の供給量減少が見込まれているため、当面の間販売休止。
Profile/アンリ
日本全国の人気お菓子や旅情報を発信するメディア、47おかしメンバーとして活躍。年間300種類以上のおかしを食べる「おかしマニア」。
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文=相馬香織
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この記事を書いた人
映画配給会社を経て、出版社で企画立ち上げ、海外取材などを数々こなし編集長に就任。現在はベトナム・ハノイを拠点に、日本、韓国を飛び回りフリーランスの編集者として活動中。趣味はアクセサリー製作。インスタではベトナム情報をメインに発信中。
Instagram:@_kaori.soma
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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