【海外の20代お洒落男子のインテリア事情】こだわりが詰まった空間づくりがカッコよすぎる!
執筆者: エディター・ライター/相馬香織
インテリアはこだわり始めるとキリがない、まさに「沼」!そんな「部屋づくり沼」に落ちた、20代の海外お洒落男子2名のリアルなお部屋を訪問。それぞれの個性が出たこだわりの空間を、のぞき見させていただきましょう。
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目次
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お気に入りに囲まれた
アーティスティックな空間
Image Maker
SimJaeさん(24歳)
【ソウル・3LDK】
フォトグラファーとしても活躍するSimJae(シムジェ)さんは、ソウル中心部に位置する一戸建ての賃貸で一人暮らし。さまざまなブランドやアーティストのビジュアルを撮影しているため、フィルム処理のために通う忠武路(チュンムロ)にも近く、人気のカフェが多い漢南洞(ハンナムドン)や打ち合わせの多い江南(カンナム)エリアにも通えるという立地が気に入って物件を選んだそう。「仕事ではエネルギーを使っているので、家には好きなものを置いて、自分がリラックスできる空間にしています」と語るシムジェさん。リビングにある作業スペースや、ユーティリティルームには、雑貨や本などお気に入りのものをたくさん並べて、型にハマらない自分だけのアトリエのような空間を作り上げている。
作業ルームを兼ねたリビングルーム。衣類や小物がさまざまな色づかいのため、机や棚などは、白や黒でバランスを取るようにしているのだそう。
自身のコラージュ作品は忠武路にある「ドンウArt」でオーダーし、額装している。「今年は韓国だけでなく、日本やいろいろな国で展示を企画しています」
「SAY TOUCHE」の広角ミラーは、リビング全体を映してくれるのでお気に入り。
古本屋で購入した日本の雑誌。「2000年代の日本のストリート雑誌が好きで、この時代の文化や感性からたくさんの刺激を受けています」
「『Stone Island』の1990〜2000年代のビンテージが好きで、インターネットの中古品サイトなどで購入しています」
「SUNDAY」の29インチBMXは昨年購入して以来、よく乗っているそう。
カメラ機材を入れているのは、最近購入した 「PELICAN」のケース。
アメリカ製のカラフルな雑貨。どんどん増えているが、眺める時間も楽しいんだそう。
画像処理が終わったフィルムもインテリアの一部に。撮影は3.35mmのフィルムカメラで撮影を行っている。
カラフルな小物を効かせた
ミッドセンチュリーモダン
アパレルブランド経営
Ohiさん(29歳)
【ホーチミン/1LDK】
べトナムの最大都市・ホーチミンで、2つのアパレルブランドとキャンドルブランドを経営しているOhi(オヒ)さん。緑も多く、ベトナムとは思えないほど静かなエリアに住んでいるが、窓からは中心地の高層ビルを望むことができるのが自慢。「ドイツのバウハウスに影響を受けた、ミッドセンチュリーモダンなインテリアが好きなんです」という自宅は、木目調の壁や床に、グラフィカルな家具や鮮やかな色彩の雑貨や絵画を合わせ、温かみのある空間を作り出している。とくにこだわっているのは、照明器具。リビングの大きなランプシェードをメインに、さまざまなテーブルランプが部屋を彩る。「一緒に暮らす2匹の猫とともに、一日の終わりにソファでくつろぐことが、何よりもリラックスできる時間です」
統一感のある色味でまとめたリビングダイニング。
「HAY」で購入したランプはお気に入りアイテムのひとつ。「ベトナムで購入できないものは海外から取り寄せています」
タイのウッドファニチャーブランド「anew craft studio」のトレイにパロサントなどを置いて香りを楽しんでいる。
古本屋で見つけた絵画のポストカードを、インターネットで購入した額に入れて。部屋にはさまざまなアートピースを飾っている。
シューズボックスには、「IKEA」で購入したオブジェをディスプレイ。
3人のベトナム人が立ち上げたデザインブランド「SŌNSŌN」の置物も部屋のインテリアのポイントに。
ポットやマグカップは、ベトナムとヨーロッパのエッセンスが詰まったテーブルウエアブランド「amai」で購入したもの。
レコードを集めるのも好きだというオヒさん。カーペンターズなどの洋楽のほかに、日本のシティポップも好んで聞いているそう。
お気に入りのアイテムだけをそろえたクローゼット。自身のブランド「HEE BY OHI」のほか、AMI PARISやMAISON KITSUNÉを好んで着ている。
Photography_SimJae(Korea), Yoshiko Kojima(Vietnam)
Text_Kaori Soma(Korea)
Cooperation_MooJin Lee(Korea)
Text & Coordinate_Kaori Soma(Vietnam)
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この記事を書いた人
映画配給会社を経て、出版社で企画立ち上げ、海外取材などを数々こなし編集長に就任。現在はベトナム・ハノイを拠点に、日本、韓国を飛び回りフリーランスの編集者として活動中。趣味はアクセサリー製作。インスタではベトナム情報をメインに発信中。
Instagram:@_kaori.soma
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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