【ムシンサ】韓国で約1000万人が使うファッションプラットフォームで“韓国トレンド”を網羅せよ!
執筆者: ライター・エディター/コマツ ショウゴ
2022年の夏、日本での展開がスタートした、韓国最大のファッションプラットフォーム「ムシンサ」。数え切れないほどある取り扱いブランドの中から、チェックしておきたいブランドを厳選して紹介。
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独自のセンスで解釈し
トレンドとクラシックを融合
BLUR1.0〔ブラー1.0〕
2018年にソウルで設立。ブランド名は、“ぼやける”を意味する“ブラー”と、ソフトウェアのバージョンを表す“1.0”で構成され、文化とアートとファッションの境界線をぼかし、ひとつに表現しようとする思いが込められている。トレンディさをブランドならではのムードで再解釈したアイテムがそろい、気の利いたシルエットやベーシックで洗練されたクラシックカラー、ユニークなアートワークデザインで着る人の個性を引き出す。現代的なニュアンスを漂わせるプレッピースタイルで、洒落感ある着こなしが完成する。
スタジャン¥53,500、スウェット¥14,646、パンツ¥25,256/以上すべてブラー1.0(ムシンサ グローバル ストア global.musinsa.com)、その他/スタイリスト私物
遊び心のあるデザインで
スタイリングにスパイスを
YOUTHBATH〔ユースバス〕
ブランドスローガンである“youth be at the head(若者が先導する)”を略したヤングカジュアルユニセックスブランドの「ユースバス」は、2017年にソウルで始動。キャッチーなカラーリングやゆるいタッチのイラストが落とし込まれたアイテムが多く、形式に囚われない自由をウエアで追求する。そのコーディネイトの主役にふさわしいデザインは、いつものファッションに一点だけ取り入れたとしても遊び心が加味され、佇まいを格上げしてくれるはず。着こなしのマンネリを解消するために、ワードローブにスタンバイさせておきたい。
カーディガン¥18,071、デニムパンツ¥15,471/ともにユースバス(ムシンサ グローバルストア global.musinsa.com)、その他/スタイリスト私物
ミニマルなデザインで
肩肘張らない着こなしに
COOR〔クアー〕
デザインはミニマルで、豊富なカラーバリエーションを揃えている「クアー」は、「ムシンサ」によって日本初上陸を果たした注目のブランド。簡潔で調和のとれた美しさを追い求め、年齢や性別に縛られず、同じ時代を生きる誰もが共感できる自然体を表現している。シンプルかつベーシックなアイテムは、上品さと洗練された雰囲気に仕立てられ、着る人を選ばない。ロゴやグラフィックを排したプレーンなデザインは、素材やパターンやシルエットで周りと差をつけ、スタイリッシュなコーディネイトを演出してくれることだろう。
ダッフルコート¥59,627、ニット¥23,165、パンツ¥20,623/以上すべてクアー(ムシンサ グローバル ストア global.
musinsa.com)、その他/スタイリスト私物
着回しやすい定番アイテムに
濃厚なブランドらしさを反映
Wai Kei〔ワイケイ〕
イルカを自宅で育ててみたい、という少年少女の夢をテーマに掲げたコレクションから、2017年にスタートした「ワイケイ」。エッジを効かせつつ愛らしさを感じる世界観をベーシックなアイテムに反映して、コンテンポラリーなルックで提案しているのが特徴だ。イルカや子犬を用いたキャッチーなグラフィックをはじめ、素材やパターンにこだわっているシンプルなデザインなど、ポップからシックまでの振り幅が広く、コーディネイトをワンランクアップしてくれるジェンダーレスなラインナップの中から、スタイリングの軸となるお気に入りの一着を見つけたい。
ニット¥16,416、パンツ¥13,519/ともにワイケイ(ムシンサ グローバル ストア global.musinsa.com)
韓国最大ファッションプラットフォーム
『MUSINSA』とは?
2001年にオンラインファッションコミュニティとしてスタートした「ムシンサ」。2009年にはEコマース「ムシンサ ストア」をオープンし、現在の韓国国内の会員数は人口の5分の1となる約1000万人を記録する。カジュアルやストリートからラグジュアリー、スポーツ、ビューティまで、今トレンドの韓国ファッションを提案。これまでの取り扱いブランド数は7,000を越え、韓国最大のファッションプラットフォームに成長した。2022年7月にオープンした「ムシンサ グローバル ストア」で日本からもショッピングが可能となり、日本未上陸ブランドも入手できるようになった。今後は日本のブランドやクリエイターとコラボレーションする予定があるとのことなので、今後ますます目が離せない。global.musinsa.com
Photography_TATSUYA YAMANAKA
Styling_HIKARU KOMURA
Hair & Make-up_YOSUKE TOYODA[ROOSTER]
Model_RYUHEI CHISHIMA[NUMBER EIGHT]
Edit & Text_SHOGO KOMATSU
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この記事を書いた人
フリーランスのエディター・ライターとして、雑誌やウェブメディアの企画を手掛ける。ファッション、カルチャー、アウトドアのジャンルを中心に、幅広く活動中。
Website:https://smartmag.jp/
お問い合わせ:smartofficial@takarajimasha.co.jp
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